シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

勇気の積み重ね

2011-03-03 | おもうこと
先ほどテレビ番組『カンブリア宮殿』を見ました。

この番組はちょこちょこ見るのですが、今日は今まで見た中で一番よかったかな・・ゲストは元外交官の薮中三十二氏。

数々の修羅場を経た彼のお顔は若いころより今の方がずっと素敵に見えました。きっと「修羅場」であっても、それを超える事を喜びとして前に進んできた人なんだろうな。だから苦労顔にならず、どんどんすがすがしいお顔になるんだろうな。

3月3日のカンブリア宮殿


「日本の安全保障は広い意味では世界中に多くの友人を作ることなので、相手国との人的関係をしっかり作り、話し合うことが大切」と語り、「日本が経済大国になっても軍事大国にはならないということはモデルになり、日本が国家として生きる道になるので、堂々と世界に訴えていくべき」と話していました。」HPより


日本がODAでどれだけのことを世界にしてきたか。たくさんの病院をつくり、学校をつくり、たくさんの人を救ってきた。たくさんの日本の友達を世界でつくってきたのに、それを全然示そうとしない。。これが日本の生き方、国としての生き方なんだからその姿勢をアピールすべきだとおっしゃってました。

すごいことを日本人はしているのに自信がない・・。

これは私の考えですが、元をたどれば戦後GHQの洗脳教育だと思います。これで骨抜きにされてしまった日本人なのだと思います。素晴らしいものをもっている、している国民なのに自信が持てない・・。

本当にこういう洗脳はどんどん解いていきたいし、集団レベルでも一人ひとりのレベルでも、自分たちがもっと素晴らしいということを自覚して欲しいなあと思います。そういう意味でも今私のしているシータヒーリングはこういった思いこみを変えるのに素晴らしいツールだと思ってます。


HPによると・・
『●村上龍の編集後記…「言うべきことを言う勇気」
元外交官は、これまでのどんなゲストとも佇まいが違った。
薮中さんはノンキャリアの出身だが、外交では最初からエリートコースを歩んだ。
そしてアメリカに対して、「ノーと言える日本」という表現そのものが不自然なのだと、
早くから見抜いていた。
交渉を支える徹底した客観性と、言うべきことを言う勇気の積み重ね、
それが政治家でも経営者でもない、独特の存在感を生むのだろう。
経済大国になって軍事大国にならないという決意、日本の姿勢が世界のモデルになるはずだ。
堂々と世界に訴えるということが日本のイメージであり、日本国家の生きる道だ。 』




村上龍さんの「言うべきことを言う勇気の積み重ね」という言葉に魅かれました。

そういうものを持って歳を重ねていきたいなと思いました。