浜矩子の助言 小沢代表 良いとこ取り

●浜矩子の２つの助言
４月６日、フジＴＶ報道２００１に浜矩子らと出演した小沢代表は、２つの助言を受けた。
浜矩子語録　民主党、姑息から抜けよ！

●「姑息から抜けよ！」は、聞き分けず
浜矩子はまず、「民主党は、政権交代を目指して戦闘モードで行くという割には、色々なテーマについて、議論が姑息で、ミクロなところに陥っている」と指摘した。

↓↓の記事は、民主党の、姑息さがよく出ている。
「民主党は反対」提示前、山岡氏が渡辺副総裁候補に留守電(読売新聞) - goo ニュース

これについて自民党幹部は、「人事案の決定前に、国会議員が候補者に反対だと直接伝えるのは、辞退するよう政治的圧力をかけたようなものだ」と語ったというが、そのとおりだ。

●「財金分離の担保」は、良いとこ取り
浜矩子は又、「財金分離を担保するためには、日銀人事で、財務省出身者への同意は断り続けるべきだ」とも助言した。

小沢代表は、この言葉を良いとこ取りし、副総裁人事で、山岡幹事長を通じて鳩山幹事長らに「代表の言うこと聞いてもらいたい」と言わせ、日銀副総裁人事で、渡辺博史・一橋大教授には、断固反対する姿勢をとっている。
「渡辺副総裁」割れる民主　代表の言うこと聞いてもらいたい　求心力問われる(産経新聞) - goo ニュース

渡辺氏は、３月に民主党議員が作成した「候補者リスト」の筆頭だったことから、↑↑の記事は、『渡辺副総裁案は、民主党の幹部間の意思疎通不足を露呈させた格好で、容認派の同党幹部は７日夜、「下から積み上がったものを覆すようでは、小沢代表の求心力が問われることになりかねない」と語った』と結んでいる。