私は、北古崎地方の独特な方言に興味がある。
しかし、北古崎あたりをレポートするテレビ番組で地元の人が話しているのを聞くか、テレビドラマでこの地方が出てきたときに役者が北古崎弁でセリフを言うのを聞くくらいで、直に聞いたことはない。
北古崎地方の方にこれを読まれると照れくさいのだが、とにかく北古崎弁で文を作ってみる。
WBCで日本の野球が世界一んなったがいは本当にえらばった。
予選から決勝まで試合が気んなってらそ、仕事がおおたごい手につかんだったる。
そうで日本がキューバをまっさらいた瞬間を見るんが、でじゃこうて、その後もスポーツニュースばっこい見とうたがん、仕事がざんびい遅れて、客から「おまゆ、だっぱじるぞ」言われて困っきゅう。
※えらばった 感動した
※おおたごい ほとんど
※まっさらいた やっつけた
※でじゃこうて うれしくて
※ざんびい ますます
※だっぱじる 縁を切る
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関西弁の私には覚えにくい方言でしたが、今回の永吉さんの文を読んだらすらすらと口をついて出て来たので自分でびっくりしました。
ただ、でじゃこうてはふつう予選リーグのときに使う言葉のような気がします。
決勝トーナメントではうれしくて=もんだいて、決勝が変則リーグ戦のときはきょぽまいて、だったかと。
細かくてらそ、「つのべらい(ごめんなさい、の女言葉)」。
そうそう、もんだいて、というのがありました。「あだ、もんだいてぇ〜」と言うと、いかにも嬉しい、無上の歓喜だというニュアンスがありますよね。ご親切なアドバイスをどうも、ほいさっとうに。
では、こうやんで〜