シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

10年ひと昔

2009-06-17 | おもうこと
先日厚くもてなしてくれたレストランのご紹介。

尼崎武庫之荘駅から5分くらいのところにあるイタリアンレストラン
「ダヴィンチ」
http://davinci.ecoweb.jp/index.html

私はとっても久しぶりにそこにランチに行ったのですが、美味しかったあ。魚介類いっぱい食べました。そして、なんといっても昼間からスプマンテとキンキンに冷えた白ワインをいただき極楽。なぜか昼酒はすごく酔いが早い。あそこでストップして正解正解。美味しいワインをいただくときだけは、ああもうちょっとお酒に強くてもいいのになあって思ってしまう。

この日は父と久しぶりのランチ。私が店に入ったら常連客の父はお店のお姉さんに「デートやデート」と嬉しそうに説明してました。

ここに父とよく来てた頃ってもう10年くらい前になるんだなあと当時のことを思い出してしまいました。

今から考えると3つくらい前の過去世のような感じですが、その頃私は周りからなんて言われていたと思います?

私のあだ名は貧乏神。

それもそんな名前で呼ばれてたと知ったのは、貧乏神を脱却した何年もあとのこと。本当の貧乏神には正面きって「貧乏神」とは言えないそうです。あ、周りというのは家族です。貧乏神に友達はいませんから。

しかしなあ、あの頃の私がそこに居たら絶対寄り付きたくないなって思うから、そんな名前で裏で呼ばれていてもしょうがないのだ。

外見も悲惨だったけど、不幸のかたまりみたいな物体だったような気がする。今では大笑いできるけど、なんで自分が幸せを選んでいないのか訳がわからなかったなあ。

でもこの貧乏神の時代があったからこそ、それまで逃げに逃げていた「自分」を見つめる覚悟ができた。自分がなぜこの現実を選んでいるのか本当に知りたいって思ったから。

そう思うとなんて今は幸せなんだろうって思う。
あれから10年、自分の中に溜めこんでいた悲しみ、罪悪感どんどん出していって本当に楽になった。

勿論人生には色んなことがあるけれど、どんなことでも乗り越えて行ける自信があるし、たとえ苦しいことがあっても絶対不幸ではないし、貧乏神にはもうならない。

自分が幸せになるって選択する、決めるだけのことだったんだけどね。

他人は何にも関係ない。自分の中の問題。

ちょっと前までは貧乏神時代のゆかりの地に行くと、辛くておなか痛くなったりしていたけど、今は笑い飛ばせるようになってよかったよかった。









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2 コメント

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10年一昔 (あんちゃん)
2009-06-19 02:41:45
私も周りの仲良くしている人も・・
困難の大きかった人は口そろえて・・
信じられないね~~ってよく話ししています。
人生こんなに楽しくなってくれて感謝!!しかない。
かえるさん・・お父様とデートできるなんて・・
とっても素敵!!
喜びを分けて頂き・・またまた感謝です。(にこにこ)
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Unknown (かえる)
2009-06-19 13:11:05
あんちゃんさん

ありがとうございま~す。
まあ、私の場合、自分で問題や困難作り上げていただけなのですが、それに気づけただけでも幸せです。

こちらこそ、「素敵」と言っていただいて嬉しい気持ちになりました♪
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