いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

世界の野球に変わった

2006-03-22 | プロ野球
WBC、王ジャパンの世界一から一夜明けた今日もマスコミはこの話題でもちきりである。新聞各紙は「王ジャパン」「世界一」「イチロー」といった活字が躍っている。テレビも今日はニュースではなく、ワイドショーがこの話題で持ちきりである。昨日の決勝戦は日本テレビの中継であったが、ビデオリサーチの発表によれば、平均視聴率は43.4%、優勝決定の瞬間は56.0%といずれも過去最高を記録したようだ。

アテネ五輪日本代表監督を務めた長嶋茂雄氏は次のようなコメントを発表した。『チームジャパンの皆様、おめでとう。ワールドチャンピオンとなった今、日本中の人々とともに心から感動し喜んでおります。大リーグのスター選手も参加したこの大会で各国のナショナルチームは文字通り、死力を尽くして戦い、その中で日本がチャンピオンカップを勝ち取ることができました。それは王監督に率いられた日本の野球が、世界の野球に変わったことを意味する価値ある勝利でしょう。選手の皆様はどうか、野球の楽しさ、素晴らしさを、これから多くの人たちに伝えていってください。』

野球界を代表する二人のスパースターの力で、日本の野球が世界の野球に変わったのだ。アテネ五輪にかけた長嶋氏の思い。WBCにかけた王監督の思い。そこには野球人気の低迷をなんとかしなければという切なる思いが感じられる。アメリカのマスコミも「野球がベースボールに勝った」と日本野球の実力を評価している。日本や韓国型のベースボールが今や世界のトップレベルであることが証明されたのである。

今回のWBCの日本チームには、アテネ五輪代表チームとの大きな違いがった。それは、結果的には2名となったが、現役日本人大リーガーの参加である。イチローと大塚。この二人が心の面でも技量の面でも卓越していた。とりわけイチローは、過去から彼がファンの前に晒してきたイチローではなかった。野球の求道者イチローが将来優秀な指導者になることが確信できるこの一ヶ月であった。王ジャパンは単に「世界一」となっただけではなく、将来の日本野球界に多くの優秀な指導者を送り出すために多大の貢献をしたと思われる。
帰国の日本代表と別れ惜しむ イチロー

野球の国・地域別対抗戦、第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で頂点に上り詰めた決勝戦から一夜明けた21日、チームのけん引役となったイチロー(マリナーズ)は、帰国の途に就く他の日本代表メンバーと、当地の空港で最後まで別れを惜しんだ。

戦いを終えたイチローは、大塚(レンジャーズ)とともに米国に残り、オープン戦期間中のチームに合流する。空港では、帰国してシーズン開幕に備えるスーツ姿の王監督を前に握手を求め、固いきずなを確認した。

殊勲打を放った今江(ロッテ)ら共に戦ったナインに感謝の言葉をかける一方、キューバとの乱戦のきっかけになる失策をした川崎(ソフトバンク)には「油断しただろ」とジョークを交えてたしなめるなど、日本代表メンバーに一言ずつ添えた。イチローは一夜明けの会見で「喜びは、まだ続いている。一緒に日本に帰ってから(キャンプ地の)アリゾナに行きたいぐらいだ」と話した。

日本代表は21日の午後にサンディエゴを出発し、22日夜に成田空港に到着予定。イチローと大塚晶則投手は、所属する米大リーグのマリナーズ、レンジャーズにそれぞれ合流するため、春季キャンプ地のアリゾナ州に向かった。

【毎日新聞】
◆松坂、上原メジャーへ大流出…王も監督就任!?

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