続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

杜の都の東照宮

2023-12-05 20:06:29 | みちのく紀行

どんよりした曇り空の朝です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、天神田を歩いてきました。

ひっつき草の実がいっぱいで、イヤになっちゃいますです

2人は、ケン君ちの側を通ります。

浅間山がうっすらと姿を見せ始めました。

いくらか雪が溶け始まってるかな?

 

 

 

10月26日・仙台3日目、杜の都(もりのみやこ)の東照宮に参拝です。

すごくどっしりした鳥居です

 

狛犬も、どっしりしています

 

 

阿形狛犬の後ろに東照宮由緒です。

二代藩主の時に造営されたのですね。

本殿・唐門・透塀(すいがい)・随身門・石灯籠・石鳥居は国指定重要文化財に指定されているのですね。

 

 

国指定重要文化財・鳥居の説明板です。

3.11の東北大震災でも倒れなかったのです

地震の多い仙台ならではの、警告です

 

 

鳥居をくぐります。

 

 

あれ、石灯籠がイヤに多い

現在は37基ですか

数えてみませんでしたけど。

参道の石段は説明板のように、緩やかな勾配です

階段だけでなく、所々に踊り場があって、足にやさしい参道になってます

 

 

随身門をくぐります。

 

随身さんに、こんにちは

ちょっとお姿がよく見えません

 

 

もう少し階段を登って拝殿です。

2礼2拍1礼です

 

 

拝殿の左後ろからの、本殿と唐門です。

4月17日は、開くんですね

 

 

拝殿右後ろの社務所に向かいます。

さっきと反対側からの唐門です。

伊達な文化ですね

 

 

社務所で御朱印をいただきます。

直書きの御朱印がいただけました

ありがとうございます。

 

ひめちゃんちのおかあさんの故郷・新田にも世良田東照宮があります。

気にはなっていましたけど、今回初めて杜の都の東照宮を参拝出来ました

 

 

参拝者に優しい参道の階段をおりて、仙山線・東照宮駅に向かいます。

午後、仙台駅から、各駅停車の新幹線で帰りました

 

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仙台東照宮別当・仙岳院(御朱印が欲しかった小萩観音の寺)

2023-12-04 17:30:58 | みちのく紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

浅間山は真っ白です

今朝も、コッコが鳴くいてるね。

コッコは寒さに強いのかな?

天神田の向こうに、真っ白な浅間山です

本格的な冬がやって来たね。

庚申塚古墳を通って帰りました。

 

 

 

 

10月26日、仙台3日目、支倉常長の墓を訪ねて、北仙台駅から仙山線で移動です。

東照宮駅で降りると、まもなく東照宮です。

でも、東照宮の前にお寺が見えます。

 

ちょっと寄ってみましょう

仙岳院、東照宮の別当寺だったとあります。

小萩観音の札所でもあるのですね

仙台は萩の名所でした。

青葉城のある青葉山には、かつては白萩が一面に咲いたものでした

クラシックな山門をくぐります。

 

まず、前方の石造物が一杯見える御堂のあたりに行ってみましょう。

お地蔵様がいっぱいです。

あの御堂が小萩観音です

由緒書きがあります。

小萩観音は、藤原秀衡・孫の姫の持仏なのですね。

よくお姿は見えませんが、持仏という感じです。

合掌

 

隣には、かなりお疲れの御堂です。

 

その隣は釈迦堂とあります。

意外な所に、六地蔵と不動明王です。

 

庫裏を尋ねましょう。

鶴の松ですって

あの松のことかな?

 

瑠璃殿(宝物館)の案内もあります。

庫裏の隣かな?

「庫裏のほうにお声をかけてください」ですって

 

 

庫裏前にもお地蔵様です。

 

振り返って、小萩観音です。

ほんに、お地蔵様の多いお寺です。

 

 

庫裏の入り口は開いています

こんにちは

こんにちは

反応は ありません

三度目は遠慮しました。

小萩観音の御朱印欲しかったけれど、残念

 

 

クラシックな山門を出ます。

 

まもなく仙台東照宮です。

 

 

(つづく)

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北仙台東昌寺・支倉常長の墓

2023-11-25 13:49:01 | みちのく紀行

寒い寒い朝です。

ひめちゃんは天神田を歩きます。

カラス以外は、もうまったく鳥さんは見かけないね。

 

