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黛信彦の時事ブログ

議決せぬ党派・議員の不要論(2)議決せず、議決させず

2008年05月01日 | 政治・政局
●複雑な民主党議員の事情
暫定税率復活の再可決について、建前は減税を唱える議員・国民の間に、本音のところ「これで良かったのだ」と考える人が多いという。

特に、民主党議員の中には、『暫定税率復活を望む選挙区事情』を考えれば「これで良かった」となり、又、次期選挙の集票を考えれば『有権者が減税を望むという選挙事情』から、「反対していて良かった」ということになるのだそうだ。

結局、誰のために暫定税率復活を反対するのかといえば、自己のためとなる。

又、60日も放置していたのに「みなし否決で参院から無理やり法案を奪い取ったのは大きな禍根を残した」と指摘した共産党・志位委員長の発言は暴論である。

野党、衆院の早期解散要求 菅氏「2・6兆円の増税」(共同通信) - goo ニュース

●議決せず、議決させず
参院が“議事せず・議決せず”で臨んだ結果、衆院が56年ぶりとなる「参院の、みなし否決」と判断したことの意味は大きい。

いわゆる、参院不要論だ。

更に、自らの議決義務を放棄することは許されたとしても、衆院での再審議を妨害しようとする行為は、権利を超えている。

≪議決せず≫は許されても、≪議決させず≫の実力行使は議員公務の執行妨害と言える。

河野衆院議長、休憩中も議場に足止め…野党の入場妨害で(読売新聞) - goo ニュース

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