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52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

石見銀山その1

2014年07月21日 | 散歩・旅のこと


晴天なり

石見銀山にやって来ました

戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山で

2007年に世界遺産登録されました

最盛期には世界の銀の約3分の1を産出したとも推定されているそうです

ガイドさんに案内してもらいながら

自然豊かな石見銀山を散策することにしました



目的地の龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)までのメインストリート

狭い生活道なので観光客の自動車の乗り入れは制限されているそう

観光客は徒歩か自転車で移動するのですが

往復4キロなら歩いたほうが断然にいい



渡辺家住宅

江戸後期の1811(文化8)年に建てられた銀山付地役人の居宅

同町の銀山地区内に唯一現存する武家屋敷だそうです

食事ができるようです



デザイン監修者の一人、澄川喜一氏が島根出身ということで

この木が東京スカイツリーのモデルになったとか



採掘した銀を海岸まで運ぶための街道

けもの道のようなところを約8キロ

銀を担いで歩くのは大変



メインストリート沿いには様々なお花が植えてあり

道行く人の目を楽しませてくれます

熊野古道もそうでしたが

地元の方々の協力なしでは

維持できませんね



仙山(せんのやま)の写真だと思うのですが・・・

この山に銀の鉱床がある



豊かな森



銀を探す人たちはあらゆる知識を用いて

鉱脈を見立てたそうです

沢の石を砕いたり動植物を見たり

普通の人には目の前にあっても目に留まらないようなものをじっとみて

宝を見つけたのだそうです



石見銀山の歴史や生活、自然、鉱脈の発見の仕方などなど

ガイドさんの話を聞きながら自然の中をのんびり歩いて約1.5時間

いよいよ龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)に到着です

出雲はたご小田温泉夕ご飯

2014年07月21日 | 散歩・旅のこと


部屋のある建物と食事のある建物は

別棟となっていて渡り廊下でつながっています



食事の部屋にはテラスとお庭があって

とても開放的な空間です

お夕飯は和室に用意されていました



先付 翡翠茄子  黒胡麻クリーム  梅肉和え 烏賊  椎茸 



お刺身 地元のお魚のお刺身 新鮮でおいしいです



椀 清汁仕立て 海老しゅうまい 青梗菜



煮物 鰻 茗荷 牛蒡  熱々の一品 ミョウガがさわやか



焼き物 鮎塩焼き 小ぶりですがまるまる太った鮎 頭からしっぽまで丸ごと食べられます



小鍋 和風しじみチャウダー 大粒でぷりぷりのしじみは宍道湖産ではなく

別の湖でとれたものだそう しじみのエキスたっぷりのスープが絶品です



温物 蓮根すてーき  そろそろ限界 お腹がはちきれそうです



留肴 蕎麦さらだ お米よりも小さい粒でプチプチした食感の蕎麦米

初めて食べました



玉蜀黍ごはん 香物 合わせ味噌仕立て かぼちゃのプリン

ごはんおいしい♪



ふうっ限界

よく食べた~



出雲はたご小田温泉お風呂

2014年07月18日 | 散歩・旅のこと
初日の宿は出雲の西、石見銀山との間にある小田温泉

小田川のほとりに佇み四季の花とせせらぎの音に囲まれた癒しの宿です



まずは旅の埃を落としに温泉へ



浴槽のタイルが大変すてき



主人作の青磁タイルでできているそうです



お湯はほとんど無色、無味、無臭で

マイナスイオンを多く含んでいるそうです

メタケイ酸濃度は西日本有数の値だそうで

美肌に効果が期待できます

実際、体がしっかり乾いた後は

お肌がツルツルに!


