猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

アシが揺れミゾソバが咲く桃ノ木川、日本一のアカメヤナギが地元の皆さんに誇りに思ってもらえてることを知ってうれしかった…

2020-10-08 07:33:27 | あんじゃあない毎日

大きな木の下で、お孫さんと一緒なのかな、スナップを撮っている家族がいました。
いいな、素敵な写真が撮れそう…
久しぶりに、桃ノ木川の日本一のアカメヤナギを訪ねたんです。


お聞きしたら地元の方でした。
「この木の幹はさ、日本一の太さなんだって、上毛新聞に載ってたんだ」
「そうだそうですね」
「三山春秋にも書かれてさ、見に来る人が結構いるんだよ」、凄く誇らしそうに話してくれました。

 地元の皆さんに誇らしく思っていただけるのってすごくうれしいです。この木を計測して、環境省の巨樹巨木林データベースに登録した渋谷さんも喜ぶだろうな。
それに、いつ来ても、この大きな木の下は気分がいいやいね。快適な休憩場所なんです。
上毛新聞に掲載された記事はこちらでご覧になれます。この木を取り上げた上毛新聞のコラム三山春秋はこちらでご覧になれます

 

  昨日は家を10時少し前に出て、クロスバイクで運動です。桃ノ木川サイクリングロードを走ることにしました。市営テニス場のある山形公園がスタート地点、ここから10㎞を35~40分で走ることにしました。家から山形公園までの間でウォーミングアップを済ませて、スタートです。赤城山は雲の中でした。

 ゴール地点は広瀬川との合流点の少し下流の堰、北関東自動車道路の下あたりです。無理なくペダルを踏み続けて10㎞の所要時間は37分でしたから、16㎞/毎時よりも少し早いペースで走れたようです。少し汗ばむ程度での頑張りでした。

 
前方には北関東自動車道路の広瀬川をまたぐ高架橋が見えています。上流方向には広瀬川と桃ノ木川の合流点の橋とその下のグランドゴルフ場です。薄日が差していますが曇り空でした。
ビタミンゼリーで水分補給、塩飴で糖分と塩分を補給しながら、しばし休憩です。

帰りは、1㎞しっかり踏んだら、1㎞のんびりしてを交互に繰り返しながら、周りの写真なんか撮りながら帰ってきました。

 


これは折り返し地点の近くでクールダウン中に撮ったんです。川の中の浅瀬にサギとカワウが一緒に休んでいました。

 
左の方は、ダイサギとカワウですね、右の方はアオサギとカワウです。一緒に休んでいる方が安心なのかもしれません。でも、あんまり見ない風景です。

 駒形駅へ続く市道から降りてくるところで幼稚園の子供たちと一緒になりました。みんな元気にあいさつしてくれました。うれしいですね。


自転車道路の両脇にカゼクサ(風草)が壁のように茂っているところを抜けました。こういうところって楽しいんですよ。走ってゆくと道路からバッタが左右に飛び立っていくんです。道がバッタのお休みどころになっているんですね。

 
左がトノサマバッタです。勢いよく飛び立ってゆきます。バッタだけでなく蝶もいます。ツマグロヒョウモンですね。風草が道端に茂っているところにはアメリカセンダングサも生えていました。チョウはアメリカセンダングサの花に集まってきているのだと思います。

 
そして、大きなアカメヤナギの下で休憩です。梢で鳥がさえずっています。いい気分です。
私が出発するとき、別なチャリのグループの皆さんが休憩に入ってきました。みんな知っているみたい…

 

  川の水際はアシが茂っています。堰の貯水池にはカイツブリが暮らしています。潜水の名手です。

 この草の穂、ズボンのすそに入れた覚えはないですか。ズボンのすそに入れて歩くと、草の穂は勝手にズボンの中を上へ向かって上がってきてしますのですね。少年の時の遊びです。「毛虫あそび」って言いませんでしたか。植物の名はチカラシバっていうのですよね。

 
左はススキです。右のも似てるけど、外来植物のセイバンモロコシです。漢字で書くと「西蕃蜀黍」って書くらしいです。「西蕃」ってのは、昔、中国の雲南地方の漢民族が自分たちよりも西方に暮らしているチベット民族やなんかの異民族を指した呼称です。で、この外来植物、中国西部からやってきたのかと思いきや、ヨーロッパ地中海地域原産で、戦後になって確認された外来植物なのです。変な名前がついてます。

