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黛信彦の時事ブログ

北京五輪、2016年に延期

2008年05月17日 | 国際
日本の国際緊急援助隊は、目指す親子を発見したが、無念にも遺体だった。↑↑

四川大地震発生から5日目、がれきの下の様相は次第に悲観的になってくるが、中国政府が海外救助隊を受け入れ、今から救出活動の本格開始となる。

困難な救出活動は時間との勝負だが、どう考えても、3ヶ月を要する。
同時に、四川省政府の調べでわかった500万人近くの避難所生活者のための設備の調達・整備そしてインフラ回復が行われるが、復興の本格的開始は北京五輪開催期間中と見込まれる。
阪神大震災や新潟地震の経験から、復興には避難民の生活を半ば安定させるのに、2~3年を要し、更に5~6年がかりでようやく落ち着きを取り戻す。

このような状況で北京五輪を開催することは考え物だ。
ジャック・ロゲIOC会長は緊急に北京五輪の開催中止を決断すべきだ。

中国はこれに従い、四川大地震復興に国を挙げるとともに、人権問題において、チベット民族の高度な自治問題・ミャンマーやダルフール軍事政権への介入問題等について、国際社会が認める改善をすべきである。

そして、これらを条件に、2016年開催地に挙手している東京・シカゴなど7都市は、立候補を取り下げて、北京に譲ろうではないか。

中国が果たしていない8年前の約束に、再チャレンジのチャンスを与えてみようではないか。
そうすれば8年後、世界中が、こぞって聖火リレーを歓迎し、祝福されたオリンピックを開催できる(かも知れない)。

生き埋め114時間、観光客を救出 避難所480万人超(朝日新聞) - goo ニュース
チベット旗、毛沢東がお墨付き…ダライ・ラマが秘話明かす(読売新聞) - goo ニュース

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