北方謙三「水滸伝」11巻が待ちきれないと
実家に帰ったときに話していたら
同じく北方水滸伝ファンの妹から
読んでみればと勧められたのが、本書です。
水滸伝のストーリーで中心的人物として扱われている楊志。
その楊志の祖先、伝説的人物「楊業」とその息子たちの物語。
上下巻の「楊家将」ですが、いま読んでいるのは下巻の後半。
宋30万の敗走の中、楊家が敵国遼の精鋭部隊
赤騎兵を翻弄しながら、何とか自国領土に撤退したところ。
楊家の家長楊業は、武術にも戦略の構築にも危機管理能力にも
長けた武将なのに、宋軍の将軍や宗主の思惑が
その非凡な能力を潰してしまうんだろうなあ。
惜しい・・・
北方さんの特徴で、楊家の視点だけでなく
敵国遼の武将の視点からもストーリーが語られるため
本を読んでいるにもかかわらず、ドラマや映画を観ている感覚に。
先週「水滸伝」11巻を購入。すぐさま読み終えてしまいました。
来月の12巻発売までのつなぎとして、この週末から読み始めた「楊家将」。
つなぎどころか、はまりまくりで、一気に読む終えてしまいそう。
「楊家将」も読み終わってしまったら、この後9月後半まで
どうやって凌ごうかしらん。
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