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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

ならぬ!ならぬ! パンダと開会式交換

2008年05月02日 | 中国
福田首相は2日、北京五輪の開会式に「まだ決めていないが、行けたらと思う」と、出席する方向で検討する考えを述べたという。
更に朝日新聞は、7日の胡錦濤主席との首脳会談で、出席の意向を伝える可能性もある、と報道。

「行けたらと思う」のは福田首相だけではない。国民の多くは、福田首相が五輪開会式に円満に行けることを望んでいる。

しかし、条件が整わない今、7日の首脳会談で無条件に出席の意向を伝えるのは下の下の策だ。
福田内閣の支持率は10%近くに急降下するはずである。

五輪開会式、首相が出席の意向(朝日新聞) - goo ニュース

東シナ海のガス田問題が簡単に解決できないことは皆知っている。

農薬ギョーザ問題は、2月28日福田首相ご自身が、中国側の対応を前向き評価したことで、日本が何も言えなくなってしまったことを、国民は知っている。

しかし、問題はチベットの人権だ。
超党派議員も30日、チベット問題に関して「今後も混乱が続く場合、福田首相の北京五輪開会式欠席を考慮すべきだ」と、慎重な対応を政府に求める緊急決議を採択した。

現在、世界も日本も要求している“ダライ・ラマ14世”との対話が実質的に始まることを、日本政府の最低条件にしなければならない。

間違っても、上野公園にパンダをもらうことを条件にしてはいけない。

福田首相の五輪開会式欠席検討を=チベット問題で保守系議員(時事通信) - goo ニュース

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1 コメント

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損か得か (yama)
2008-05-02 21:22:34
・海外の中国人は人権やデモの権利を与えられて活動をしている事実。
・日本の歴史認識が間違っていると指摘する中国がチベット問題を封印しようとしている事実。
・聖火リレーで中国旗を振って応援した中国人が民主化を求めたら、天安門の時のように殺される事実
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