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52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

Murata Tan's bar@湯布院

2013年12月20日 | 散歩・旅のこと
食後のデザートを食べに、I氏お勧めのTan's barに連れて行ってもらいました。ここは湯布院御三家の「山荘無量塔(さんそうむらた)」の中にあり、明治中期の古民家を移築した建物でお茶することができるのだそうです。昼はカフェとしてお客さんをオープンに受け入れているそうですが、夜は宿泊客専用のバーになるそうです。



Tan's barへの入り口です。玄関を入ると左手には囲炉裏や窯があります。突き当りまで進んで右に折れ素敵なイスなどが置いてある前を通り過ぎてちょっとした階段を上ると、リカーの瓶が並んだバーがあり、その奥に天井の高いスペースが出てきます。ここが、Tan's barでした。暖炉の上には赤い巨大なスピーカーがあり、これはカーネギーホールのスピーカーと同じタイプなのだそうです。



私たちは暖炉の正面の扇形をしたテーブル席に座り、私とたいちゃんは迷わずI氏お勧めのロールケーキを、I氏は少し迷ってからチーズケーキをたのむことにしました。ロールケーキの登場は少々衝撃的でした。



こちらがそのロールケーキですが、この分厚さに仰天しました。それほど甘いものが得意でもない我らはこの大きさに「食べきれるのだろうか・・・」と一抹の不安を感じたものの、実際に食べてみるとスポンジもクリームも非常に軽くて、コーヒーともよく合います。最後まで堪能いたしました。



ここでしばらくのんびりしてから、周辺のギャラリーなどを回りましたが、いろいろほしいものがありました。コンクリートの壁をキャンバスにして描かれていた絵がおしゃれでした。



小奇麗な猫が数匹お散歩していましたが、飼い猫でしょうか。そういえば、別府にも猫がたくさんいましたが、この辺りは猫にとっての楽園かもしれません。特に別府はマンホールの上などが冬はとても暖かいらしく猫が寝そべっていることが多いそうです。運転するときは邪魔かもしれませんが、丸くなって暖をとる猫を見たら邪魔できないなと思ってしまいます。




この後は湯布院のメインストリートを歩き、I氏宅にお邪魔し、2日目と3日目の宿にチェックインするために別府に戻りました。


たけお丼@湯布院

2013年12月19日 | 散歩・旅のこと
I氏と合流しI氏の車で湯布院へ出発しました。湯布院に住んで別府との真ん中あたりの職場に通っているI氏にしてみれば、いつもの通勤風景なのでしょうが、観光タクシーの運転手よろしく運転しながらいろいろと説明をしてくれます。初めて湯布院を訪れる我ら夫婦のために、少しだけ遠回りして湯布院の玄関口に回ってくれるという心遣いには、こんな人だったのかと、東京にいたときには気づかなかった面にふれて大変新鮮でした。別府旅行の計画をI氏に連絡したときから、地元でしか手に入らない地図や情報誌などと一緒においしい棒きんつばを送ってくれるなど、I氏のまめさは初めから遺憾なく発揮されていたのですが、I氏のおかげで非常に効率良く、別府の魅力を満喫できたと思います。

ほとんど自動車の走っていない、舗装されてはいるもののほとんどけもの道のような道路を慣れた風にすいすい抜けていよいよ湯布院の顔である由布岳のふもとにたどり着き、ここで途中下車しました。



由布岳は二つのピークを持っているらしいのですが、あいにくこの日は雲がかかってしまい、ここから頂上を拝むことはできませんでした。近くで頂上まで見えたらよかったのでしょうか、それでも見えている部分の山の形はとても優美で、豊後富士と称えられるのも道理です。また、黄色く染まった、サバンナを思わせるような原野は絵画のようでいつまでも見ていたかったのですが、この日は気温がとても低い上に風が強く、由布岳の頂上ではどうやら雪が降っているようで、早々に車内に戻り、お腹もすいたことだし、一路ランチに向かいました。



ちなみに、このあと由布岳の頂上付近を覆っていた雲がなくなり、由布院駅の前からはこんなに美しい姿がみられました。頂上付近にはうっすらと白いものが見えるのですが、やはり雪が降ったのですね。