振り返って赤城山です。

曇に覆われてる。

曇が流れてる。

 

庚申塚古墳を通って帰ります。

やっぱり、赤城山は吹雪いてるようです。

そろそろタイヤ交換を考えないとね

 

ひめちゃんちの枇杷(びわ)の花が咲いてきました

今年はいっぱい実を付けてくれました

来年も、よろしくね

 

 

 

仙台3日目、ホテルをチェックアウトして、仙台駅に向かいます。

市バスのデザイン、昔のままです

午後の新幹線まで、もう少し仙台を探索です

 

 

まず、その存在は知っていましたけど、今だに行ってない支倉常長(はせくらつねなが)の墓に詣でましょう。

支倉常長の墓はいくつか説があるようですけど、北仙台駅近くのお墓を訪ねます。

 

駅でコインロッカーに荷物を預けて、仙山線で北仙台に向かいます。

仙山線で2つめ、東照宮の次の駅が北仙台です。

支倉常長の墓の案内は一切なしです

 

ストリートビューの記憶を頼りに、進みます

東昌寺の境内に到着です。

ここにも、案内はありません

 

見当を付けて、奥へ進みます。

やっと支倉常長の墓⇒がありました

説明板と大きな碑があります。

支倉六右衛門常長は、伊達政宗の命を受け、慶長18年(1613)に慶長遣欧使節として180余人の使節団を率い宣教使ソテロを案内人として、牡鹿郡(現石巻市)月浦を出帆、太平洋と大西洋を横断して元和元年(1615)スペインのマドリードでイスパニア国王フエリペ3世に謁見しました。・・・・・・

 

碑の文字はよく見えませんけれど、彼の事蹟が記されているのでしょう。

鎖国へと向かっていた時代、帰国後は大変だったでしょう。

でも、広い世界を見て来た彼は、不遇でも冷静に過ごせたことでしょう。

合掌

 

側の碑にソテロの文字があります。

支倉常長らを案内して、太平洋・大西洋を渡ったのですね。

鎖国・キリスト教禁止の中で、後に彼も捕らえられて処刑されたとか

 

前日、仙台駅の書店で、『宮城の教科書』(JTBパブリッシング 2023年6月1日初版発行)という本を購入してました。

その中に、慶長遣欧使節のルートがあります。

400年前に、こんなに広い世界を旅してきたのです

 

『群馬の教科書』も、ありそうです。

先日、やっと見つけて購入しました

知っているようで知らない地元の事が、分かり易くコンパクトにまとまっています

 

 

駐車場の奥には、子育て観音かな?

合掌

 

北仙台駅に戻って、東照宮駅で降りて、仙台東照宮に詣でましょう

 

 

(つづく)

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続・多賀城南門と壺のいしぶみ

2023-11-22 19:08:57 | みちのく紀行

ハイシニアのタバサねーちゃんは、まだ寝ています。

ひめちゃんは1人散歩で、久しぶりに岩神沼まで行きました

沼にはカモさんの姿がありました

ひめちゃん、ちょっと物思いにふけってるかな?

獅子くんとよく来たね

 

まだ赤いサルビアの残る道を歩いて帰ります。

サルビアって、案外花期の長い花なんだ

 

 

 

(10月25日)

多賀城南門そばの、壺のいしぶみに到着です

覆屋の中に、壺のいしぶみがあります。

説明板を確認です。

多賀城は、奈良の都から1500里、蝦夷の国境から120里、常陸の国境から412里、下野の国境から274里、靺鞨(まっかつ)まで3000里です。

当時の1里は535mと言うことなので、奈良の都から802、5km、蝦夷の国境から64、2km、常陸国境から224、7km、下野国境から146、59km、靺鞨まで1605kmとなります。

 

蝦夷は近いですね。

都から上野を通って下野を通って、多賀城に行っていたのでしょう。

 

靺鞨は、当時朝鮮半島の付け根にあった国です。

明治の頃まで、会津を通って阿賀野川沿いに、日本海に出る道があったとか。

たぶん、日本海を越えて交流していたのでしょう。

 

お久しぶりに、壺のいしぶみにご対面です

西の文字ははっきり見えます。

他はよく見えません。

 

