シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

Let it go

2017-09-08 | おもうこと

シンガーソングライター&ジャズシンガーのナターシャです

公式サイトはこちら 
youtube Natashaページ登録説明こちら
Facebookページはこちら
インスタ始めましたこちら

6月28日 ナターシャ2nd CD Unlimited 発売
「1st CD『ありがとう」で癒されたら2nd CD "Unlimited"で勇気をチャージ。いくつになっても生まれ変われる新しい自分に!」タワーレコード オンラインショップへどうぞ。



CD短編ダイジェストはこちら
CDメイキング全曲入り




この3ヶ月ほど、あまりにもいろんなことがあって目がぐるぐるしてました。

閃いて、閃いたことを行動して、その結果そのまま「す〜っと流れること」もあれば、「全然違う方へ向かって行ったり」もあるし、

「自分がこうしたい、ああしたい!」ていうのを超えた大きな流れに自分が押されている感じ。

もちろん、目的地の「自分の描く幸せ」に向って行ってるわけだし、

一見「え?」って思うことでも、

たとえ今「しんどい選択」であっても

ちゃ〜んと目的地に向かってることは今までの人生経験でわかってる・・全てはうまく行ってる・・てね。

でも、一気にいろんなことが動くと心と体がついていくのがた〜いへ〜ん。

ただでさえ異常な暑さのこの夏、移動が多かったし。


この「自分を超えた力」が私を押してる・・

というのは人生で過去何回かありました。

普通の生活でもちょくちょく感じることけど、とても大きいバージョンのことです。

10年前南仏からパリに引っ越した時、郵便で送った全ての荷物が失くされ、一つづつ自力で探したあの事件。

今から考えると、そのあとの人生の展開を考えると「日本に帰る時期」だったんだろうな。

にもかかわらず私は「絶対日本には帰りたくない」と思ってました。
流れに逆らってたね。。
今思えば。

だから「ここじゃないよ」という軌道修正がされようとしてたとしか考えられない。

そういう時は流れに乗らなければならないのです。

当時私は全くその出来事の奥深くにあるメッセージに気づかなかったから(もちろん当時の私には無理)、毎日郵便局に出向き、郊外の集荷所に出向き、郵便局では誰も助けてくれず「面倒くせえ客」扱いをされ、電話をしても「また例のマダムからや」って受話器をその辺に置いておかれてる(丸バレ)し・・まあ、涙の毎日でした。

ある時、家の前まできた荷物がそのまままた郵便局へ戻っていったり・・

さすがにここまでくると、怠け者の郵便局の人らだけではない何かが動いている気はしましたけど、10年前の私には「じゃあなに?」と深く物事を理解する力がなかったのでした。

「執着を手放す」もキーワードだったのだろうなと思います。

「命あって生きてるし、まあお金あるから必要なもの買えるからいいか」

くらいに考え方変えられたら良かったけどね。

特に一番執着してたもの、一番出てきてほしかったもの・・

それは母が買ってくれたコート、

ず〜っとパリに住みたいと言い続けてた私に「いつかパリに暮らしたら着れるね」と買ってくれたコートだったので、このコートだけは絶対取り返す!パリで着るのだ! と執念燃やしてました。

そしたらね、13個の箱のうち少しずつ取り返したり(南仏まで自力で行って)、戻ってきたりしたのに、一番最後まで戻ってこなかったのがこのコートの入った箱。諦めた頃に戻ってきました。

この時の出来事の深いメッセージは「執着を手放す」だったのだなって、今ならわかる。

というか、この出来事のおかげでわかったともいうけど。

まあ、あの夏は毎日が郵便局との涙と汗の戦いでした。

ものすごいストレスで結局持病(その時はわかってなかったけど)が悪化して日本に帰らざるを得なくなったという・・。

こういう痛い経験があると、出来事の読み解く力が養われますよ、ほんま。


ということで、今も自分を超えた力が動いていますが、ここでも

「流れに身をまかせる」そのためには「執着を手放す」
 Let it go!

なんだろうな。

痛い経験から学んだので、今どれだけ大変でも今のテーマはLet it goなのです。

ただただLet it goを選択する。

結局、人生は頑張って手に入れて、それを手放し、また手に入れて、それを手放し・・の繰り返しなのだなあ。

一生懸命手に入れたもの、それを手放すって本当に大変。

でもギュ〜って手に握りしめていたら、捕まえたい何かがきても捕まえられないものね。
だから「手放すのが先」なのですよね。確かに。

「これがないと生きられない」は執着です。幻想ともいう。

私のコートのように。

実はそのあと何年後かに冬にパリに行った時には、そのコート可愛いけどすごい重いからその後新たに買った軽くて暖かいダウンを着て行った(笑)

そんなものだよな。

でもそのプロセスを経るごとに、本当の自由になっていくのだろうと思います。

結局失うものは何もなく、本当の自分だけが残る。

Let it goの先に待ってるもの、「本当の自分」。


今日はほんまに疲れてたので、ご褒美的にカフェテラス席でスイーツを。



風が気持ちいい外カフェの季節になりとっても嬉しい。神戸の海風気持ちよかった。
でも気持ちよすぎて疲れたし寝そうになったので結構すぐ帰りました。




ご褒美っつう事でマロンタルト。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