さて、この日のランチは、I氏お勧めの「味暦たけお」のたけお丼です。20年以上も続く和食のお店だそうで、週末には行列もできるそうです。我々が到着したときに、ちょうど食べ終わったお客さんがいて、ほとんど待たずに入れたのはラッキーでした。小さなお店の真ん中には囲炉裏があり、その囲炉裏をこの字型に囲むように10人ほどが座れるカウンター席があります。奥にテーブル席がひとつありました。我々は囲炉裏の正面に座ったのですが、反対側では店主が看板メニューの「たけお丼」を盛り付けている最中でした。大きな平たいお皿に盛られたご飯の上に、牛肉、マス、明太子など9種類の具を載せていくのですが、腕の立つ剣士のような風貌で(他のお客さんとの会話を聞いているとご本人は相当やんちゃなライダーだったようですが)、丼を盛り付けながら精神統一しているかのようでした。そんな風にして盛り付けているので、出てくるまでに少々時間がかかったのですが、目の前にこの丼が来たら、かかった時間の分だけ感動があります。



たけお丼(1100円)です。「良く混ぜて食べてください」とのことでしたが、良く混ぜようと思うと少し時間がかかってしまいました。全体を混ぜるのではなく、部分的に混ぜながら食べればよかったと思います。網であぶった牛肉や昆布でしめたマスはミスマッチのような気もするのですが、全体としての調和がとれており、何よりネギやニラの風味が良く、最後までおいしくいただくことができました。赤みそのお味噌汁もとてもおいしかったです。次に湯布院に行くとき、ぜひもう一度寄りたいお店です。

プチ別府地獄めぐり

2013年12月19日 | 散歩・旅のこと
旅の初日はあいにくの雨でしたが、2日目はすっきりと晴れました。ただ、お天気の悪い日のほうが、白くはっきりと迫力ある湯煙が見られるそうです。確かに前日、空港から鉄輪に来たときは、もうもうと立ち上る鉄輪の湯煙を遠くから見て大変感激しました。2日目の湯煙は下の写真のように少し控えめな感じでした。別府ゆけむり展望台からの景色です。



旅行2日目の午前中は別府地獄めぐりに出かけました。別府には8つの「地獄」があり、それぞれ「血の池地獄」「海地獄」「鬼石坊主地獄」「山地獄」「かまど地獄」「竜巻地獄」「白池地獄」とユニークな名前が付けられ、観光客を楽しませるため、ワニやフラミンゴなど動物が飼育されている地獄もありそうです。今回は8つのうちの2つだけ、「海地獄」と「地の池地獄」を訪れました。



海地獄」は、初日の宿「かんなわゆの香」から徒歩6分の距離にあります。コバルトブルーの美しい温泉は98℃と高温で、池の青色は硫酸鉄が溶解しているためだそうです。風向きが悪いとコバルトブルーの水面が真っ白な湯気で覆われて見えなくなってしまいます。竹かごに入れてゆでられた温泉玉子がここの名物らしいです。



池の奥に温泉が湧きだす場所があるようで、湯煙が一番激しく噴き出ていました。それにしても、この美しいコバルトブルーの水面を見ていると、つい手を入れてみたくなってしまいますが、先ほども述べたように98℃の熱い熱いお湯です。気をつけないといけません。



次の目的地は「血の池地獄」です。途中で鉄輪温泉と湯煙と別府湾が見えました。海と山と両方ある土地が好きですが、そこに温泉まであるとはなんと理想的なところでしょうか。「海地獄」から「血の池地獄」までは車でほんの数分です。入り口の写真を撮り忘れてしまったのですが、ここは割りとスタイリッシュな入り口とお土産屋さんで、同じ地獄とはいえ、それぞれ特色があるようです。



お湯の色は赤というより茶褐色に見えます。お湯の温度は78℃で、酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥を噴出し、その熱泥を使った血の池限定土産の「血の池軟膏」が有名だそうです。私もひとつ購入してみました。



この軟膏の効能は、やけど、しもやけ、ひび、あかぎれなどと書いてあるのですが、皮膚の疾患に効くようなので、しばらくおでこの居座っていた頑固な吹き出物に塗ってみました。患部に塗ると、まるで血を流しているかのように見えるし、硫黄の臭いがします。かすかにざらっとした感じの軟膏は少々のことでは落ちそうになく、実際に朝起きたときおでこは赤いままで、洗っただけでは落としづらく、湿らせたコットンで拭き取る必要がありました。でも、本当に一晩で状態が良くなったのでうれしかったです。効果があるのはわかりましたが、独特の臭いが苦手という人や赤い色の扱いなどが面倒だと思う人もいるかと思うので、自分のために買うのは良いのですが、人にあげるお土産にするのには向いていないような気がします。



地獄を2つ廻ったところで、I氏との待ち合わせ場所に向けて出発しました。この日、I氏は12時までお仕事で、午後は私たちを湯布院ツアーに連れて行ってくれることになっていたのです。楽しみなのは、由布岳に、I氏お勧めのランチに、Tan's barのロールケーキです。少し心配なのは気温のことです。I氏曰く湯布院は「九州の青森」だそうで、別府よりもずっと寒いのだそうです。実際、行ってみたら、そんなところでした。


