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黛信彦の時事ブログ

「小沢君は変貌した」

2009年05月01日 | 政治・政局
2月8日のTV放送で「小沢君はものぐさ、時代に間に合わない」と断じた中曽根康弘元首相は1日、産経新聞【憲法記念日特集】のインタビューに答えて、「小沢君は変貌した」など、次のように語ったという。

~・~・~ 民主党の小沢君(一郎代表)は変貌した。昔は憲法改正を唱えていたが、民主党の代表になって発言を控えている。あの党には旧社会党左派系もいる。小沢君が党内で権力を握るには妥協しなければならないのだろう。
 けれども、民主党が政権与党になった場合に憲法改正の動きが遅れるかといえば、憲法改正の使命感を持つ民主党議員たちがいるのだから、彼らがいつまでも黙ってみておれるものか、と私は思う。衆院選後は憲法をめぐって政界再編が起きないともかぎらない。
 衆院選で絶対的な過半数をとる党は出てこないだろう。自民、民主両党のいずれが第1党になっても、相対的な第1党、第2党になる。国家的基本問題の推進をめぐって挙国的勢力の結集は考えられる。~・~・~

小欄の知る限り、40年以上も自主憲法制定を訴えている中曽根元首相は、インタビューで、
「サブプライムの問題で米国やヨーロッパ諸国は傷つき、世界情勢は混沌としている。日本がある程度、世界的にも指導力を発揮する時期に入っている。それには国家の態勢を整え、強力安定政権を登場させ、世界政策、世界戦略を実行していかなければならない。この観点から、憲法問題をとらえる必要がある。」と述べている。

憲法改正が遅れるほど国益が損なわれることは現実問題である。

【憲法記念日特集】「小沢君は変貌した」―(産経新聞)


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