綱とりのかかる大関鶴竜(28)=井筒=が大関琴奨菊を寄り切りで破り、14勝1敗で初優勝。来場所(5月夏場所)からの横綱昇進が確実となった。
鶴竜は優勝インタビューで「うれしいです、それだけです。(過去に2度優勝を逃し)3度目の正直で本当に良かった」と表情を少しだけ崩しながら話し、観客席に向かって頭を下げた。
優勝決定後、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱北の湖)は、鶴竜の横綱昇進に向けた準備に入ることを明らかにした。鶴竜は「一生懸命頑張ります。(今場所は)毎日毎日、一番一番、自分の相撲を取ることだけを考えていました。(3日目に黒星で)それで楽になったのかと…。肩の力が抜けたと思います。(この日の取組前は)最後まで自分の相撲を取ることだけ考えてました、ハイ」と語った。
鶴竜は2場所連続で白鵬、日馬富士の両横綱を破り、横綱昇進に弾みをつけた。「自分が今まで経験してきたこと、コツコツとやってきた結果が表れたんだと思います。(来日から12年半)今はただうれしい気持ちでいっぱいです」と話すと、場内からは早くも「ヨコヅナ~」の掛け声が飛んだ。鶴竜は最後に「一生懸命努力して、皆さんに喜んでもらいます」と太い眉毛を揺らせながら、インタビューを締めた。
日本相撲協会審判部は、同・北の湖理事長(元横綱北の湖)に対し、鶴竜の横綱昇進を承認するための臨時理事会の招集を要請する見込み。横綱昇進の手順は、まず、臨時理事会で日本相撲協会が、横綱審議委員会(横審)に昇進を諮問するか否かを決める。
横審は協会からの諮問があった場合に横綱問題を審議。出席委員の3分の2以上の賛成で横綱推薦を答申する。この答申を受け、協会は理事会を開き、横綱の昇進を決定する。
鶴竜の横綱昇進が正式に決定すれば、来場所(夏場所)は2001年初場所で曙、武蔵丸、貴乃花が横綱に在位して以来、13年ぶりの3横綱となる。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140323-00000049-dal-spo)
大関鶴竜、初優勝おめでとう!
先場所は14勝1敗で優勝同点、今場所は14勝1敗で優勝。
横綱昇進間違いなしやな。
大関になってからあんまり強い感じはなかったけど、ここ2場所は違った。ワンチャンスをものにしたなぁ。
白鵬は13日目の琴奨菊戦で右手指を負傷したのが痛かった。ここから3連敗で今場所は12勝3敗で終わった。
ご当所場所の関脇豪栄道は12勝3敗。大関への足がかりとなった。来場所、来来場所がんばってほしい。
大関鶴竜、優勝おめでとうございます。
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