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無名藝人




永吉さんが、2本のインディーズ系映画に出ているそうです。

「永吉」ですよ。「吉永」じゃないですよ。吉永小百合さんが映画に出るのなら、わざわざここで宣伝なんかしてやらなくても、勝手にしやがるでしょう。
吉永さんじゃなくて、永吉さんが映画に出るんだそうです。

大阪と東京で行われる映画祭で上映されるらしいんです。

『イエスタディ・ワンス・モア』
■上映:2/26(月)19:05~

主人公である兄妹の父親で、頭のいかれた元大学教授の役をやってるとか。死後もゾンビになったりジェイソンになったりするけど、コメディじゃないそうです。京都の自然が随所に見られるロマンティックなホラーみたいなんですよ。どんな感じなんでしょうかね。

『フリフリ坊主』
■上映:2/26(月)13:25~

かなりユニークな映画みたいです。西暦2222年だというのに、どてらを着た村人が畳の上の卓袱台をかこんで、かんかんがくがくの議論をするシーンに出てるんだそうです。
こちらは端役なので、よく見ていないと誰が永吉さんか分らないかもしれませんが、永吉さんの顔を知らない人はどっちみち分りませんわな。

【映画祭日程】

大阪
2月26(月)27(火)28(水)/梅田HEP HALL

東京
3月13(火)14(水)15(木)/アテネ・フランセ文化センター

東京会場での上映スケジュールはまだ出てないみたいです。


まあ、そういうことだそうです。

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私は美人が大嫌いになった。

先日、デパートの紳士服売り場をうろうろしていたら、女性店員に、どうぞお召しになってみてくださいと声をかけられた。
その店員が美人だったので、言われるままに手近にあったジャケットを取って試着したら、あら、色がよくお似合いですよ、サイズもぴったりですね、なんていわれて買ったのはいいのだが、その店員に抱きついて胸を掴んだら叫び出したので、私はびっくりしてその場を逃げた。美人だからセックスがしたくなっただけなのだ。

また、帰りの地下鉄で、向かいの席に座った女子高生が美人だったので、軽くセックスをしようと思って、シートに押し倒して服を脱がそうとしたら、その女子高生は、周囲の目も気にせず、いきなり大声でわめき始めた。すると隣にいた彼氏らしい男に顔面を殴られたうえに、駅長室に突き出されて、なんとパトカーで警察署にまで連れて行かれた。
私がいくら、彼女が美人だからセックスをしようとしただけだ、と訴えても誰も聞き入れてくれなかった。
しばらくして、すいませんすいませんと謝りながら、妻が私を引き取りにやってきた。示談金を払うということで、その場を治めたらしい。

自宅に戻ってから、新聞沙汰にでもなったらどうすんのよ、子供たちのことも少しは考えてよね、とかなんとか言いながら、ベランダで洗濯物を干している妻をあらためて見ると、けっこう美人だったので、背後から抱きつき、スカートをまくりあげて下着を脱がしてセックスをしようとしたら、隣近所にまで聞こえるような悲鳴をあげて暴れ出した。
下着をつけたままセックスをするなんて、そんなマニアックなことは恥ずかしくてできないだろうから、ちゃんと脱がせてからしようとしたのだ。この気遣いが妻には通じなかったらしい。
妻は、洗濯物を放り出したまま、子供たちを連れてどこかに行ってしまった。

夕飯時になっても、妻がもどってこないので、近くに住んでいる妹夫婦の家でなにか食べさせてもらおうと思って訪ねたら、ちょうど先方も夕飯時で、ご相伴に与りながら、久しぶりに会う妹の顔を眺めていると、なんだ、なかなかの美人じゃないか、今まで身近すぎて気がつかなかったんだなあ、これは一度セックスをしておかなければと思い立って、近くのホテルに連れ込もうと、妹の腕を掴んで外に連れ出したのだが、夫が通報したらしく、また警察署に連行されてしまった。
夫のいる前でセックスをするのは妹も照れくさいだろうと思って、ホテルに連れて行こうとしたのに、この気遣いも解ってはもらえなかった。
子供のころから何年も同じ屋根の下で過ごした兄と妹の間柄だというのにセックスをすることもままならない時代になったのか。これでは家庭が崩壊するのも道理というものだ。

セックスとは、美人の膣に陰茎を挿入することを言う。それを嫌がるとは、いったい何が目的で美人になったのか。いい加減な気持で美人になられては迷惑だ。

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