梅園温泉@別府

2013年12月18日 | 散歩・旅のこと
次に訪れたのは「究極の裏路地にある隠れ家の湯」梅園温泉です。ここがその入り口です。



言われなければ絶対に気づかない入り口です。I氏も迷わずに来れた例がないのだそうです。この日も少々迷いましたが、無事たどり着くことができました。



写真が撮れなかったので冊子の写真を。

戸をがらりと開け、大きなのれんをくぐると、すぐ脱衣所と浴室があります。竹瓦温泉とは比較にならないぐらい小さく天井の低い建物で、観光用ではなく地元の人が日々の生活で通うお風呂です。狭い脱衣場にはお湯から上がったばかりのおばあさんが1人。小判型の小さな湯船の周りには60代以上の方が3人。みなさん顔見知りのようで私のことはすぐによそ者とわかったようです。

    どこから来たの?
    石けんないなら貸してあげる
    竹瓦温泉のお湯はここより熱かったでしょ
    あまり熱いお湯に入ると脂が抜けるから良くないよ

地元の言葉で話しかけてくださる方がいて、いろいろ話しているうちに少々遅くなって、男性陣を外で待たせてしまったようです。
今回の旅の一日目はこれで終了です。翌日は湯布院まで足を運びました。



竹瓦温泉@別府

2013年12月16日 | 散歩・旅のこと


温泉道をひた走るI氏が、超初心者の我らのために選んだお風呂は、別府の玄関口的存在、竹瓦温泉です。明治12年創設で、現在の建物は昭和13年のものだそうです。別府は第二次世界大戦のとき、戦禍を免れたおかげで、昔ながらの町並みや歴史的な建造物がそこかしこに残っているのが大きな魅力となっています。



ちなみに、昼間の竹瓦温泉はこんな感じです。一風呂浴びて涼んでいるおじいさんがいますが、別府ではよく見かける風景だそうです。



入り口を入ると広い待合室があります。入り口横の番台のおねえさんに入場料100円(安い!)を払います。

道すがら、別府の共同浴場について、I氏からいろいろレクチャーを受けていたとおり、まず脱衣所と浴室は一続きになっていて、服を脱ぎ着している姿は湯船につかっている人から、また浴室にいる人たちの様子は脱衣所にいる人から丸見えです。これは正直、初心者には非常に高いハードルだと思うのですが、竹瓦温泉の脱衣所と浴室はそれぞれ2階と1階にあるような感じで高さが違うこと、また幸いこの日竹瓦温泉の女湯には誰もおらず貸切状態だったことで心理的負担が軽くなり、順調な滑り出しとなりました。



非常に天井の高い浴室で、脱衣所から浴室に降りるのに階段を下りなければなりません。これはお年寄りには大変です。I氏からはお風呂に入る際のマナーについてもレクチャーを受けていたので、言われたとおりにしっかりかけ湯をするのですが、お湯がなんだかとても熱いのです。湯船に入ると、すぐに足が赤くなりました。それでも、入れないということはなく、まあまあやせ我慢して湯船になんとかつかることができました。



このときはまだ知らなかったのですが、湯船の1か所に熱いお湯が流れ込んでくる場所があり、初めはそこから一番遠い場所から入るものらしいのです。もちろん、普段から熱いお湯に慣れている地元の方たちは、一番熱いところから入る人もいるようなのですが。それにしてもこの広い湯船にたった一人、熱いお湯につかっていると、大変ぜいたくな気分になってくるのでした。とはいえ、おそらく43度ぐらいの熱いお湯にそうそう長くつかってはいられず、後ろ髪引かれながらも早々にあがることにしました。

男性陣は私よりも長く入っていられたようで、待合室で少々待つことになりましたが、ほとんどお客さんのいない待合室のストーブには火が入っていなくとも、体がポカポカしてちっとも湯冷めなどしないのです。女湯の泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉なのだそうですが、これは古い角質を柔らかくして、肌の表面をなめらかですべすべにしてくれるのだそうです。でも、ここはあまり美肌効果というのを売りにしていないようです。

下の写真の右手奥には砂風呂への入り口があるのですが、今回は試す機会がなかったので、また次回別府に遊びに来たときに試したいと思います。



男性陣が体から湯気を立ち上ぼらせながら出てきました。たいちゃんは竹瓦温泉の熱いお湯がたいそう気に入ったようでした。

I氏主催の温泉ツアーはこれで終わりではないのです。次に向かう場所は「こんなところに温泉なんてあるのか?」というような路地裏にある温泉で、ほとんど地元の常連客ばかりの温泉だそうです。初心者向けから一気に上級者向けに!ハードルを一気にあげることで、負けず嫌いの生徒(?)のやる気を引き出す。これぞ達人です。

