山登なでしこの山ごはん♪

山と酒~♪テントを担いでどこまでも~!《山ごはん&おつまみ》や《ご当地グルメ》もご紹介(*^^*)

山ミシュラン♪ 北アルプス・ランプの山小屋☆船窪小屋

2015-10-27 13:21:41 | 勝手に選んだ山ミシュラン☆彡

今年の夏、山登なでしこは後立山連峰南端の針ノ木雪渓から裏銀座を目指してソロテン泊縦走をスタートε=┏( ^^)┛

結果としては烏帽子小屋のテン場に向かう途中でズタボロ~の状態になり、敗退してブナ立尾根をトボトボ下山したのですがぁ……

そんな落武者話は置いといて~\(^^\)(\^^)\

その途中で“念願の船窪小屋”に宿泊して、美味しいお料理を堪能してきました(o^o^o)

北アルプス☆後立山南端・汗と涙のど根性縦走♪ (七倉岳から念願の船窪小屋へ☆彡)


北アルプス☆ランプの山小屋《船窪小屋》




船窪小屋は北アルプスの南端に位置し、交通アクセスが決して良いとは言えませんが…
裏銀座コースと後立山連峰の中継地点であったり
黒部の谷から裏銀座に取り付く中継点であったり

黒部の谷から信州へ越えるための中継地点でもあり
古くは“越中城主・佐々成政”の厳冬期北アルプス越えで針ノ木峠を越えた説もあったり~

北アルプスの要ともいえるこの場所で、古希を越えて“松沢ご夫妻”が今も尚この船窪小屋を継続して営み
登山道の整備をし続けながら、私達登山者を支えて下さっています(*^^*)

船窪小屋を知らずして北アルプスの山小屋を語るなかれ!とまで言われるこの船窪小屋は…
電気が無いので照明は灯油ランプのみ




冷蔵庫さえも無く、ヘリの荷上げも最小限…
飲料水はポンプアップではなく今でも水場から背負い搬送!
その水場は北アルプス随一危険な場所にあって、水を汲むのも命懸け~w(°O°)w

小屋の中には囲炉裏がり、お客さんはそのまわりで食事をするという、昔ながらのスタイルです☆彡


受付に行くと小屋のご主人が迎えて下さり、温かいお茶のサービスが~(o^o^o)

喉を潤し、宿泊名簿に記入してお部屋に案内して頂きます♪

私のお部屋は一番奥の2段ベッドの上段で、重たいザックを担いで上がると…
私を含めてソロの女性だけ3人のゆったりスペースでした(*^^*)

外に出て定番のポップコーンを作って、お疲れ様のビールをグビリ(^Q^)/^




飲んだ後の空缶は自分で潰してからゴミ箱へ♪




一瞬でこんなコンパクトに~!!




重たい金槌で缶を潰すのは初めてだったので、なんだかめちゃ楽しい~(≧▼≦)

外はガスガスで景色は全く見えず、早々に小屋の中へ…

この日のお食事は2回転♪
私は15時に着いたので2回目の18時から!




電気も冷蔵庫も無い山小屋とは思えない程の手の込んだお料理の数々☆彡

◆お野菜のマリネ



単なるサラダではなく、酢の物よりも少し甘めの味付けで、疲れた身体に甘酢が染み渡る~(*^□^*)

◆手作り叉焼・蕗味噌とお豆腐・ワカメと玉ねぎのお味噌汁



お母さん手作りの蕗味噌が絶品~☆彡

◆高野豆腐と昆布・お野菜の煮しめ



1種類ずつ違うお鍋で味付けも変えて煮込んでありましたw(°O°)w

◆コシアブラ・茄子・かぼちゃ・舞茸の天麩羅は抹茶塩で~




◆古代米を使ったご飯




手作りのお漬け物とデザートのクロマメノキの実ゼリーは撮り忘れ~(* ̄∇ ̄*)


お料理の全てから小屋のご主人やお母さん、そしてスタッフ皆さんの思いやりと優しさ、そして“おもてなしの心”が伝わってくる~(o^o^o)

船窪小屋へ訪れる“歩き疲れた登山者を労う”心のこもった素晴らしいお料理でした☆彡


食後は翌日の地図やタイムスケジュールを確認しながらまったりしていたら、疲れと満腹感でいつの間にか気絶…(+.+)(-.-)(__)..zzZZ


同室の男性のイビキで目覚めた時には、是非とも参加したかった“お茶会”はとっくに終了していて…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!

その晩、小屋の中は歩き疲れたおやぢ~ずのイビキがアチコチで響き渡り~♪
ランプの灯りが優しく揺れていました☆彡


翌朝、烏帽子岳へと出発する時に小屋前から見えた景色♪

縦走してきた針ノ木岳・蓮華岳・北葛岳・七倉岳




そして目指していた槍ヶ岳




次回訪れる時は針ノ木古道を歩いて船窪小屋へ~☆ヽ(▽⌒*)
是非ともお茶会に参加して、ゆっくり朝食も楽しんで♪七倉ダムへと下山したいと思います(*^^*)

おぉ~と!
今度は絶対に!北アルプス随一危険な水場にも行って、水汲みのお手伝いをしなきゃ~o(^O^)o



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