続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

躍動的な彫刻の馬頭観音・鍛冶屋薬師堂

2022-09-28 15:27:35 | 兎川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

稲刈りが始まってます。

2人とも今朝はあまり遠出したくないようです。

橋を渡らずに、蕨沢川の東を歩きます。

石造物群は、ツル草に埋もれています

この道はまっすぐではなく、つづら折りと言うほどではないけれど、曲がりくねった道です

 

赤城山は、その姿をはっきりとは見せていません。

 

ひめちゃんちに、秋明菊が咲き始めました。

季節の花です

 

 

 

中村城跡から、さっき気になった赤い屋根の建物に廻り込みます。

鍛冶屋(かじや)薬師です。

鍛冶屋があったので地名になったのかな?

あれ、道標がある

通り道から引っ込んでるのに

「東 山上中村」かな?

 

以前来た時よりすっきりした感じです

 

石造物のみなさん、こんにちは

合掌

 

御堂の中の仏様にもご挨拶です。

『粕川村誌』によれば、

薬師石碑一対(立、座)凝灰岩風化甚し、逗子入り木像物三体(薬師一、不動二)

とあります。

合掌

 

お暑うございます

さて帰りましょう。

 

あれ、さっきは目に入らなかった馬頭観音がすごい

都合で2枚になってしまいました。

でも、躍動的な馬の姿があります

下は3猿かな?

 

明治の年号の馬頭観音もあります。

 

人々の往来があったのです。

馬頭観音はあるし、道標はあるし、もしかしたら薬師堂のすぐ前は道だったかも知れないね

さて、余り暑くならないうちに、兎川を渡って帰りましょう

 

 

 

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伝承にのみ「中村右馬之丞」の居城(中村城跡)

2022-09-27 15:03:15 | 兎川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

今朝は久しぶりに山上城に行こうか

 

裏から攻めるんだね

諏訪神社前のあぜ道に入ります。

現在西からの進入口は、延びすぎた雑草のため、ちょっと通行不能です。

 

畑の一角には花木が植えられていて、八重の槿が満開です。

ひめちゃんちでは、槿は一重にこだわって、八重は一本も植わってません。

でも、八重もきれいだね

 

堀切外の農道に出る道、カーブミラーがあります。

右手には、ぶどう棚かと思ったら、キウイの棚かな?

ひめちゃんたちは左折して、山上城に入ります。

 

本丸址の指標が見えます。

かゆいよ

蚊がいるみたい

急いで下城しましょう。

 

蕨沢川を渡って帰ります

 

 

 

 

 

兎川に架かる中町橋のそばに、百番供養塔&道しるべがありました。

左大胡の方に行ってみます。

まもなく突き当たりです

 

付近にある一番細そうな道に入ります

右手に、曰くありそうな赤い屋根が見えます。

確かあそこは薬師堂だったと思います。

帰りに寄りましょう。

 

しばらく行くと、姫塚ですって

そういえば、大分前に来たことあります

由来がありそうですけど、読めません。

この辺りは中村城跡といわれる所なので、落城の折、非業の死を遂げたお姫様のお墓と言うことになるのでしょうか?

右の石仏はかなり小さく古そうです。

お姫様は幼少でなくなったのかな?

 

クンクン、タバサねーちゃん落ち着きません

しつこく情報収集しています。

 

前方から、大きなミックス犬がやって来ます

「こんにちは。こちらは14才の女の子、おばあちゃんです。男の子ですか?」

「そうだよ。こっちも13歳だよ。」

軽く挨拶して、バイバイ

 

姫塚の先には、ここ中村城跡の説明板があります。

お堀の跡が残ってます。

 

中村城跡の説明板です。

伝承にのみ「中村右馬之丞」の居城と伝えられている。

古文書に出てこないのに、しっかり居館跡が残っているんですね

 

お堀西北の外には、石宮が二基あります。

片方は竜神様のようです

赤い曼珠沙華の中の竜神様、パワーが残ってそうです

 

少し暑くなってきましたわ

そろそろ帰りましょうね

でも、も一ヶ所、さっき見えた赤い屋根のところに寄っていきましょう

 

(つづく)

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中町橋の道しるべ

2022-09-26 16:15:45 | 兎川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

久しぶりに影がくっきりのお散歩です

どっちに行こうかな?

 

2人の意見は一致したようです。

 

張り切って歩き始めます

 

弾む足取りです

 

天神田(字天神の田んぼ)を歩きます。

今朝は久しぶりに赤城山が見えます

 

2人の足は、当然ケンくんちに向かいます

ケンくんは、いました

おはよう、ひめちゃん

濃厚接触です

タバサねーちゃんもいるわよ

久しぶりに、濃厚接触できました

ひめちゃんは大満足、タバサねーちゃんも満足です

さあ、早く帰って朝ご飯にしましょう。

 

 

 

先日、常広寺に行った帰り、タバサねーちゃんと少しドライブです。

お隣・旧粕川村のプチ史跡巡りでもして行こうか

 

山上城跡公園の南側を西に、龍源寺の裏を道なりに走ります。

たんぼ道をしばらく行くと橋を渡ります。

橋は中町橋、川は兎川(うさぎがわ)です。

兎川が勢いよく流れています。

 

橋を渡ると、左手に大きな石造物があります。

落ち着かない空間に、ぽつんとあります

 

大きな百番供養塔です。

ムム、下に文字がある

下の方が一部埋没していそうだけど、「東大まま(大間々)、右やまかみ(山上)、左大ご(大胡)」かな?