別府のアーケード街に再び戻り、次の温泉に移動する途中、いけない虫が騒ぎ始めました。締めのラーメンです。ここ数カ月、ラーメン絶ちをしていたのですが、みんなでわたれば怖くない式に、解禁となりました。



昭和ラーメン風」です。ここも何とも昭和の香り漂うラーメン屋さんです。



一番シンプルなラーメンをいただきました。飲んで一風呂浴びた後にラーメンとは最高です。


昭和ミュージアム夢倉庫@別府

2013年12月16日 | 散歩・旅のこと


宿でのんびりくつろいだ後、私たち夫婦の元同僚で現在大分に単身赴任中のI氏と合流し、別府の繁華街に繰り出しました。I氏お勧めの「海鮮いづつ」で海鮮丼を食べるつもりが、あいにくこの日いづつは「従業員研修旅行」でお休み。急遽、予定を変更して、地元の居酒屋「昭和ミュージアム夢倉庫」にお邪魔しました。

昭和レトロな店内に圧倒されつつも、まずは生ビールを注文し、とにかく大分に来たのだから、大分のおいしいものを食べつくそうと、はじめにざっとメニューを眺め、とりあえず目に留まったおいしそうなものを注文し、一息ついてから、今度はじっくりメニューを読み込みます。

I氏とは、私はおそらく2~3年ぶり、たいちゃんは5~6年ぶりになります。我らと同年代のI氏はもともと若くみえるのですが、ますます若返ってみえます。お肌がつるつるです。どうやらその理由は別府の温泉にあるようです。

I氏曰く、別府には「別府八湯温泉道名人」というのがあるそうで、それは温泉に行くたびにスタンプを押してもらって、スタンプが88個集まると、名人認定がもらえるというシステムで、スタンプ8個で「初段」、16個で「二段」、24個で「三段」と段階があり、うまくモチベーションをキープできるようになっているのだそうです。I氏も温泉道を究めようと日々精進しているらしく、その結果がつるつるお肌にあらわれているらしいのですが、なんともうらやましいことです。



さて、肝心の食べ物ですが、まずはじめに来たのは「鶏さし」です。一切れが大きくて厚くて、表面に切れ目を入れて軽くあぶってあるのが、東京で見るのとは少し違う感じがします。お醤油につけて食べるのですが、ここで2種類の醤油が登場、さらりとした普通の醤油と少しとろりとした感じの甘みのある九州のお醤油です。

ここはやはり食べ比べでしょう。まずは普通のお醤油でいただきました。食べ慣れた味ですから特筆すべきことはなく、ただ鶏さしそのものはコリコリとした食感がとてもよいです。次に九州のお醤油ですが、確かに甘いのです。薬味をたっぷり入れると深みが出るような感じで、コリコリの鶏さしによく合います。九州のお醤油は意外にも口に合うようです。この旅の最中は選択肢がある場合でも九州のお醤油を選ぶことに決めました。



次に来たのは、I氏お勧めの「琉球」です。マグロやカンパチの漬けのことらしいのですが、名前の由来は不明のままです。ここでのお魚はカンパチのようでした。わさびや柚子胡椒をつけると味がきりっと引き締まって、なおいっそうおいしくなります。



刺身の盛り合わせです。手前真ん中のお魚はどうやら鯖のようです。鯖のお刺身はよほど鮮度がよくないと食べられないので、非常に貴重です。実はこれが生まれて初めての体験です。臭みもなく、味がよく、これが鯖か?というほどおいしいです。これまで食べたことがないなんて、今まで損していた気分です。



大分名物とり天です。個人的には天ぷらの衣が苦手です。それでも、名物は一応食べておかないと。一つ食べたら十分です。

この他、鯖の塩焼き、サラダ、卵焼きなどを食し、お腹がいっぱいになったところで、いよいよI氏主催お風呂ツアーに出発です。


かんなわゆの香のお風呂@鉄輪

2013年12月16日 | 散歩・旅のこと
地獄蒸しを楽しんだあとは、この日のお宿「かんなわゆの香」にチェックイン



(写真は翌日チェックアウト後に撮影、チェックインした日はあいにくの雨でした)

鉄輪温泉の中心地にあり、地獄蒸し工房にも徒歩3分の距離、とても便利な立地です。予約したときには「大正浪漫を感じる温泉宿」という謳い文句しか気にしていませんでしたが、素敵なお宿でラッキーでした。素泊まりプランを選んだので、食事などについてはわからないのですが、お風呂は立派でした。この日は、夜10時まで大浴場が女湯にあてられていました。

