エッセイでも小説でもルポでも嘘でもなんでも書きます
無名藝人




今度の日曜(6/25)までなんですけど、大阪のギャラリーで

T-shirt Expo 2006

という展示会をしていて、どうやら僕もそれに出品しているらしいんですよ。シャツには上の絵がプリントしてあるそうです。

14着出したらしいんですが、展示会が始まって一週間ほどして行ってみたら、まだ一点も売れてなくて、顔には出てなかったんですけど、どうやら僕はけっこう凹んでいたようですね。
「なんだ、一週間も経ってゼロか。やっばりこんな絵じゃダメなんだな」
僕は腹の中では落胆してたんじゃないでしょうか。
しかし聞くところによると、そのTシャツは去年、僕がグラフィクスの作品展に参加したときに作ったものの売れ残りなんだそうで、すでに元は取っていて、損はしてないからまあいいとしよう、と僕は言ってました。立ち直りの早いやつですよ、まったく。
でも、まだあと五日間あるので、できれば近くの方にはギャラリーに足を運んでほしいな、と僕も思っているはずです。

製品は、グレーの地に黒でイラストがでっかく入っていて、生地は厚手で丈夫だそうです。¥2,000だと言ってました。


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■メールでの会話

墨田です
もちろんOKですっ! お~足立さんも板橋さんも参加ですか。早くお会いしたいです。では19時に噴水の前で。

荒川です
え、どうして飲み会のこと知ってるんですか? そのメール、これから送ろうと思ってたのに…。

墨田です
ふふ、ついにウチも光ファイバーにしたんですよ!


【このジョークの解説】

つまり、光ファイバーのアクセス速度があまりに速いので、荒川さんがメールを送信する前に隅田さんがそれを受信してしまった、ということが言いたいわけです。
いくら光が速くても、送信していないメールが受信できるわけがありません。そんなことができるのなら、もうメールを送信する人はいなくなってしまうでしょう。そして、

ぼくの心の中には告白の言葉がとっくにできあがっているのに彼女に伝えることができない せっかく書いたのにいつまでも送信できないメールのようだ

といった、ちょっぴり物悲しいけど気の利いた詩は、地上からなくなってしまうかもしれません。

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