仏道の修行者が悟りに達するまでに経験する思念の発展段階は、大きく五つに分けることができる。
【観念】
真理を悟って仏陀にろうと、修行をする決心を固めた段階。
【阿観念】
さまざまな迷いが生まれ、やはり私はだめなのだろうかという挫折感に悩まされ始める段階。
【難出耶念】
さらに迷いが強くなり、なぜこんな辛い修行をしてまで悟らなければならないのか、と激しく自問している段階。
【那仁有転念】
迷いが熾盛になるが、迷っている自分に対して、何を言っているのだ、と叱り励ますもうひとりの自分が現れる。この段階の最終段階「耶羅那阿観念」に到ると、迷いが消えて確信が生まれ、それを行動に移すことができるようになる。
【素希耶念】
迷いから完全に脱し、嫌悪の情を去り、あらゆるものを愛することが、即ち仏陀そのものであるという真理を悟る。
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ラーメン・・・わからない。
フツー、1~4の前段階を行ったりきたり、になりますね。これ。
「調子こいてイイ気になる」と、出直しになるパターンが圧倒的ですね。
この段階では「矛理耶念」「真度意念」などに悩まされます。
昔、曲作りに勤しんでいた頃、こういう階段を登っていくような感じでした。
仏道の悟りとは比較できないとは思いますが、階段(段階)を経験したことはよかったと素直に思えます。