鳩山（兄）の約束

秋の臨時国会を前にして、与党は新テロ特措法などの事前協議のために民主党に対して党首会談の申し入れを行う動きを見せている。

民主党が党首討論を避けて福田康夫首相の問責を決議した（参院、６月１１日）ことや、問責後の国会対応について、６月１５日、フジＴＶ報道２００１に出演した民主党・鳩山由紀夫幹事長は次のように述べていた。

●党首討論
「（今までは）もし党首討論すれば、福田総理から“抱きつき作戦”と言うと失礼かもしれないが、争点をぼかされる話をずうっとされてきた。
今ここで党首討論して大連立の話みたいなところに押し直されると、分かりづらくなる」と述べ、小沢代表がクリンチに弱く福田首相のペースに乗せられてしまうのを避けたこと事を明かした。

●首相問責後国会対応
「我々は１内閣１問責が筋。サミットを花道に（福田首相が）おやめになれば、喜んで審議に応じる」と、福田首相がやめない限り、秋の臨時国会の審議には応じない党方針であることを強調した。

●辞めない首相にどう対応するの？
さて、日程は定かでないが、間もなく秋の臨時国会が始まるが、鳩山幹事長を通じて「福田首相がやめれば審議に応じる」と大見得切った民主党。
※党首会談に応じようとするのか？
※福田首相の問責を撤回してから審議に応じようとするのか？

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