
「体がぼろぼろで、思うように相撲をとることができませんでした。日本に来て、お相撲さんになって本当に良かった」
ブルガリア出身の優しい性格の琴欧洲が、涙を浮かべて引退理由を説明した。今場所は2日目から9連敗を喫し、左肩痛で途中休場。気力、体力とも限界だった。
平成14年九州場所で初土俵を踏み、202センチの長身を生かした豪快な取り口で出世した。16年秋場所新入幕。18年初場所に大関昇進を果たし、昨年九州場所で陥落するまで史上4位となる47場所務めた。20年夏場所では14勝1敗で初優勝も成し遂げた。彫りの深い端正な顔立ちで、女性ファンからも「カロヤン」の愛称で人気を集めた。
しかし、左肩や右膝などに古傷を抱え、悲願の横綱昇進は果たせなかった。最高位への思いを問われると「心技体がそろわなかったのではないか」。現役時代の一番の思い出は、17年名古屋場所の横綱朝青龍戦。「横綱は神様。勝ったことで横綱も人間なんだと思えた。本当にうれしかった」と感慨深げだった。
1月に日本国籍を取得。年寄名跡を持っていないが、引退後3年間は力士名のまま日本相撲協会に残れる規定により、今後は「琴欧洲親方」として佐渡ケ嶽部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たる。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000552-san-spo)
ケガで泣かされたなぁ。

休場して角番場所を何度か勝ち越していたのが、去年の九州場所で負け越し大関陥落。
初場所で8勝7敗と10勝出来ず大関復帰とならなかった。

何度か行った春場所で「琴欧洲~!」と大声で声援を送ったことを覚えている。
これからは琴欧洲親方としてがんばってほしい。
琴欧洲関、本当にお疲れさま。

