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続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

若葉茂れる市城の牧のサイカチ

2025-05-28 20:27:22 | 吾妻紀行

ひめちゃんは堀之内を西に出て、天神田(字・天神の田んぼ)を歩きます。

出だしは路面が濡れていて、昨夜降ったみたいです。

でも、朝日が差してきました

字・天神には、天神様がありました。

古い地図だと、左の森の中に天神宮があります。

 

天神たには、誰もいません。

 

そのうち田んぼに水が入ったら、水鳥がやってくるかな?

 

 

 

5月20日、国道353号線を吾妻から帰ります。

後ろに、大きなトラックがひっついています。

あまりスピードは出したくない

あ、市城の牧のサイカチ

ここには、駐車スペースがあります。

急遽寄って、トラックにさよならです

 

 

サイカチの木の東側に、十分な駐車スペースがあります。

 

 

説明板等は、国道反対側の北側です。

国道を渡って、説明板を確認です。

「日本でも有数の巨木である」「樹齢は五百年以上と推定される」とあります。

サイカチはマメ科の落葉高木で葉は羽状複葉、六月ごろ若葉の間から淡黄緑色の小さい花を房状に付ける。豆果(さや)は長さ三十cm位でねじれている。薬用になり、利尿、去痰の効果がある。昔は石けんの代用にもした。また、馬を洗うのにも用いられたという。

ここら辺は、市城の牧があった所と推定されているのです。

 

マメ科ですって

藤やアカシアと、同族だ

この日、道中おいしそうなアカシアの花がたくさん見られました

上野国山上では、もう散っていましたけど。

少しだけ開いたアカシアの花の天ぷら、季節の味わいです

先日、旧赤城村の蜂蜜屋さんでも、やはり季節の味として話題になりました。

 

 

北から見たサイカチの木です。

若葉が繁つてます

花はまだ咲いていないようです。

 

 

国道を渡って、南側に戻ります。

 

よくよく葉っぱを見ると、藤やアカシアとそっくりだ

種を飛ばしてたくましく繁殖していくのでしょう。

 

 

あれ、ちょうど電車がやって来ます

 

いつか、JR吾妻線の旅もしてみたいものです

 

付近を見渡すと、サイカチの木が何本もあります

サイカチの木は、はびこる木でもあるようです。

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ひでさんの絵と顕徳寺・芭蕉句碑

2025-05-26 18:21:59 | 吾妻紀行
ひめちゃんは、堀之内を北に出て、岩神沼に到着です

ちょっとお久しぶりです。

 

だーれもいません

変だね

お散歩の子にも会わなくなったし、水鳥のみなさんにも会わなくなったね

 

赤柴の超老犬・プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃん、元気だね

長生きするんだよ

 

 

 

5月20日、吾妻郡中之条町のミュゼに出かけました。

企画展のチラシに、鈴木ひでさんの絵があったからです

昨年の秋、群馬の長谷川町子こと鈴木ひでさん作品の企画展がありました。

とても懐かしく心和む絵でした

いろいろありましたけど、ひたすら彼女の絵に感動です

 

今回も何枚もありましたけど、印象に残った2枚です。

 

前回、彼女は絵の為に嬬恋キャベツを東京に運ぶトラックも助手席に飛び乗って家出、自分の人生を開眼させたという逸話に勇気をもらいました

もう少し早く出逢いたかったな

 

 

さてせっかく吾妻まで来たのだから、中之条のお隣・原町の顕徳寺の芭蕉句碑を確認していきましょう

とりあえず顕徳寺近くのケンタッキーを、ナビの目的地に設定して出発です。

途中、山奥の町なのに、新里にないもの(店や銀行)がいっぱいあることに驚きです

ケンタランチでランチしながら一休みです

 

 

後は迷うことなく顕徳寺に到着です。

駐車場は少し迷いましたけど、境内に駐車できました。

ここの左側に、広くはないけれど駐車場があります。

 

 

駐車場の隣には、北辰堂です。

合掌

 

 

駐車場から出る角に、芭蕉句碑です

 

うくいすや柳のうしろ藪の前

安政年間の建立と推定されているとのことです。

 

 

あれ、句碑の向こうに馬に乗った方が見えます

 

 

将軍地蔵

『ぐんまのお寺 真言宗Ⅱ』(上毛新聞社 平成13)によれば、

「大門前の将軍地蔵なども注目される」とあります

 

 

山門をくぐって、参拝です。

 

山門の右後ろには、真新しいオガケのお地蔵様です。

こんにちは。

合掌

 

