シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

こわいもの

2009-11-12 | カラダとこころ
今日は朝から京都に行きました。

阪急電車の京都線というのは別名ロマンスシートと言われ二人掛けシートになっています。

私の横の空いてる席を指しておばさんが「いいですか?」というので

「もちろん、どうぞ」と言うと

「知らない人横だと怖いでしょ。だから・・」て言われて、

「う~ん、でも私も知らない人なのではないか?」と返答に困っていたら

「怖そうな人じゃないから・・」と言われました。降りる駅も聞いてきて、私が最終の「河原町です」と言うとほっとしてはった。

ふ~ん、私は怖く見えないんだ・・て面白い発見でした。


でもね、もしかしたらおばさんが予想していたのと違う怖いもの私もっていたかも。

先週末にホメオパシーのレメディでどんぴしゃ、ヒットで高熱が出てまだその余韻(?)で全く声が出ず、そして乾燥がひどいところでは咳がでちゃうんですよ。

そのおばさん、マスクだけでなく手袋までしてました。手袋して本読んでた。すごい潔癖なのかもしれない。

途中でおばさんの洋服の防虫剤の化学的な臭いが苦しくて咳がでてしまい、おばさんは私を選んだのは「しまった!」と考えたかもしれないな。でもそんなそぶりを見せもしなかったから怖いものは菌ではないのかなあ。そういえば駅で降りるときも好意的なものを感じたし。

好転反応で熱出した後って、ものすご~い感覚鋭くなっているのでこれくらいの臭いでも鼻やのどにまとわりつくのが敏感に感じてしまうのでした。ま、そのおかげで月曜日のセッションは自分でも「わああ、感覚が鋭くなっている」と感じて楽しかったのですが。

このご時世、咳するのも憚れた・・私も人並みに。
しかし、それって何かおかしい。

そのおばさんは何が怖いのか分からないから関係ないですよ。

日本全国「インフルエンザが怖い」という恐怖でコントロールされているっていうのがなあ。

私が今年一年いちば~ん得た素晴らしいことは、病気が怖くなくなったってこと。これって大きいです。そして、それから解放されたとき初めて、今までどれだけ病気が怖いものかと洗脳されていたかっていうのに気づいたのでした。