ＮＨＫ世論調査（14.07-2） 拉致被害者帰還への期待高まる

ＮＨＫは、１４日のニュース７などで放送した７月１１～１３日の世論調査結果について、１５日の「おはよう日本」で拉致問題を含む後記の調査項目を追加で報じた。

１０日付日本経済新聞が「北京で１日に開かれた外務省局長級協議の際に、北朝鮮側が日本側に日本人の生存者リストを示した。　リストには日本政府が認定している複数の拉致被害者を含む日本人約３０人の名前などが記されている」などと書き、菅義偉官房長官が記者会見で、政府として「事実と全く異なる」と抗議し、「訂正を求めた」と明らかにした。

どちらが正しいのかは別として、拉致被害者の帰還に国民の期待が高まっている調査結果だ。　よしんば、日経の報道が正しいとしても、政府には基本方針通り「小さな成功に終わらせるな」と言いたい。　また、度重なるミサイル発射についても毅然と抗議することを求める。

今度も北朝鮮が裏切れば、世論は倍旧の制裁を政府に求めることになりそうだ。

以下、ＮＨＫの調査結果。　

■北朝鮮による拉致問題

１、北朝鮮に対する制裁解除は適切か

適切である・・・・２７％

適切でない・・・・２５％

どちらとも・・・・４０％

２、今回帰還の可能性はあると思うか

大いにある・・・・０３％

あると思う・・・・３８％

あまりない・・・・４４％

全くないぞ・・・・０９％

■法人税の引き下げについて

適切である・・・・２０％

適切でない・・・・２７％

どちらとも・・・・４２％

■原発再稼働

賛成である・・・・２１％

反対である・・・・４１％

どちらとも・・・・３３％