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朝日新聞の非常識

2007-04-19 19:24:30 | メディアから
今朝の朝日新聞の、ニュースがわからん! 「放射性廃棄物の最終処分場って?」
なる解説コラムにはあきれかえった。一言で言えば、「原子力発電環境整備機構」のパンフレットを丸写しにしただけ。何がこの問題の本質なのかを全く無視して、読者を馬鹿にしきったコラムになっている。このコラムに拠ると、放射性廃棄物はガラスに溶け込ませて、キャニスターなる、ステンレス製の容器にいれる。重さは一本500キロで、それを地下300メートルより深い安定した岩盤に周りを粘土で包んだ上で閉じ込めるとのこと。凄くお気楽ですよね。この廃棄物は一体どのくらい長い間保管するのですか。確か数万年という年月に渡るのですよね。ステンレスはどのくらいの耐久性があるのですか、数万年の耐久テストをどこかでやっているのですか。ましてこの島国の中で安定した地盤はどこにあるのですか。それは地方自治体、例えば高知県の東洋町にあるのですか。新聞の役割はことが起こった時に大騒ぎが出来ればそれでよいのですか。でも昨日の天声人語には長崎のテロについて、何の言及も無かったですよね。ことが起こっても、それに対応できないなんておかしくないですか。ましてこのニュースがわからん! なるコラムは、ニュースを分析して、読者に示すものでしょう!!! まず地方自治体の長が調査を申し出させるというやり方がなぜまかり通るのか それも数十億という巨額の金をぶら下げて・・・ 最後にちょこっと、外国の例が書いてある。原子力発電は世界の沢山の国で行われているが、処分場が決まったのは、フィンランドと、アメリカだと書いてある。そしてアメリカでは、地元の反対や、安全基準の見直しがあり建設ははじまっていないと・・・ アメリカは確かネバダ砂漠に最終処分場を設置しようとしていたのですよね。あそこは地上で原爆実験が出来た国なんですよね。その砂漠の地元で反対運動が起きる。さらには数万年という年月に対する恐れ、安全を確保するためには、一度埋めたものでも、取り出して点検しなければならないように、基準が見直されたはずですよね。日本では粘土に包んで槌に埋めてしまえばそれで終わり。本当にまじめに考えているんでしょうかね。自分のような新聞や雑誌といった、公開情報しか知らなくともこのくらいは知っている。朝日新聞てナンなんだ。昔 「社会の木鐸」という言葉があった。朝日新聞は、何時の間に権力の手先、ありていに言えば権力を持つものに成ったんだ・・・・・・・
コメント
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