 

道しるべを兼ねた百番供養塔だったのです

何度も通って居ますけど、初めて気がつきました。

ここは交差点だったのです

橋を渡って、山上や大間々に行っていたのです。

昔の道はまっすぐではなかったのです。

 

左の細道に入ってみましょう。

 

(つづく)

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うさぎ川物語・最終章(蕨沢川に合流)

2022-09-04 15:24:03 | 兎川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社の前を南に下ります。

 

山上城の方に行こうよ

雨上がりだし、入り口が雑草だらけだよ

また今度にしましょう

 

山上城の西の田んぼを廻って、三の丸公園の南を帰ります。

今朝の山上城、何となく荒城の月が似合いそうな雰囲気です。

 

さてさて、あの場所目指して歩きましょう

姉妹は、ケンくんちに寄ります。

 

ケンくん、いるかな?

いたことはいたけど、こちらに出られないようです。

このところ雨が多いから雨対策仕様かな?

 

後ろから、「タバサねーちゃんも来たわよ、出てらっしゃい

でも、出てこれないようです。

又来るわよ、バイバイ

タバサねーちゃんも、何時の間にかケンくん大好きになったようです

 

 

 

兎川(うさぎがわ)は、県道3号線沿いにある膳会議所の辺りで、蕨沢川に合流します。

 

今いる正確な現在地は、道の反対側になります。

 

蕨沢川に架かる佐賀橋の北側で、兎川は蕨沢川に合流しています。

うさぎ川物語・最終章の場所です

 

もう少し上流を確認するには、県道3号線に戻るしかないようです。

 

県道を歩くと、すぐに右折の道があります。

おや、角に何かあるぞ

馬頭観世音、明治31年ですって

 

川の方に行ってみます。

右に見える石は、単に石でした。

 

兎川にかかるこの橋には、川の名も橋の名もありません

 

上流を見ると、すぐ上にも橋が架かります。

後で行ってみると、あの橋は、個人のお宅への橋でした

 

下流の流れです。

この先で蕨沢川に合流しています

 

橋の奥に見づらいですけど、砂防指定地兎側の表示です。

現在地がちょっとずれています。

膳八幡神社の脇を流れて蕨沢側に合流している川は、膳八幡川ですか

初めて聞く川の名前です

 

 

県道3号線に戻り、道の反対側を確認です。

 

デマンドバスのバス停、膳東出荷所かな?

石造物があります

変わった形の道祖神です

どうしてこの石が選ばれたのかな?

 

佐賀橋を渡って、膳会議所の方に戻ります。

 

会議所の脇を流れる蕨沢川、上毛電鉄の線路の下を南に流れます。

この後は、蕨沢川物語です

 

 

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さいこう寺橋の謎

2022-09-02 15:08:31 | 兎川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに、堀之内を北に出ます。

サルビアの咲く道を、岩神沼目指して歩きます。

沼下のヒマワリは、すっかりシーズンオフです。

しっかり種が出来ています

 

岩神沼に到着です。

ひめちゃんは、ジーと何かを見つめています。

沼の向こうの田んぼに見える、雀除けのカイトかな?

 

怪しい奴がいるよ

 

 

 

 

先日、ギフト用においしいシフンケーキを求めて、兎川(うさぎがわ)沿いの卵屋さんに行ってきました。

午後1時からの開店です。

 

もう少し時間があります。

隣を流れる川を確認です。

けっこう深い流れです。

 

川の名は、兎川(うさぎがわ)です。

 

橋の名は、さいこう寺橋です。

漢字表記がないので、どのような漢字か分かりません。

普通に考えれば、付近に「さいこう寺」があったという事になります

以前、卵屋さんで、「ここにはお寺があったんですか?」と聞きました。

お店の人は、「お寺があったという話は聞いた事ありません。」

『南勢多郡の廃寺』(群馬県勢多中部仏教会 平成23)にもありません

橋の名で残ってるのだから、確かにあったはずなのですけど

 

向こうに見える森は膳城です。

 

兎川は膳城の南を流れて、やがて蕨沢川に合流します。

膳城のこちらのあの建物は、この卵屋さんの鶏舎かな?

 

 

そろそろ開店時間です。

運良くシフンケーキを、ホールで3ヶゲットできました

常広寺と大工さんの分と我が家の分、ゲットできました。

 

 

常広寺に建設中だった、郷右衛門さん供養塔の屋根は完成です

これからは、足場を六地蔵さんの方に移して、作業続行だそうです。

心ばかりの感謝の品をお届けして帰ります

 

おや、何時の間にか居着いたという猫です。

ツワモノです

 

 

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