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高齢者の運転免許証

2007-04-09 19:24:00 | 生活の中で
忘れていた免許証の更新に、慌てて所轄の警察へ行って来た。高齢になると期間が短縮されるとか、何か特別の検査があるなどと、色々言われたが、何事もなく、5年間のゴールド免許を取得することが出来た。何があったときか記憶はないが、一度だけ、運転免許センターまで出向いたことがある。いや~~~~ あそこは遠い。その点地元の警察で出来るのはありがたい。次回の更新時には確実に70歳を越えるので、高齢者の部類に入る。しかし現在の社会で全てに通用する身分証明書としては、運転免許証しかないのは事実だ。企業に勤めているときであれば、ある意味、企業がその身分を保証してくれていた。処が定年退職してフリーになると、どこの誰と自分自身を証明するものは、何もなくなってしまいます。最近は、健康保険証が各人に配布されるようになりましたが、万全ではありません。写真付きのパスポートを国内で持ち歩いている人は、いないと思います。その意味で、運転免許証は、自分が自分であると証明できる唯一のものと言ってよいでしょう。ここに一つ大きな問題が有ります。高齢化が進むにつれてその運動能力や、判断・認知などの能力が低下して仕舞うことは、間違いない事実です。しかし、現代においては、都市の中心部に住み、日常の所要を全て歩いて済ますことの出来る一部の人を除いては、自分で自分の移動の為の足を確保せねばなりません。年に何回か高速道路を逆走して事故を起す高齢者のことが報じられます。また年寄りには限りませんが、他のことに気を取られて事故を起す高齢者も沢山いるようです。そのために高齢者に限っては、動体視力や、認知能力を検査し免許証の発行を制限せざるを得ないことも事実だとは思います。ただ、問題は、免許証を取り上げられても、運転しなければ外に出られない人は沢山いますし、自分が自分であることを証明する手段がなくなってしまうことです。しかし住民基本台帳のように番号で管理されるのは嫌だし、外出に何時もタクシーを呼べる人は少ないでしょう。自分は5年後のことなのですが、今70・80才台の方々はどうしているのでしょう。
帰る途中、玉蔵院に寄ってきました。あんなに沢山いた桜見物の人も去り、いつもの静けさを取り戻していました。今年は随分玉蔵院に通いました。此れからも時々その季節の写真をUPするつもりです。
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