横からの壺のいしぶみです。

平らな面を出すことも大変だったでしょう。

この壺のいしぶみ(多賀城碑)とともに、上野国の多胡の古碑も、日本三古碑なのですね。

そして、上野国山上(こうずけのくにやまがみ)の多重塔は、上野三古碑に次ぐ第四の古碑と言われています

 

 

壺のいしぶみの後ろは、多賀城政庁跡です。

整備が進んでいるようです。

前回は、ボランティアガイドさんに案内してもらいました

又の機会に行ってみましょう

百名城スタンプもこの先ですね。

お天気も心配だから、又の機会にしましょう。

 

 

壺のいしぶみの向こうに、多賀城南門です。

 

多賀城南門を眺めながら、駅に戻ります。

奈良時代にタイムスリップしたような風景です

 

雲行きが怪しくなって、パラパラと降り出しました

また来まーす

 

国府多賀城の駅に戻ります。

ボランティアガイド案内所に、「行ってきました お世話様でした

駅の自販機にも、多賀城創建1300年です。

確かに大切な歴史です。

でも、多賀城創建以前も、東北には歴史がありました。

それも忘れて欲しくないけど、ともかく来年を期待しましょう

 

線路上の連絡通路も、多賀城の回廊のイメージです。

 

 

 

(つづく)

 

 

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多賀城南門と壺のいしぶみ

2023-11-20 20:02:27 | みちのく紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て右折、東芝(ひがししば)の田んぼを歩きます。

赤城山はきれいに見てえます

この田んぼの稲は刈り取られずに、このまま朽ちていくのかな?

未だかつてない事態が起こってます

ちょっと悲しいね

 

プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃんは、換毛まっただ中です。

もうじき、別犬のようにスッキリするね

 

帰道、タバサねーちゃんは、軽快に飛ばします。

 

 

 

 

 

10月25日、仙石線・多賀城駅から、東北本線・国府多賀城駅まで、バスで移動します。

国府多賀城駅には、ほとんど人影もありません

 

観光ボランティアガイドの会があります

「こんにちは お天気が心配ですけど、壺のいしぶみまで行ってこられるでしょうか? さっき多賀城駅では、雷鳴がして少し雨が降りました。」

「ここも、さっき降ったんですよ。なんなら、傘をお貸ししましょうか

「ありがとうございます。でも、折りたたみ傘持ってます。」

 

「近道をお教えしましょう 駅の側からそこの高台の遺跡を横断して、サッカー場の裏を行くとすぐですよ

「ありがとう。行ってきます

 

「たがもん」にも、こんにちは

行ってきます

 

 

駅の側に館前遺跡です。

国司の館跡らしいですね

 

遺跡から振り返って、国府多賀城駅です。

駅構内には、さっき乗ってきたバスが待機しています。

時間調整かな?

バスの向こう、シートで覆われた物体は、ミニチュアの多賀城南門です。

修復中かな?

 

 

教えられた通りに道を辿って、壺のいしぶみ(多賀城碑)の近くに出ました。

たくさんの工事用車両です

南門自体は、できあがっているとか。

ちょっと見でも、姿がみれるといいなあ

 

 

説明板があります。

ここら辺が多賀城の正面だったのです

 

木々の向こうに、復元された南門の姿が見えます

あの右手当たりが、確か壺のいしぶみ(多賀城碑)だったはずだけど

道が見当たりません

雨が止んで、草刈りしているおじさんがいます。

「こんにちは あのう、壺のいしぶみに行くにはどう行ったらいいんですか?」

「そのまま進んで、沼の向こうに道がありますから、登ってください。」

「ありがとう

 

 

確かに壺のいしぶみへの道がありました

ここらへんは、確か多賀城あやめ園だったと思うけど

あやめ(花しょうぶ)って、少し高い畝に植えるんだ

ひめちゃんちの花しょうぶは、低いところに植えたのでほとんど絶滅してしまいました

今度は、少し高い畝に植えましょう

 

 

坂を上ると、南門は、すぐそこです

わー、多賀城の南門だあ

 

 

壺碑(つぼのいしぶみ)の説明板です。

2代藩主の頃、土の中から発見されたのですか

 

 

南門は、壺のいしぶみの側なんだ

壺のいしぶみは、あの覆屋の中にあります

 

 

(つづく)

 

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