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黛信彦の時事ブログ

前原氏「自衛隊派遣を」、ISAF参加なら

2007年10月18日 | 政治・政局
『武装した自衛隊を派遣すると、現地での日本人への良好なイメージが悪化することから、民間警備会社の活用が合理的としている』が、『そこまで自衛隊を敬遠しなくてもいいのにとの声もある(産経新聞)』との朝のニュースであったが、民主党の午後開かれた外務防衛部門会議では『小沢代表が論文で国際治安支援部隊(ISAF)への参加に言及したことに対して、「かえって議論が面倒になった」と不満を漏らす議員もいた』という。
そして、正論に近かったのが前原氏↓↓
民主、給油対案で党内協議 前原氏「自衛隊派遣を」(Asahi.com)
ISAF参加と自衛隊警護は当然セットである。
理由は直前のブログに書いたが、警護を外国の警備会社に外注するなど、世界の笑いものだ。
まして、""武装した自衛隊を派遣すると、現地での日本人への良好なイメージが悪化する""との民主党の言い訳は、諸外国に対する侮辱である。前原氏が主張するように、万一ISAF派遣なら、よくよく議論をして自衛隊の警護を派遣すべきだ。ただ、憲法論議無しのISAF自衛隊派遣は違法である。
福田内閣はその生命を掛けて新テロ法案を議決に持ち込むべきだ。

反対派の閣外協力脱退を懸念して、米印原子力協力協定の発効困難を米国に伝えたインドのシン首相がブッシュ大統領に伝えたとされる、「原子力協定は国家のために必要だが、私は政治家の道を歩む」との言葉、福田康夫首相にはこのような発言をしていただきたくない。
今、「内閣の重さ」よりも「新テロ法案の重さ」が優先される。
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