
新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が、皇居・宮殿で行われた。
2015年のお題は「本(ほん)」で、およそ2万1,000首の応募から10首が選ばれ、天皇皇后両陛下の歌とともに、詠み上げられた。
今回最年少で入選した小林理央さん(15)は、読書後に抱いた一抹の寂しさなどを、「この本に 全てがつまつてるわけぢやない だから私が続きを生きる」と詠んだ。
初めて出席した秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまは、両親が不在の夜、悠仁さまに本を読み聞かせた様子を、「弟に本読み聞かせゐたる夜は 旅する母を思ひてねむる」と詠まれている。
皇后さまは、林の木陰で、憩うように読書によって安らぎを得てきた日々を振り返り、「来(こ)し方(かた)に 本とふ文(ふみ)の林ありて その下陰に幾度(いくど)いこひし」と詠まれた。
最後に、天皇陛下が、毎年植えた稲を鎌で1株ずつ収穫される、秋の情景を詠まれた歌が披露された。
天皇陛下は「夕やみのせまる田に入り 稔りたる稲の根本に 鎌をあてがふ」と詠まれた。
2016年のお題は「人」で、14日から9月30日まで受け付けられる。
(http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150114-00000366-fnn-soci)
昨年は「本」の歌を考えたが結局出なかった。

来年のお題は「人」。
9月30日までしっかり考えて応募だけでもしたい。
今年は必ず・・。

