シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

至福のランチ

2015-03-07 | 
ジャズシンガー、シンガーソングライターのナターシャです。
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パリ滞在最後の日のランチにはやっと本に載ってたビストロに行きました。

帰ったら忙しくなるのが目に見えていたので、7日のお誕生日の前祝いとして至福のランチをいただいてきました。



お店のカードもかわいい。
もともと魚屋さんだったところらしく、20世紀初めの建物でむき出しの天井とか年季のはいった木を使った階段や柱。とても素敵なインテリアです。

お店の外側もかわいい。



魚屋さんっていうんだから、前菜は魚にしました。


サーモンとグレープフルーツがこんなに合うとは・・。ただのサーモンでなくマリネの液に秘密がありそう。ピンクペッパーもあしらって美味しかったあ。


ワインは白。ふくよかなのが好きなのでマルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエ(葡萄品種)と書いてあったのでこれ! 大好きなヴィオニエの香りでノックアウトです。本によるとここのお店、ビオワインにも力いれているそう。



メインはアニョー(羊)にしました。魚も他の肉もあったけど、アニョーってシェフがどんな風に料理するのか、日本人にはクセが強い羊がどんな風にでてくるのかと~っても興味あってのチョイス。

それが・・・
こんなにトロトロのアニョーは初めて・・と思うくらい柔らかく仕上げていました。今まで食べたアニョーの中ではナンバーワン。

そして、「これを食べるのにはやっぱり赤です・・」と南の赤ワインをグラスでいただくと最高のマリアージュ。至福の時間でございました。




デザートはポワール。洋梨のアイスとメレンゲと・・洋梨づくし。

お店の中はすぐにいっぱいになってました。会社の同僚ときた男性二人は今日の定食みたいなのを食べていました。スープとパスタ。そちらは安いしちょっと悩んだけど、パスタはフランスではちょっとリスキー(アルデンテがOKなのは日本人とイタリア人だけっていうし。ま、これくらいのビストロなら大丈夫とは思うけど)でも最後のランチだし、前菜が出て来たときに「お~こっちのコースにして絶対正解!」と思いました。

カジュアルだけど料理のレベルはかなり高いこのビストロ。コストパフォーマンス最高。



こちらの本に載ってました。食いしん坊のパリ在住の日本人女性が出している本で、この美味しさなら他のお店も是非行ってみたいなと思いました。


実は前日のお昼、ちょっとした列があったので並んだら美味しいサンドイッチのお店 COSI でしたが、その向かいにあるのがこのお店でした。サンドイッチ食べながら二階の料理人達が働いている様子がみれました。いい感じだったので次の日このお店に行きましたが、やっぱり働いている空気は大切。

日本では当たり前のことかもしれないけど、テキパキ働くのってここではあまり見れないから働きぶりのいいお店はいいな!って思います。カフェのギャルソンでも料理人でもテキパキ働く職人は素敵です。

その日のメニューはこんな感じ。


このお店、イギリス人シェフのお店らしいので英語も多分通じると思いますので、是非いってみてください。
おすすめです。


そうそう、私携帯落としてレンズに傷がいったようで、写真が線はいっちゃってます。すみません