シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

期待

2007-12-22 | おもうこと
「期待」の話をちょろっと書いてから色々発見したことがあります。

通訳中「期待(expectation)を手放せ」というフレーズを聞いたときは、今まであまりでてこない言葉だったのでとても新鮮に聞こえました。その時は実感できませんでしたが、後でゆっくり考えると確かに人間はいろんなことを他人に期待します。

「私の誕生日は彼氏がお祝いしてくるはず」
「夫なら私を養ってくれるはず」
「妻ならこれくらいの浮気許してくれるはず」
「子供なら年老いた親の面倒をみてくれるはず」
「私の子供なんだから算数100点とれるはず」
「親だったら私のこと理解してくれるはず」
「友達だったら話をきいてくれるはず」

確かにこんなことを手放せば楽ですよね。

昨日気づいたのは、これってその下に「もし私を愛しているなら」という文がつくんではないか?ということです。

といことは、これを自分に対する愛のバロメーターにしている・・?

「誕生日なんだから、私を愛しているんなら、祝ってくれるはず。もし祝ってくれないなら、愛していないってことよね」そして、彼の都合がつかなければ「私は愛されていない」て確認しちゃう。つまり、底の深い部分では「私は愛されていない」という信念がある。

「夫なら・・妻なら・・」というのは、明らかに「お父さんならこうしてくれた。お母さんならこうしてくれる。」というのと潜在意識で比較して「ほら、私のこと愛してない」とまた確認。

「自分の子供なんだから100点取るはず。私のこと愛しているんなら。」というのが一番トリッキーですね。私が中学生を教えていた頃も、「私がこんなに一生懸命教えたのだから、あなたいい点とってよね」と思っていたのかと思うとぞっとしちゃう。つまり、私はあなたに対してこれだけの愛を与えた・・だから、それを見える形でお返ししろ・・と。期待とは恐ろしいものですなあ。

期待を手放せば、すべての事は感謝と喜びのみになるのに。
すごいことを言うなあ、オマカユ(私が通訳したヒーラー)は。と今さらながらに思いました。

つまり、人は自分自身を愛で満たしていないから、その代償として期待するってこと?100%満たされていたら期待しないってこと?

私は過去と比べるとはるかに自分自身を愛で満たしてるよな・・て思っていますが、でも昨日友人に「『満たされない』っていう思考パターン入っているよ」と言われ「お~」と心に来たからそうなんでしょうね。

新しいことを始めるからまた次のステップへ、より一層自分を満たすことが必要になっているのかもしれません。そしてそのきっかけになることが表面化、浮上してきてくれているのですね。

そうそう、今日は冬至。
不要になったものを手放すには最高の日ですね。それにフォーカスしてみよっと。あさっては満月だし・・この1週間はパワフルウイークです。

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7 コメント

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Unknown (CHA-CHA)
2007-12-22 17:05:17
毎回かえるさんの日記を読むたびに「まさしく今の私が勉強してるそれよ、それ!」って叫んでます。

今回の『期待』も、先日の心理カウンセラーの講座で勉強してきたのと似てる。
講座のテーマは離婚問題だったんだけど、夫婦間の価値観が違ってくる原因の一つとしては、お互いにかけた期待や望みがかないわなかった時なんだって。
その解決策は『和して同ぜず』=お互いの価値観を認め合いながら自己確立していく。でした。

常に相手に期待ばかりする依存型はやはりダメね。
“愛されたいなら愛しなさい”ってよく言われるけど、相手からの見返りを期待するのではなく、自分が先に相手を満たす存在になればいいのかもね。
難しいけど…。
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Unknown (かえる)
2007-12-22 22:27:31
繋がっている繋がってる。

頭では分かっているのに、体やハートはまだできないことって色々あるよね。

でも、全部できていたらもう人間やらないでいいもん。

この人生面白いから私は今生の寿命を一応200歳にしているので、ま、200歳になるころにはだいぶ成長しているでしょう楽しみ楽しみ。

冬至の夜だ。たくさん手放すぞ~

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Unknown (たかこ)
2007-12-23 04:35:09
神様の一部である私たちは愛でできている。
自分の外側に幸せを探すのは蜃気楼を本当だと思ってそこに幸せを探すようなもの。
愛である私たちには幸せや喜びがそのattributeとしてついているから。
だから、自分が外側に愛を放出したときに、それが増えて自分に戻ってくる。放出した方も受け取った方にもただ愛は増える。それが宇宙の原則。
一方が増えるともう一方が減ると見えるのは物質にフォーカスしているとき。だけど、永遠に本当に存在するのは愛。そこに気持ちを向けるとき、その愛は増えて行くのです。感謝して受け取ったり手渡したりするとき、その感謝が増えて行く。

自分の外側というのは本当は、ない。すべて自分の心がそこに映し出されている。だって、物事に意味を与えているのは自分だから。ほんとうの意味は、すべて愛。期待もジャッジも自分の作り出した物。それを横において、でも本当のことを見せて下さい、と、自分のエゴを手放したとき、本当の自分、宇宙の一部、愛の一部であることを感じたり、それを体験できるような事が起こります。
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Unknown (かえる)
2007-12-23 12:20:33
そうだよね。
地球を選んだ私達はそれを体験するために選んだのだからね。

これからの人生、いっぱい体験します。
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Unknown (komachi)
2007-12-25 11:16:33
今 ベストセラーの中にある書籍の中にもありますよね、 「求めない」こと

すべて 持ち合わせている 愛であるから
気づいていれば 求めなくてよいということでしょう。

でも 健忘症の大人は忘れる。

経験と感動のために(霊的進化のためですが)
三次元がある。

カラダが気になる、鳥居だと感じているのは
そういうことだからかな。

とにかく カラダで体験
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Unknown (かえる)
2007-12-25 22:00:33
「健忘症の大人」か・・素晴らしい言葉ですね。

ある年までは「ほんとうのこと」を忘れるために色々な知識や常識を詰め込むのでしょうね。でも、「あれ?」と気づいたら、あとは思い出すだけ。

なかなかうまくできていますね。
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Unknown (komachi)
2007-12-25 23:59:04
そうみたいです。

先ほど あるテレビ番組の相談ごとで言われていました。 
  ~ 気づいたら 後は大丈夫 ~

まあ それでも 考えクセが抜けないこともあるでしょうが かえるさんがいうように うまくできているのでしょうね。 闇があっての光だから。

心配に及ばない かしら~。

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