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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

4大新聞、元旦の一面トップ記事と格付

2008年01月02日 | 5大紙社説
●朝日新聞(環境問題、空城の計?)★★
朝日は、地球温暖化を憂えて、今年を『環境元年』と定義している。そこでは【気候変動、紛争の起源に】と指摘する。

朝日は、地球温暖化の現状報告をし、環境元年を謳いつつも、その対策については一言も主張していない。空城の計なのだろうか?
「気候変動も紛争の起源だ」と朝日は言う。人類は太古も今もそうであったように、未来も、絶滅寸前の最後の二人になっても尚、生きるために他者を殺戮し続けることであろう。(星2つ)

●産経新聞(国際の平衡感覚)★★★★★
産経は「16日に東京で開かれる日本・メコン外相会議で、政府が『メコン東西回廊に2000万ドル』のODAを表明する」と報じている。
産経は、「このODAは何故必要なのか?」を「南進、中国に対抗」として記事にした。

以前にも書いた事だが、知り合いのボランティアーが朗読をさせていただく全盲の方が語るには「産経は、世界が一番良く判る新聞だ」という。(星5つ)

●毎日新聞(得手を捨て、特ダネに走る)★
毎日は『久間氏一億円受領』がトップ記事。

毎日新聞は最近、選挙記事が面白くなってきたので、私は間違いなくそれで来ると思っていたのでがっかりだ。毎日の「記者の目」はどうしたのだろう?(星1つ)

●読売新聞(国政記事に自信)★★★★
読売は『普天間代替 沖へ90メートル』を大見出しで伝える。
これは、沖縄県・名護市に対する政府の譲歩方針を記事にしたものだが、併せて農水省方針として国際争奪戦に備えた「小麦・大豆の備蓄拡大」を報じている。

読売は、件の党首会談の後、国政を憂える記事が多い。
又、朝日と同じく次期衆院選の予想立候補者と情勢を詳細に報じている記事が面白い。(星4つ)

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