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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

万一の時、負けられない

2008年06月17日 | 中国
許代表↑↑は「志ある者は殺されても、辱めは受けない」と言った。

★毅然と対応せよ
台湾・馬英九政権は尖閣諸島海域に海軍艦船を派遣する検討に入った。「主権の誇示と台湾漁船の保護」が根拠である。

しかし、日本には大義がある。1895年日本領土に編入され、サンフランシスコ講和条約でも日本領土として認められている。

政府は、毅然とした対応で、侵犯を許してはならず、一握りの砂さえ奪われてはならない。
領土を守る断固たる姿勢で、海保や自衛隊だけでなく、関係機関が不測の事態に即応できるよう徹底していただきたい。≪田単≫寄越せば 台湾は本気なのだ。

その前に、台湾の自制をしつこく求めることと、中台の連携という最悪のパターンを回避する外交を展開すべきは勿論である。

●許世楷代表の辞任(産経新聞17日)
許世楷・台湾駐日代表は、同海域での台湾遊漁船沈没に抗議した台湾当局によって、状況報告のため召還されたが、与党議員から「日本寄りとの批判を受け、屈辱を受けて耐え難い」として、16日の会見で辞任の意向を表明した。
外交部は国会での報告を命じたが、許代表は「志ある者は殺されても、辱めは受けない」とし、辞意を認めるよう訴えた。

●18日、再侵犯の可能性(asaho.com17日)
台湾立法院には「主権の誇示と台湾漁船の保護」を根拠に。政府関係者を乗艦させた海軍艦船を同海域に派遣する計画があるが、外交国防委員会と国防部の16日の協議では結論が出なかったようだ。

●中国、中台連携に期待 (産経新聞17日)
中国週刊誌、国際先駆導報は、“台湾では『両岸は手をつないで釣魚島を守ろう』との声が相次ぎ上がっている”と中台連携への期待感を伝えている。
又、中国のウェブサイト「網易」の掲示板上でも「両岸はそろって軍艦を釣魚島に派遣し、中華民族の力を日本に見せつけるべきだ」など“中台共闘”を呼び掛ける声が目立つ。

●香港の団体も抗議船を計画(産経新聞17日)
香港の団体「保釣行動委員会」は16日、抗議船を出す計画があることを明らかにした。
17日に台湾で船をチャーターして、尖閣諸島へ向かう予定。中国のサイト上で目立っている台湾との共闘を呼び掛ける声に呼応したものとみられる。

●在台・日本人16000人に、注意喚起(産経新聞17日)
日本の在台・交流協会は、高まる反日気運は「予断を許さない状況にある」と指摘し、次の注意喚起の通知文書をHPに掲載した。
(1)政治的な集会に興味本位で参加しない
(2)公共空間で政治的な会話や議論をすることは避ける
(3)就学中の学生・生徒は可能な限り複数で行動する
(4)会社・家庭で非常時に対する準備をしておく-としている。
又、身の危険を感じたら台湾警察に通報するとともに、同事務所への連絡を勧めている。


台湾駐日代表、「売国奴」批判に抗議の辞意 尖閣沖事故(朝日新聞) - goo ニュース

尖閣緊迫 日台当局が交渉 「衝突回避せよ」(産経新聞) - goo ニュース

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