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黛信彦の時事ブログ

大連立構想破綻の意趣返し?―②

2008年01月31日 | 政治・政局
大連立構想破綻の意趣返し?―②
1月31日付読売新聞の記事の一説に『民主党の小沢代表が率いた旧新進党は1996年、住宅金融専門会社(住専)の負債処理をめぐる公的資金投入に反対、国会内で3週間にわたりピケをはった。だが、世論の批判を浴びて挫折し、この国会戦術の失敗が、新進党解党への端緒になった。』とあった。

「そういうこともあったな~」と思い起こす人は私だけではあるまい。

ここで気になるのが、小沢代表は「民主解党」が本音なのではないのか?ということだ。
今回の税制関連法で与党がブリッジ(つなぎ)法案を提出するに際して、小沢代表は「2日や3日じゃだめだ。2~3週間審議拒否しろ」と発破をかけ、ガソリン値下げ隊にも肉弾戦を求めたが、この2~3週間が1996年の3週間に符合するではないか?

そうなれば、世論は民主党に絶望したであろうし、急新進党の二の舞を演じかねない。
大連立構想破綻のあと、小沢代表はダボス会議に三転して出席しなかったり、本会議そっちのけで大阪府知事選の応援に行ったり、の迷走に、今回のブリッジ法案への対応を加えると、「俺は、代表を辞められないのなら解党したい!」との疑いをもたれてもやむをえない。
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