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黛信彦の時事ブログ

マルチ疑惑、山岡国対の証人喚問はいつ?

2008年12月10日 | 山岡国対悪言録
10日発売の文芸春秋は、≪民主党『マルチ疑惑』焦点の男≫を報じた(以下、本記事)。
本記事表題の焦点の男とは民主党国会対策委員長・山岡賢次、「山岡国対悪言物語」の主人公であるが、本記事では「焦点の男にして、助演男優」として活躍している。

本記事は、次のように書き初められた。
~・~・~ 「前田雄吉でございます」
11月25日の昼近く、筆者の携帯電話がけたたましく鳴った。電話をとると、相手は自分の名を告げた。そしてやや疲れた声でこう呟いた。
「今はとにかく話せないのです」
(中略)「これは(マルチ商法)業界にも党内にも、ネットワークビジネス議連内部にもいろいろあるのです」
「あの(前田議員離党の)時点では選挙が今日か明日かという切羽詰った状況だった。僕が離党して次、(愛知)六区から出ないと決断するしか道はなかった。ドロドロのことが山のようにあったし今もある。だが今は何も言えません。しかし、しかるべき時がきたら、裏の裏まで全部実名で書くつもりです。(中略)とにかく時期がきたら、今回の問題のもっと奥の部分にあるものを全部明らかにします」 ~・~・~

筆者・田村建雄氏は自身の取材結果、トカゲの尻尾だった民主党議員・前田雄吉の話、自民党がこの問題が発覚後いち早く立ち上げた「マルチ疑惑追及プロジェクトチーム」の共同座長・平沢勝平の調査結果などから、
●教祖と呼ばれた山岡賢次
●不可解な振込先幽霊会社
●消えたマルチマネー
●謎の女性2人
●マルチ擁護議員は小沢側近に集中
などを明かし、名古屋地検特捜部を中心とする捜査の展開次第で、山岡賢次の証人喚問という醜聞に発展するとしている。

発覚以来、山岡賢次の言動は妙ちきりんで、自民党国対委員長・大島理森に「どこまで知っているの?」とカマを掛けたり、国会を早く閉じたがっているなど、大いに怪しいらしい。

民主党のマルチ疑惑劇場では、焦点の男・山岡賢次はあくまで助演男優、主演は勿論、代表・小沢一郎であることが明白になることだろう。

小欄は、「民主党はマルチ商法的支持者集めをしている」と推察している。

民主党のマルチ疑惑 文芸春秋が報道(産経新聞) - goo ニュース
「麻生政権に解散の力ない」=定額給付金撤回を-自民・山崎氏(時事通信) - goo ニュース

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