<台風18号、大変でしたね。被害を受けた皆さん、心からお見舞い申し上げます。
気を落とさないで、頑張ってくださいね。>
<13日の記事に薄く緑色がかった白いオムレツの写真が載ったの覚えてますか。
今日はね、黄身の色が白い卵の話をするね…>
<ほら、これよ。おヒゲが『カフェ フリーダ』さんで食べてきた、『すぎな農園「和たまご」のオムレツ』。普通、オムレツってさ、黄色い色してるじゃない、色が白いオムレツって変だよね…。それがさ、変じゃないっておヒゲは言うの。
おヒゲの亡くなったお父さんは、鶏や豚なんかの中小家畜の専門家だったんですって。『養鶏図覧』なんて専門書も出版してるの、だから、おヒゲも少し知識があるらしいんだな…>
<左がさ、『カフェ フリーダ』で使ってる卵、右が普通に売られてる玉子、見分けつかないよね。
そうそう、卵って迷信が多いのね。「殻が赤い卵は殻が白い卵よりおいしい」ってのは嘘だって。というのは、殻の赤い卵を産む鶏の品種は一つでなくて、いろんな品種が赤い殻の卵を産むんですって。だから、栄養価やおいしさとは関係ないそうです…>
<左が『カフェ フリーダ』で使ってる卵、右のが普通に売られてる卵、黄身の色がずいぶん違うでしょう、こういう黄身の色が白っぽい卵は「白たまご」と呼ばれています>
<卵の黄身の黄色い色は、トウモロコシやパプリカに含まれているカロテノイド色素に由来するんですって。つまり、トウモロコシやパプリカを食べさせると、鶏は、品種に関係なく、黄色い黄身の卵を産むんですってさ>
<お米を主とする餌を与えると、黄身は黄色がうすくなって、白い卵になるんですって。だから、栄養の上では大きな差はないんです。
6月の日本経済新聞に「黄身が濃い卵、殻が赤い卵 栄養価が高いは誤解」という記事が載ってました、参考にしてね>
<おヒゲがね、卵2個にみりん大さじ2、砂糖大さじ1、塩少々を加えて、卵焼きを焼きました。ごく普通の玉子焼きです。焼き上げて巻簾で巻いて形整えて…>
<普通の卵を使ったのに比べると、淡い黄色の玉子焼きができました。
「色が白っぽくて、ちょっと気になるね」と言いながら試食した吉駒伯母さん、「でも、味はいいね」って、二切れ食べちゃいましたよ>
<おヒゲの話だと、脂質が少し少なめであっさりした味わい、でも、卵焼きにするとしっかりした弾力があって、食感がすごく良いってほめてましたよ…
食材はさ、その特色を生かしたお料理にすればいいのよね。卵の黄身の色は黄色なんて決めつけるのは間違いよ…>
<『カフェ フリーダ』で使っている卵は、高崎市倉渕町の『すぎな農園』で生産されてるですって。『カフェ フリーダ』でも販売してるんで、おヒゲも買ってきたんだから。
『岡崎おうはん』って鶏はね、プリマスロックの雄とロードアイランドレッドの雌を交配して作り出した卵肉兼用種です。すぎな農園では、お米と麦を中心とした餌を食べさせてるので、黄身が白いんです。すぎな農園のニワトリさんたち、コチラで見られますよ>
<おひげはさ、まずは、『カフェ フリーダ』で、オムレツを試してほしいなって言ってます。気に入ったらさ、すぎな農園の卵をお土産に買って帰ればいいんだから>
『カフェ フリーダ』は前橋市千代田町2-6-1(℡027-212-7797)、片原通り、昔、アルプス社って本屋さんだったビルの1階です。
<そいでね、昨日の晩、おヒゲはさ、『すぎな農園』の白い卵で、袋井の『玉子ふわふわ』作ったよ。「雪みたいでいいな」だってさ。袋井の玉子ふわふわの作り方は、コチラを見てくださいね>
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前橋市文化協会の『ふれああい体験教室・日本舞踊』でお稽古してきたお友だちは、10月26日に前橋市民文化会館で開かれます前橋市民文化祭『日本舞踊』に出演いたします。私、糸駒も『常磐の庭』を舞います。それから、10月19日に前橋臨江閣で開かれます『和のつどい』にも出演いたしますので、よろしくお願い申し上げます。(若柳糸駒)
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ロシアの玉子も白たまごですか。インドや中近東も白いらしいですよ。
ヨーロッパでも、卵の黄身の色を日本のように気にしないようです。むしろ、色ではなくて、白身と黄身の特性を気にして、分けて使いますよね。
最近、日本でも、純国産飼料を与えた白たまご(『すぎな農園』もそうですが)が一部でもてはやされ始めてます。一度使ってみてください。