静御前の桜、隆興寺の山桜、明治28年建造の煉瓦蔵、馬場川の小町桜、そしてパスタであおすび…

三河町の養行寺にある静御前を供養するために建立された多重塔の脇に咲く桜です。白い花の桜です。

　満開を迎えていました。
昨日は4月1日、テレビは「新年号」のことで朝から賑やかさんでした。私は、本来ならば昨日までは入院していなくてはいけなかったのを、主治医の計らいで出してもらっていたわけなんです。それなんで、賑やかさんは出来ませんから、静かに暮らしています。ご近所さんで、花見して…

三河町の隆興寺のヤマザクラです。こちらも満開です。天高く伸びた桜です。美しいです。

　　山門から覗く桜が素敵なんです。
境内の奥に祀られた豊川稲荷のお堂にも山桜が咲いてます。ご住職が、一人で境内の掃除をしておられました。静かな花見です。

 

　朝食後、倉庫で糸駒の手伝いをする約束してたんですけど、少し時間があったんで、前日に煮込んでおいた牛筋に大根を加えて、牛筋大根をつくりました。これは、糸駒の両親へお届けします。脂をしっかりとった牛筋肉はコラーゲンたっぷりの栄養食品なんです。

　外へ出たら、カリンのつぼみが膨らんでいました。早すぎないのかな…

前橋駅前の上毛倉庫の煉瓦蔵です。この煉瓦蔵は1895年に造られた蔵です。元号でいうと、明治28年のことです。100年以上経ってますけど、まだ現役の倉庫として使われています。

　　この煉瓦蔵の中に、コンテナルームがあって、糸駒はそこを借りて、衣裳や小道具など舞踊で使ういろいろな道具類などを保管しているんです。
昨日は、美登利会で、係りを務めていただく皆さんが着る揃いの半纏、それと舞扇の類を運び出しに来たんです。

　荷物を運び終えて家に戻ると、」お向かいの歯科医院の駐車場でミザクラの花が散り始めているのに気づきました。これ、サクランボのなるサクラです。

 

　糸駒は慌ただしく稽古に出かけ、私は、買い物が少しあるだけになりました。それで、まずはご近所をのんびりと散歩して…
赤城山がぼやけてます。春だから仕方ないのです。でも、雲が気になります、風が吹いてくるかもしれません。

　　　　
広瀬川の対岸の花を見ながらのんびりです。三枚目の花はアーモンドみたいです。
上電の線路わきは、ハナダイコンがいっぱいになってました。城東町も春です。

　＜どこへ行くの？＞、近所の顔見知り猫です。
「あおい食堂でお昼してさ、焙煎館でコーヒー豆を買って、あと、野菜を少し探して…」
＜お昼何食べるの？＞
「カレーライスに目玉焼きを載せてもらおうかな…」
＜おいしそう…＞

 

そんなまちで見た桜です。飲み屋の並ぶ路地の突き当り、馬場川通で咲く桜です。この桜は、詩人の伊藤信吉さんが、すぐ脇の「小町」って喫茶店の窓際の席から眺めては楽しんでおられたって伝説の小町桜です。夜見ると、またひとしおの桜です。
この路地の、ペルル、佳川、あひる、昨日・今日・明日…、お世話になった店はもうありません。

　　予想した通り、風が吹いてきました。肌寒いです。急いで家に帰ることにしました。三河町の路地で前を猫が歩いてました。すごくおどおどした猫でした。

　近くの塀の上に黒猫の姿がありました。お仲間みたいです。

早めに家へもどったんで、のんびり夕食の支度が出来ました。そうなんです、遊ぶ気になって…

 

　これはサラダです。レタスを敷き込んだ上に、カブのスライスと生ハムを重ねたの、薄切りの新タマネギ、レモン果汁で処理したマッシュルームです。オリーブオイルのドレッシングでいただく白いサラダです。養行寺の静御前の桜の影響でもないのですが…

それと、食材をこまこまと用意しました。左上から、牛筋肉のトマト煮込み、ワケギ、ズッキーニ、マッシュルーム、二段目で、ベーコン、新タマネギ、トマト、三段目でカキ菜、スライスしたニンニク、アンチョビ、干しサクラエビ、それと、神津牧場のチェダーチーズ、東毛酪連のエダムチーズ、それとパルメザンチーズです。
こうしておいて、糸駒が帰ってきたら、作りながら食べることにしたんです。

　　いろんなパスタ料理を少しずつ作って遊ぶことにしたんです。
最初の二皿、トマトと新タマネギのチーズ入りクリームソースのパスタ、それと、干しサクラエビとワケギのパスタです。使ったパスタは、新前橋町にある「コナリエ」の生パスタです。冷凍のがＪＡファーマーズ朝日町店で手に入るものですから。

　　次は。、ズッキーニのアンチョビ風味のパスタ、それと、カキ菜とベーコンのチーズ入りクリームソースのパスタです。

「まだ食べられる、食べられるんならさ、もう一品作れるよ…」
「いけま〜す！」

　ということで、5品目は牛筋肉のトマト煮込みを使ったポロネーゼとなりました。使っているパスタは、乾麺のフジリです。
という訳で、5品のパスタを作って遊んでしまいました。

こうしてあすんでられるのは体調が良いからです。でも、自覚はないのですが、薬はまだ働いているはずですから、気を付けてるんです。明日は、主治医の診察を受けに行きます。「入院してください！」などと言われないようにせねば…

 

　直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。 来る4月7日(日)に、昌賢学園前橋ホール(前橋市民文化会館)大ホールで、二代目吉駒の三回忌追善舞踊会として開催いたします美登利会をもちまして、三代目若柳吉駒を襲名する運びとなりました。初代、二代目同様に、お引き立て頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。 今回の美登利会では、古典芸能評論家の葛西聖司さんをお迎えし、三世花柳寿楽師に特別出演をいただき、「三代目若柳吉駒襲名リサイタル」を催します。糸駒は三代目吉駒として、清元二題を舞わせていただきます。 これからも、二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

４月８日の第７５回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれます。 お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。

　「おばあちゃんのほっこりごはん　野村たかあき展」が1月26日(土)から4月7日(日)まで、会場は、前橋文学館の3階オープンギャラリーで開催されています。