産業遺産ウヲーキング大会に初めて参加した。驚いたことに、千名を越える参加者があり、表示では14キロと成っていたが、実際は17キロくらい有ったらしい。コースは 日比谷公園→汐留遺跡(旧新橋停留場)→勝鬨橋→月島→佃島→相生橋→明治丸(東京海洋大学・昼食)→旧弾正橋(富岡八幡宮)→清澄公園→清洲橋→新大橋→江戸橋→日本橋→常盤橋→二重橋(皇居外延)のコースであった。最初の予定とは出発地が桜田公園から日比谷公園に変更されている。おそらくこれが距離が伸びた原因であろう。途中勝鬨橋・明治丸・旧弾正橋・常盤橋においては簡単な解説があったが、途中はただひたすら歩くのみであった。勝鬨橋の解説にしても、外側をなぜるだけで、橋の博物館の見学はもとより、現在使われていない橋を上げ下げする機構を見せるわけでもない。道を歩いてゆけば、色々な遺構が展示されている。単にウヲーキングであれば、わざわざ産業遺産などとなずけるべきではない。日経がやるのだから、普段一般の人では入れない所や、気が付かない物をを見せて欲しかった。例えば隅田川のところには、セメント工場の発祥の地なるモニュメントが設けられていたが、普段聞くことも無いセメントの専門家から何か新しいことが聞けたかも知れないと思うと残念であった。さらに平賀源内の電機を実験した所。などという柱も立っていたが、もう少し知りたいものだ。確か芭蕉庵もこの近くだったのではないかな・・・ これは産業とは関係ないか。しかし千人の参加者の仲で何人これに気が付いたろう。こんなウヲーキング大会なら、何も産業遺産などと麗々しく名付けるべきではなかろう。驚いたのは休憩を全く取らないことです一班100名と言う団体を街中の交差点が沢山有るところで、一時間に4キロ以上のスピードで歩かせることを計画するなど非常に無茶だ。よくあれで事故がおきないものだ。それにしても今回のウヲーキングには失望した。二度と日経のウヲーキングには参加しない。外側を歩くだけならば個人でも出来る。せめて20人くらいのグループで、親切に解説しながら案内するようなウヲーキングツアーは無いものだろうか・・・・
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