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「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

解散8月27日、投票10月5日

2008年04月08日 | 政治・政局
●適者生存説
小泉純一郎元首相は7日、「強い者が生き残るとはかぎらない。政治家も政党も企業もすべて変化に対応できる者だけが生き残っていく」と強調し、「そろそろ『なんとか(解散)風』が吹き出した気がする」と語り、自民党・古賀誠選対委員長も同調したという。
そろそろ「風」吹き出した気がする 小泉・古賀氏、解散に言及(産経新聞) - goo ニュース

●解散総選挙
民主、攻撃材料底ついた? 年金追及、迫力不足(産経新聞) - goo ニュースという記事を見ても、或いは、浜矩子曰く「民主党、姑息から抜けよ!」という意見からも、自民党が大負けしない日程が読めてきた。

さて、『いつ解散』か、といえば、自民党が小負けで済む最短日、『8月27日』になると見通す。

この日程は、洞爺湖サミットを終え、北京五輪が閉幕して国際的に一段落し、且つ、10月、北京での第8回ASEM首脳会議、更には11月のAPEC等の外交に余裕をもって備えるため、投票日を10月5日とすることで完結する。


●直近の民意
無論、次の総選挙で、与党の現有議席の保持は不可能な情勢の中、自民党の悲願は、単独過半数である。

そこに公明党を加えて、先の参院選後、野党が口癖のように主張する『直近の民意』を獲得し、ねじれたまま3年或いは6年を忍ぶ覚悟で、政界再編や連立を目論むことになる。

●内閣改造、自民党総裁選挙
福田内閣の支持率は、国内問題で大きく上昇に転ずる可能性はない。
ただ外交面で、中国・胡錦濤主席の来日予定の延期、或いは北京五輪への政府関係者の不参加発表を行えば、40%台に回復する。

こうなれば、内閣改造が活きてきて、そのまま総選挙に突入できる。
しかし、福田康夫首相には、このことができないのであるから、意味のない内閣改造はできないし、サミット後、総裁選が行われ、選挙内閣が生まれることになるだろう。
内閣「支持」26%に急落 不支持59%の“危険水域”(共同通信) - goo ニュース
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1 コメント

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右翼や自民党保守とつながっているのがサンケイ (とおりすがり)
2008-04-08 15:56:07
産経新聞は、いつもこんな感じ。

というか自分の主義主張(国粋主義、全体主義)に合う議員には、非常に褒め称え、そうではない議員(必ずしも野党とは限らない)や政党になると、徹底的に攻撃したり、わざと誇張したり、場合によっては今回のような表現を使う。

 たとえば、小泉、安倍とつづいていたときは、自民万歳だったのに、福田になると、同じ自民党でも批判する。それは、福田が自民党の中でも穏健派、中国よりだから。安倍や小泉のような右寄りで国粋主義的な議員には万々歳。

 もちろん、ほとんどの場合、野党の民主党には批判しかしない。それも、下手をすると誹謗中傷や嘘スレスレのような記事を書く。


これが、フジテレビも含むサンケイグループのやり方。

 少しはまだまともだが、似たような傾向があるのは、ナベツネ率いる読売グループ。

 いずれにせよ、産経新聞は、主要各誌の中でももっとも記者のレベルが低いのではないか、と思われるほど、表現、言葉使いがなっていない。

 

産経新聞は、週刊誌の延長線上で、新聞を書いているのではないだろうか?
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