須佐神社

2014年07月18日 | 散歩・旅のこと


須佐神社は出雲風土記にも登場する歴史ある神社です

須佐之男命(すさのおのみこと)の御魂を祭っています



強い日が照りつける境内はほとんど参拝者がなく

しんと静まり返って特別な空気が漂っています

この静謐な空気に心身ともに洗われるような感じがします



本殿の裏手に回ると樹齢1300年を超えるといわれる大杉があります



須佐神社には七不思議があって

最も有名なのが境内にある「塩ノ井」



塩水が湧いていることからこの名前がついているそう

御祭神である須佐之男命(すさのおのみこと)が

ここの水を汲んでこの土地を鎮めたと言われています



この井戸は神々が降り立つ「稲佐の浜」とつながっているそうで

潮の満ち引きによって水位が変化するそう

山の中にあるのに海とつながっているというのは大変神秘的



なお、七不思議はその他に「相生の松」「神馬」「落葉の槇」

「影無桜」「星滑」「雨壺」などがあるそうです





須佐神社の凛とした空気で心洗われたあとは

駐車場前にある「須佐屋」で休憩


たいちゃんはみたらし団子

わたしはぜんざいで



大きなみたらし団子です



お団子はよく練ってあるのかざらざら感がまったくなく

耳たぶほどの柔らかさ

独特な甘みのタレがとてもおいしい



ぜんざいには三色団子がついています

この団子もみたらし団子のように食感が非常によい



ぜんざいは塩気もあって好みの甘さでした

何度でも訪れたくなるような

須佐神社と須佐屋でした




出雲大社

2014年07月17日 | 散歩・旅のこと


午前9時の出雲大社

ほとんど人がいません



長い参道は行きは下りでいいけれど

戻りは大変そう



松の並木道



拝殿と本殿にお参り

出雲大社では二礼四拍一礼だそうです



本殿の左手から神楽殿

大注連縄が立派!




一通り回った後は須佐神社へ



2014出雲・松江・隠岐の旅

2014年07月17日 | 散歩・旅のこと
少し早目の夏休みを島根県で過ごしてきました

神社と温泉と世界遺産の旅

少しずつ旅行記をアップしていこうと思います



***


大型台風が関東を通過した朝

羽田から出雲縁結び空港へ

雲は多いもののほとんど揺れることなく無事到着

出雲縁結び空港からレンタカーでまっすぐ出雲大社へ向かい

まずはお参り前の腹ごしらえ

出雲大社駐車場前の八雲そばにて



たいちゃんは三色割子そばで

一段目



二段目



三段目



わたしはたぬきそば



ソバの実を皮ごと石臼で引いたために

黒っぽい出雲そばは香り高くかみごたえあり


食後はいよいよお参りへ




東京駅~六本木イルミネーション散歩

2014年01月08日 | 散歩・旅のこと


スワンレイク・パブ・エドを出たのは午後7時ごろのことでした。この日はまだまだ歩き足りないということで、イルミネーションを楽しみながら六本木を目指して歩くことにしました。年末年始にイタリア旅行が控えていたちゅんままは、旅行中自由に歩けるだけの体力をつけるため、普段から超長距離散歩に取り組んでいるのだそうです。この日はわたしも超長距離散歩に便乗することになりました。まずは、東京駅に立ち寄り新しい駅舎を見学し、それから日比谷方面に向かって通りを進みました。この時期、都心に来ることはめったにないので、きれいにクリスマスイルミネーションが飾り付けられた通りやビルに感激です。



丸の内仲通りのイルミネーションです。上品に輝くシャンパンゴールド色のLED約104万球が使われているそうです。このイルミネーションは2014/0216まで見られるそうです。



丸の内マイプラザのクリスマスイルミネーションです。頭上に輝く光のドームはLED約2万球で彩られているそうです。



ザ・ペニンシュラ東京の正面玄関前に飾られたクリスマスツリーです。帝国ホテルの前を通り過ぎ、日比谷芝浦線を内幸町方面に向かって快調に歩いて行きます。途中、新橋の飲み屋街で1回目の給水休憩をしました。ちゅんままはビール、私はウーロン茶で、エリンギ炒めや白子などのおつまみをつまみ、焼きおにぎりと味噌汁で腹ごしらえして、再び出発。東京タワーを目指しました。東京タワーが見え始めてからは、まるで山頂を目指す登山家のように、普通だったら避けてしまいそうな階段の多い歩道橋にも果敢に挑戦し、わくわくと躍る胸を抱え一歩一歩進んでいくのでした。



東京タワーの足元にはクリスマスツリーとクリスマスデコレーションがファンタジックな世界を作り出しており、様々な国から来た人たちが写真を撮って楽しんでいました。東京タワー自体は主にブルーのライトで彩られ、2020の文字が五輪色で輝いていました。



カラフルな東京タワーもよいものです。そしていよいよ六本木ヒルズを目指したのですが、ここから少し道に迷い、スウェーデン大使館とスペイン大使館の間を抜けて六本木一丁目駅の真上にある泉ガーデンにたどり着き、そこからやっと六本木交差点に出ることができました。2回目の給水休憩をとることもなく、六本木ヒルズに到着した我らは、閉店ギリギリのクリスマスマーケットでホットドックなどの軽食と、グリューワイン(ホットワイン)をいただきました。グリューワインはわたしもちゅんままも初めてで、実はあまり期待もしていなかったのですが、香辛料が効いていて甘くてホットサングリアのような味わいで、とてもおいしくいただきました。ちなみに、カップ付を注文したので、飲み終わった後のカップはお持ち帰りしました。