 

山門をくぐると、マニ車です。

即身成仏ですって

今は望んでいません。

パスです

 

 

落ち着いた本堂です。

合掌

右奥は庫裏らしいですけど、静かすぎて足をむけられません

 

 

本堂左は、観音堂です。

前掲書によれば、

顕徳寺観音堂は、吾妻三十三観音札所の十三番札所宝王山光原寺であり「いさぎよく光をはなつ光原寺、明らかなれや暗をてらさん」という御詠歌と共に、多くの善男善女の参詣がある。

合掌

 

 

マニ車を通って、参道を下がります。

本来の参道・始点まで歩きます。

 

 

振り返って、顕徳寺です。

参道入り口には、大きな大きな庚申塔です

大きな大きな大青面金剛もあります

こちらが、先の「ぐんまのお寺」にあった角田無幻筆の大青面金剛のようです

 

国道353号線に戻って家路を急ぎます

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続・お久しぶりの箱島湧水

2024-12-06 16:15:45 | 吾妻紀行

ひめちゃんは堀之内を西に出ます。

諏訪神社の前で左折、あぜ道を上ります。

山上城を来たから攻めるのかな?

太い首は、七海ママだね

 

途中で歩の道をたどって戻ります。

あちゃあ、黄色い帽子の集団です。

低学年の子が大きなマスクをして集団登校です。

ひめちゃんはちょっと緊張したけど、静かに見送れました。

あんなに大きなマスクしてたら、友達の顔覚えられるのかな?

 

ムーハウスガーデンの椿、ピンク系以外にも咲いてきました。

えくぼのような白い斑点、花によって出方が違います。

 

 

 

(箱島湧水・水源を確認しました)

上の不動堂にも寄って行きましょう

手すりにつかまって、ゆっくり昇ります。

手すりがあるのはありがたい

 

なぜか狛犬もいます。

合掌

現役で活躍中のようです。

 

石造物のみなさんにも、合掌

狛犬さん、古き良き時代の日本製の狛犬さんです

 

さて階段を降りて、水をくみましょう。

右の大杉の根元から湧水が湧き出てます。

左の大杉の下には、「湧水の怪」の説明板です。

 

 

ここは榛名湖とつながってるのかな

昔、原町の善導寺に第二世「円光上人」という人がいました。そこへ怨敵に追われた木部管内少輔の「北の方」(円光の母)が突然訪れ、よもやま話をしていましたが、円光は母が追われている身とは知らず、翌日何気なく別れを告げたが、それが最後の別れで、母は息子に会え、思い残すことはなく、榛名湖へ向かい侍女とともに入水して果ててしまいました。その後榛名湖には大蛇が棲むという話が取り沙汰され、その大蛇は北の方の化身だと思われていました。そこで、供養の為、北の方の位牌を榛名湖に納めました。ところが、その位牌が、なんとこの不動堂の湧水の所から所から出たといいます。そしてこの位牌は現在もなお不動堂に納められています。

 

木部姫伝説の記事が数編、「黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ」にあります。

木部氏館跡の心洞寺(木部姫伝説)

 

 

もう一度、水源を確認です。

咲くがなく、平石があって、水をくめるところがあります。

でも、強い流れです

ペットボトルを流されないように、水を入れるのは、結構大変です

しっかり湧水をいただいて帰ります

何人もやってきますけど、ひたすら湧水をくんで帰って行きます

 

 

湧水の下のこの風景、明治43年の箱島湧水発電所の記憶です

 

 

新しい駐車場に戻ります。

吾妻路の秋景色の中を、また県道35号線(日陰道)で帰ります。

 

 

湧水の水は、コーヒーと緑茶でいただきました

水道水と違って、マイルドでした

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お久しぶりの箱島湧水

2024-12-05 16:21:48 | 吾妻紀行

ひめちゃんは、赤柴の超老犬・プーちゃんの前を通ります。

プーちゃんは立ち上がって、呼んでます

ひめちゃんは、完全シカトです

堀之内の西を歩いて帰ります。

去年実っても刈り取られることなかった田んぼ、また同じ運命をたどりそうです

何か気になるにほいでふよ

あちこちで野生の逆襲が始まってるからね

赤城山がちょっと寂しそう。

 

 

 

11月28日、久しぶりに吾妻路をドライブです。

秋景色を楽しみながら、箱島湧水(はこしまゆうすい 吾妻郡東吾妻町)で、おいしい湧水をくんでこよう

2リットル入りのペットボトル3本、持って出かけます。

 

