いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

国会の爆弾男・楢崎弥之助

2006-03-01 | WEBLOG
「ガセネタ」「キワモノ」、おおよそ政治家が口にするような言葉ではない。民主党・永田議員の「堀江メール」問題。質問の口火を切ったときには爆弾発言?のはずが、終わってみれば自爆発言となってしまった。

この茶番劇を元祖「国会の爆弾男」楢崎弥之助元衆院議員はどんな思いで見ていたのだろう。氏は元祖「爆弾男」楢崎氏がメール疑惑を一喝という記事で日刊スポーツの取材に応じていた。

氏は、2000年6月に永田議員が初当選した際、祝賀の席で、永田議員から「私も国会で爆弾質問をしたい」と話しかけられたことが忘れられない。
「そんな生やさしいものじゃない。十分に裏を取らないと自分がやられるぞ、と忠告したのだが……」と。今回の質問についても「ネタ元を『場合によっては表に出てもらう』と説得し、質問に臨まなければならなかったのに、あまりに幼稚。騒ぎになることは想定できた。執行部が若い永田君を指導しなければならなかった」と語った。

初心忘れるべからず。永田議員も先輩の言葉を胸に刻んでおけば今回のチョンボを防げたであろうに。

楢崎弥之助氏の聞き書き「”爆弾男”命ひとすじ」が単行本化されたことが息子である楢崎欣也氏のホームページに紹介されている。
岩男清治(著),楢崎弥之助単行本
発行:2005年04月 出版社: 西日本新聞社
昨年7月から10月まで西日本新聞に連載された元衆議院議員、楢崎弥之助の聞き書き「”爆弾男”命ひとすじ」が単行本化されました。1960年の衆院選で社会党から出馬し、初当選。リクルート事件では、同社によるもみ消し工作を告発するなど、爆弾質問の数々に「国会の爆弾男」と呼ばれました。「解放の父」松本治一郎氏を師と仰ぎ、反権力、反戦平和の姿勢を貫きました。本書では、爆弾質問をめぐる裏話や高校時代に結ばれた安代夫人とのドラマチックな恋愛、歌謡曲「くちなしの花」にまつわる同級生の悲劇など、興味深い話を詳しく紹介しています。

プロローグ 爆弾男と呼ばれて
第1章 青春、博多っ子純情
第2章 反戦の決意
第3章 師と共に歩む
第4章 権力との闘い
第5章 離党、いばらの道
第6章 改革への夢
中学修猷館では小生の亡父と同級で、私も一度東京駅でお会いしたことがある。中学時代は水泳(400㍍自由形)では九州チャンピオンであったと聞いている。書籍中、安代夫人に対する想いは氏の質実剛健そのものの風貌からは想像もつかないことであった。今後も健康に留意されご活躍されることを心よりお祈りします。