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黛信彦の時事ブログ

単能機政党 に 姑息の虫

2008年06月07日 | 政治・政局
綿貫代表!!!、単能機政党から脱しなければ!!

国民新党は先の参院選直後から、騙されても、馬鹿にされても結局、民主党に妥協してきた。
良い例が「郵政民営化凍結法案」の再提出。民営化法案実効日(昨10月1日)が近づくのに、民主党は難色を示し、おまけに9月25日の“首相指名選挙”で、第一回目の投票から「小沢一郎」を指名して欲しいと虫のいい要請。
綿貫代表はきっぱり断り、統一会派構想も崩壊したかに見えた。

しかし、国民新党は“郵政民営化反対”という唯一つの目的をもった、言わば“単能機政党”である立場から、「郵政民営化見直し法案(株式処分凍結法案)」というのを思いつき、民主党との共同提出を呼びかける。
民主党は、統一会派結成を条件にこれを飲み、10月23日果たした。

さて、民主党は姑息の政党である。今年4月6日TV番組で、妖艶なエコノミスト・浜矩子から日銀総裁人事問題で「民主党は、姑息から抜けよ」と言われて畏まった小沢代表だったが、またもや日銀人事で姑息なことをやってのけた。

それが↓↓の記事の話である。

国民新党離脱騒動 問責前、気勢そがれる民主(産経新聞) - goo ニュース

それにしても、民主党の姑息は救い難いが、哀れなのは国民新党である。
ただ、単能機政党にはやはり限界がある。

もう少し複合機的政策構想を掲げなければ、姑息の虫が付いて「相談がなく数合わせのコマにされ」、食い尽くされるだろう。

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