国道353号線をひたすら行って、大正橋で利根川を渡ります。

あの榛名山の北側に行きます。

国道353号線に別れを告げて、吾妻川南岸の県道35号線(ひかげ道)に入ります。

ひたすら西へ行きます。

 

 

コンビニが全くない

確か2、3軒はあったはずだけど

 

箱島湧水→の表示に従って左折、心細く曲がりくねった細道を進みます。

箱島湧水観光駐車場に出ました。

あれ、あったっけ

どうも新しくできたようです。

きれいなおトイレもあります

 

駐車して坂道を登ると、記憶にある駐車場です。

ここにもまだ駐車できます。

説明板もあります。

箱島湧水の水で、初めてここら辺に電気がともったんでしたね

ここは東吾妻町ですけど、所々に東村の表示が残ってます。

その昔は、吾妻郡東村(あがつまぐんあずまむら)だったのです。

 

表示に従って、ぬれた山道を歩きます。

行き止まりを左折すると、ゴウゴウと流れる滝のような流れが見えます。

あの奥が箱島湧水です

記憶より近かった

 

 

水源を確認です。

 

大杉の根元から、ゴウゴウと勢いよく湧き出してます

 

「箱島の名水」説明板です。

 

大杉の根元には、たくさんの石造物です。

朱の残る不動明王です。

 

庶民信仰の力強さにあふれています。

みなさんに合掌

 

 

さて石段を昇って不動堂に参拝です

手すりはありがたい

 

 

(つづく)

 

 

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どうぞお参りください(岩井堂観世音御堂)

2022-08-21 15:31:27 | 吾妻紀行

雨上がりの朝、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、諏訪神社前を南下します。

山上城は濡れていて歩きにくいかもだね

今朝の山上城跡公園は、歩きにくそうだから左折せず、そのまま行きます。

 

字西久保の田んぼには、鳥除け獣除けのアイテムが出そろい始めてます。

 

山上城の南郭(現在は元町集会所のある所)の北側を帰ります。

何人もの人が草刈り機を持って、集会所に入っていきます。

今朝は地区の人総出の草刈りのようです。

ひめちゃんたちは、人が多いので落ち着きません

 

常広寺の東に出て、やっと落ち着きました

あの画面中央奥の鬱蒼とした木立の南に、天神川の名の由来の天神宮があったと思われます

 

ケンくんちの畑の花を愛でながら帰ります

 

 

 

(8月9日)吾妻からの帰り、吾妻川左岸の国道353号線を走ります。

サイカチの木を過ぎてしばらくいくと、岩井堂観世音です。

「Pここです どうぞお参りください」とあります

昨年の11月四万からの帰り、初めて存在に気づき参拝しました

お久しぶりの参拝です。

 

後ろを見ると、あれ、お店がない

道の南側にあったはずの、岩井洞ドライブインの名残のまんじゅうやさんがありません

この間は、おまんじゅうを買って帰りました。

岩井洞ドライブインは、かつては観光バスが必ず寄ったドライブインです

 

 

岩井堂観世音の由緒を確認です。

ここは、やま文庫『上州の観音札』(内山信次 平成3)によれば、吾妻卅三所の元二番 村上 岩松山岩間寺です。

 

元二番 村上 岩松山岩間寺

       北群馬郡小野上村村上塩川

有名な岩井堂の観音様である。御堂は延久五年(1073)創建、享保年間(1716~35)再建、大正三年、昭和二年大改修と看板にある。

 御堂の左裏の石庇の下は洞窟観音とある。中央は石の御堂で、数基の観音石仏と夥しいつみ石、地蔵・閻魔・脱エバ・宝暦九年(1759)の戒源童子の地蔵石塔にも石が積まれている。ここを賽の河原にみたてたか。

 ドライブインの騒音が響いてくる中で、異様な他界が見えてくる。

昔よりたれか仏といわい堂

夢をさますか峯の松かぜ

 

 

東側の階段を上って参拝です。

まず見下ろしてしまいました。

ドライブインが賑わっていた頃は、ここまでその賑わいが響いていたのでしょう。

 

こんにちは、お久しぶりです

合掌

 

西側の階段を下りると、洞窟の中に多くの石仏です。

確かに閻魔大王はおいでです。

みなさんに、合掌

 

隣の大鳥神社にも参拝です。

2礼2拍1礼です

 

 

神社から見上げて、岩井堂観音堂です。

正面から見上げた観音堂です。

合掌

そのうちに、ここを管理しているという如意寺も訪問してみたいものです

 

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