こちらがその大浴場です



泉質は塩化物泉、源泉の温度は99℃



一部の窓が開いているにもかかわらず、このもうもうとした湯煙をご覧ください。内湯の温度は41℃で特に熱くもないのですが、これはこの辺では珍しいことだと、のちにわかりました。ちなみに、効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・リウマチ・腰痛・外傷・慢性皮膚病・ストレス解消・病後の回復・健康増進などだそうです。



露天風呂は2つあり、湯治場らしく他にうたせ湯と蒸し湯があります。内湯では暗くて気づかなかったのですが、さらりと軽いお湯は薄い褐色で透明です。露天風呂の温度は42.5℃と内湯よりは少し高めの設定で、雨の中このお風呂に入るのはとても気持ちがよかったです。

お風呂から上がった後は、奥のラウンジでコーヒーを飲みながら雑誌を読んだり音楽を聞いたりのんびり過ごしました。



この間、たいちゃんは部屋でお昼寝です。東京では仕事が立て込んでいてなかなか睡眠時間が取れず限界だったようです。けっきょく、たいちゃんはゆの香のお風呂に一度も入らずじまいとなってしまいました。


地獄蒸し工房@鉄輪

2013年12月15日 | 散歩・旅のこと
羽田10:30発―大分12:00着

レンタカーを借りてまず向かったのは

鉄輪温泉にある「地獄蒸し工房



温泉街のあちこちに立ち上る湯煙

その蒸気は江戸時代から調理に利用されてきたのだとか



なんともおどろおどろしいネーミングの釜ですが

ここでおいしい地獄蒸しができるのだそう



ここは食材を持ち込むことも可なのだそうですが

空港から直接やって来た私たちはここで販売されているセットを購入しました

海鮮Bセット(1000円)

野菜Bセット(1000円)

豚肉セット(?)

の3種類

これは次回のためのメモですが、3種類は量的に多かったです

ちなみに、食べきれなかったものはお持ち帰りできました



基本的にセルフなので、自分で釜に食材を入れたり出したりします

このもくもくの湯気に最初は慄いて腰が引けていたのですが

慣れてきたらひょひょいのひょいで

うちにも欲しくなりました



温泉で蒸した野菜や魚介は甘みが出て

とてもおいしかったです

ちなみに、海鮮セットの写真は食べ始めてから

写真を撮り忘れていたことに気づいてあわてて撮ったもの

一見さみしく見えますが、もっと充実してましたよ

使用した調理器具や食器は自分たちで洗って

もとに戻してきました



松代象山地下壕@長野市

2013年08月27日 | 散歩・旅のこと


大王わさび農場の見学が終わったのが10時頃

雷雨から遠ざかろうと長野市を目指すことにしました

お目当ては松代大本営跡です

太平洋大戦末期、本土決戦に備え、

国家の中枢機関を長野県長野市松代に移すために

約三百万人を動員して作られた巨大地下壕のことです

真田十万石の城下町でもある松代は

今でも武家屋敷などが残る風情ある街並み

歩いて回っても面白そうです



松代象山地下壕には駐車場がないため

手前の代官町駐車場に車を停めて歩きます



山寺常山邸



象山恵明禅寺

などを通り過ぎ



民家の庭先のザクロなどを眺めながら歩いていくと



地下壕の入り口にたどり着きます



思ったよりも大きいです

この規模をたったの9カ月で掘ったなんて・・・



ヘルメットをかぶって中に入ります



当時のままの状態

小さな石が転がっていたり

凸凹したりして

少々歩きにくいです



見学できる範囲の一番奥まで

20分ほど歩いたと思います



当時の工事の状況について詳しいことはわからないのだそうですが

過酷な労働条件のもと、大勢の方が怪我をしたり

もしかしたら亡くなってしまった方もいるかもしれません





象山神社をお参りし

お昼ご飯を食べに川中島の合戦跡地へ



夏野菜の天丼ともりそばのランチセット



途中で買った安曇野のむヨーグルトで一服



昼食後は松本を散策する予定が

雨がどんどん強くなり

雷も鳴りやまず

高速道路の制限速度は50km/h規制になっており

とても松本で降りられるような状態ではなく

そのまま諏訪湖SAへ

この日の長野県は一日中気温が低く

21~22℃の世界

すっかり凍えきった体を温めるため

諏訪湖SAの温泉につかり

甲府に戻ると

なんと気温30℃の世界でした

やっぱり甲府って

暑いところです