  橋を目標に約1㎞を一生懸命踏んでから、橋の下で休憩、いい眺めです。で、脇を見たら、野良ネコが横になってこちらを見てました。

  
 そこからは約1㎞をのんびり、向こう岸のシラサギたちの写真を撮ったり、空を舞うトビの姿を追ったり…、いいもんです。


桃木小学校近くまで戻ってきました。このあたりの桃ノ木川はアシがいっぱい茂っています。
アシの中から鳥の声が聞こえたものですから自転車から降りて眺めていました。

 
アシの茂みの外れにミゾソバの群落を見っけました。かわいい花が咲いています。きれいです。
この時期の川原に咲く花の中で一番美しい花かもしれません。
ミゾソバもソバも同じタデ科の植物ですから似ています。でも、ミゾソバの実は食べられないそうです。代わりに、新芽や若い葉は、茹でておひたしにしたり、油で揚げて天ぷらで食べることができます。よろしければどうぞ。


最後に足を止めたのは、幸塚町地先の取水堰のところでした。カルガモたちが集まっていました。
この取水堰には、寒くなると、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロなどの渡り鳥のカモたちが北の国からやってきます。早ければ来月の末には姿を見ることができます。

こんなして、23㎞ほどを2時間かけて走りました。家に戻ったのは昼前でした。

 

 <元気だね、でもさ、いい歳こいてるんだからさ、無理だけはすんないな…>
シャワーを浴びて、着替えして、昼飯を食べに出かけてきたら、顔見知りの窓猫に言われちゃいました。
無理はしません。ちゃんと自分の身体に聞いて、できる範囲でやってます。

  呑竜仲店のヤギカフェに来ました。注文して外席で待っていたら、一軒一軒の看板を腕組みして眺めながら通り過ぎて行った人がいました。腕組んでみるほどのもんじゃないような気がするのですが…
私はブラックドライカレーをいただきました。
ヤギカフェでは、秋の新作デザートができたみたい、ヤギカフェブログをご覧ください

 


それから用足しを一つして家に戻ると、COCOは優しい顔でお昼寝してました。
実は、お友だちのレイ子さんが来てくれて、たっぷり遊んでもらったらしいのです。それで、よいお顔でねんねのようです。

 私が台所仕事を始めても起きだしてきません。覗きに行くと、へそ天寝姿ではなく、普通に丸くなって寝てました。

 

  
夕食です。スープはカブのクリームスープ、クリームには茹でたブロッコリーの茎をブレンダーで砕いて濾したペーストが加えてあります。サラダは、柿、キュウリ、ロメインレタス、二十日大根、オリーブです。
そして、鶏の胸肉のストロガノフです。椎茸加えたサワークリームソース、付け合わせはホウレンソウのバター炒めです。

  それと、野菜のチーズ焼き、ナス、ズッキーニ、赤ピーマン、ピーマン、シメジ、トマト、味付けはアンチョビとマナティーさんにもらった福岡のトマトピューレ、チーズはゴーだとチェダーです。〆は、アスパラなとベーコンのパスタでした。
たくさん召し上がるお客さんが一人いらしたので、いつもよりも少しカロリー多めの食事でした。

 

10月7日の体温 7:00 36.7℃  14:00 36.5  23:00 36.9℃
     血圧  最高 120  最低 63 
     今朝の体温 7:00 36.6℃

 

 若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期してまいりましたが、秋になりましても、お客様に足をお運びいただくうえでいろいろな心配が解消できませんことから、来年の春まで延期させていただくことといたしました。誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、来春の開催までのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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2 コメント

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感謝! (カズ)
2020-10-08 18:29:03
おヒゲさんのご指示に従っただけで、大したことはしていないのですが(^^;)
おかげさまでいくつかのメディアで取り上げていただき、それらによってさらに多くの方に知っていただけたこと、とてもありがたく嬉しいです(^^)/
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うれしいね (ヒゲクマ)
2020-10-08 22:25:09
カズさん、
ご苦労かけたかいがありましたよね。
地元の人が、あの巨樹の自慢をするのを聞いているのはなんともいい気分です。
あれ以来、通りかかるとたいてい誰かいるんですよね。写真撮ったりして…
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