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黛信彦の時事ブログ

民主「政教分離」質さなければ、職務怠慢

2008年10月04日 | 政治・政局
朝日新聞の記事(↓↓) は、民主党が2日の参院本会議で麻生太郎首相に対して、輿石東参院議員会長に公明党の政教分離問題について、矢野絢也・元公明党委員長の国会招致を仄めかして質問させた動機について、
~・~・~ 輿石氏がこの問題を取り上げたのは、野党多数の参院で問題提起すれば、国会招致に現実味が増し、招致を回避したい公明党が、民主党が求める早期解散に向けて自民党に圧力をかけるとみるためだ。輿石氏は質問後、早期解散が見送られた場合の今国会での招致について「当然、視野に入ってくる」と記者団に語った。~・~・~
と、解説している。

これが真相であるなら、その意味は「与党が早期解散に応じれば、今国会での公明党追及はやめて、今度の総選挙は政教合体を許すよ!」と言っている訳だ。
言い換えれば、「学会・公明は、選挙運動で政教分離に憲法違反しているが、早く解散総選挙すれば違反を許すよ」というもので、矛盾した論理展開だ。

小欄は、この問題は、民主他有志党が原告となって司法に委ねるべきと思うが、その理由は、政局に絡める民主党の姑息さに我慢ならないからである。

民主党に問う、仮に公明党が民主党に擦り寄ったら、この問題の追及をするのかしないのか?
創価学会と公明党が憲法・第20条【信教の自由】第一項のうち
『いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない』
に反しているというのであれば、選挙どころではないのでは?
可及的速やかに解決すべき問題ではないのか? 解散総選挙の前に!
政教分離をただして、その後に解散総選挙なのではないか?

憲法違反と確信していながら、その追及をやめてもいい、という民主党の態度こそ、憲法を軽んじていると言える。
白黒は別として、政教分離を質さなければ、民主党議員は職務怠慢だ。
この様だから、『小沢一郎は日本を潰す』と言われる。

離党決意した女性議員に、男性幹部議員が入れ替わり立ち代りして、「もう一人にはしないよ!」と、甘い誘惑の声。
民主党が、野党という童貞を捨てたら、日本は目茶苦茶だ。

民主、首相に「政教分離」ただす 公明・創価学会念頭(朝日新聞) - goo ニュース

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