シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

『食べて、祈って、恋して』

2010-09-30 | 映画、本、劇など
昨日は久しぶりに映画館へ。映画「食べて祈って恋して」を見てきました。

ジュリアロバーツ演じるNYでジャーナリストとして活躍するリズは、仕事にプライベートに忙しい日々を送っていたが、どこかで自分の生き方に満足出来ないでいた。そこで彼女はすべてを捨てて、イタリア、インド、バリ島を巡る1年の旅に出て、自分を見つめ直すことを決める・・という軽いストーリー。

ちょっと英語の音に慣れておきたい必要があったので、軽めのストーリーで、そして英語が聞き取りやすいジュリアの映画が最適だったのでした。イタリアで見られる美味しそうなお料理の数々。胃袋刺激されました。

レディースデイということで映画館女性でほぼいっぱい。確かにいかにも女性が好きそうな映画です。ただ、ジュリアロバーツじゃなければ見ないかなぁとも思う。彼女はキュートだし、民族衣装も似合ってた。ファッションもさりげなく自然でおしゃれです。

まあ、一年くらい自分探しの旅にでかけるのもいいんじゃないですかね。そんなに固く考えずに。

結婚する前に半年~1年間二人で世界一周したカップル3組くらい知っていますが、とてもいいチョイスだと思います。世界一周になると色んな問題でてきますからねえ。人生の伴侶を決めるのにそれくらいの「お互いのお試し」があってからの方があとあと楽なような気がする。皆外国人ですが日本人もそれくらいの時間の余裕が持てればいいのにねえ。

まあ、そんな感じの軽めの映画ですが、その中で私の心をひいた部分。

彼女は恋愛依存症。15歳の時から彼氏がいな時期が最長で2週間。それをどうにかしたい一心で旅に出て、インドで瞑想し、自分のバランスをとれるようになってきました。でも、バリで出逢った素敵なブラジル人男性からの「愛しているから人生を共にしたい」という申し出を受けたとき取り乱します。

やっと自分を取り戻したのにまたバランスを崩すことが怖くなったのです。

その時の彼女の怒りの表現。そこに注目してしまいました。

今までだったらそのような場面をみても「ああ、ほんまアメリカ人ってよく怒るよなあ」と思ってました。しかし、今セラピストという仕事をしてから、「人間の感情の噴火する瞬間って本当に大切」なんだなって思うのです。

彼女は恐れをピンポイントで刺激された。だから、感情がむき出しになって「怒り」となって出た。

本当に自分の恐れているものや傷をピンポイントで刺されたら、人間は涙がでたり怒りが出たりします。そこを癒していかないといけない。そこを癒していくことによって、もっと大きく幸せになれる。

彼女の場合、せっかく自分の中の平安を持てたけれど、恋愛をすると過去と同じようになってしまうって知らず知らずのうちに思っている。だから、その道には行きたくない。あの怒りは「もういやだ。もう傷つきたくない。」という叫びなんでしょう。

しかし、バリの伝統薬療師、メディソンマンが言った「バランスが少しくらい壊れても、それが人生という大きな意味でのバランスをとっているんだよ」みたいな言葉で、その恐れを克服して新しい恋人と生きる決心をします。

今まではスルーしていた人の心の動きに注目する自分が面白いなって思いました。そして、その場面、恐れを刺激されブチ切れたジュリアの演技はなかなかよかったなと思うのでした。




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