ちゅんままは六本木ヒルズが初めてだということで、ここのクリスマスツリーもしっかり写真に撮りました。結局、東京駅から六本木までは2時間ぐらいで歩けたと思います。暗くなってから少し寒さが厳しくなりましたが、それでもその前日ほどの寒さではなく、歩いているうちに体も温まり、肩の辺りは歩くときに腕を振るからだと思うのですが、ほぐれてきて肩こり解消にもなったように思います。ちゅんままはもう少し歩きたいようでしたが、わたしがギブアップ状態だったので、六本木で解散しました。楽しい1日でした。




***


六本木ヒルズに向かう途中でシナボンの前を通りかかったので、翌日の朝ごはん用にミニボンを2つ購入しました。



久しぶりに食べるシナボンはやっぱり甘かったです。ミニサイズを1つで十分です。



鉄輪むし湯と熱の湯

2014年01月05日 | 散歩・旅のこと


渋の湯の次は、お隣にある鉄輪むし湯に挑戦しました。入浴料は少し高めで500円、他に浴衣210円を借りて準備します。浴室で体をきれいにした後、浴衣に着替え、一度に5人しか入れないという窯の中へ。腰をかがめないとくぐれないほど小さな入口の先には、天井が低く薄暗い空間があり、石菖(せきしょう)と呼ばれる薬草が床に敷き詰められていて、かすかに甘い良い香りがします。枕のような石が5つ並んでおり、一番端の石の上にタオルを置いて、石菖の上にじかに寝転がりました。窯の中は、これでも新しくなって少し広くなったのだそうですが、暗く狭いところが苦手な私には少々怖く感じられるほどの閉塞感で、そこに蒸気が充満しているとなると、さらに息苦しさを感じます。目をつむるともっと怖くなりそうなので、目を凝らして特に何があるわけでもない窯の中を観察しながら過ごしました。窯に入っている時間は8分で時間が来たら係りの人が声をかけてくれるそうですが、8分も持つか不安に思いながら横たわっているとすぐ、これまで経験したことのないほど大量の汗が全身から吹き出し、腕をあげてみてみると自分の汗でてらてら光っていました。熱さというより、息苦しさでもう耐えられないかもと思ったときに、外から「8分経ちました」と声がかかったので、急いで外に出て、足に付着した石菖の葉をとってから温泉の浴室へ移り、汗を流しました。大量に汗をかいたからか、しっかりデトックスできたようで、とてもすっきりしました。水分補給をして、この旅行で最後のお風呂に向かいました。



熱の湯(ねつのゆ)は唯一無料の共同浴場です。熱の湯から出て涼んでいる地元の方が、様子を見ている私たちに向かって「今なら空いているよ、無料だから入っていって。お地蔵さんがあるからお参りしてね」と親切にも声をかけてくださいました。たいちゃんはむし湯で疲れたらしく、少し休むと言うので、わたしだけ挑戦しました。お地蔵さんにお参りし、入り口を入ると浴室に5人、脱衣所に2人おり、みなさん大きな声でおしゃべりしています。脱衣所から浴室までは数段の階段があり、浴室の天井は高く、浴槽も大きく、この辺では一番大きいお風呂なのではないかと思われます。地元の方同士でもお湯を仕切れる人とそうでない人がいるらしく、お湯が仕切れる人は一番右奥のポジションをとることが許されるようです。わたしは脱衣所に一番近い位置でかけ湯をしてお湯に入りました。ここも熱の湯と言われるぐらいですから、熱い湯ですが、浴槽に入れないほどではありません。地元の方曰く、ここのお風呂に入るなら2時前がよいそうです。2時以降はお湯が汚れてしまっているそうです。また、この辺では湯治客用に「貸間」というのがあって、相場は1泊3000円だそうで、次回のためにいくつか旅館をおしえてくださいました。

鉄輪温泉の方たちは、別府温泉と比べると、最初はぶっきらぼうでとっつきにくいのですが、少し話すといろいろ教えてくださって実は大変親切にしていただきました。今回は全部で10のお風呂(ホテルを除く)に入りましたが、まだまだ入りたいお風呂があります。今後も別府に行くことになりそうです。おしまい。

渋の湯@鉄輪

2014年01月04日 | 散歩・旅のこと


次に向かったのは鉄輪温泉でも歴史ある渋の湯です。しっとりと肌を潤す柔らかな泉質で美肌効果にすぐれているそうです。以前はタオルが茶色に染まるほど金気の強い、渋い色の泉質であったそうです。比較的天井の高い浴室はもちろん脱衣所とつながっていて、先ほど訪れた上人湯よりも広いのですが、先客はひとりもおらず電気も消えており薄暗い感じのお風呂で、入っていいものかどうか一瞬迷ってしまいます。脱衣所にはコインロッカーと木製の棚があり、組合員以外の人はコインロッカーを使用する際に100円を入れ、鍵を手首につけて入浴することで、入浴代を払ったことが分かるようなシステムになっているようです。



お湯の温度は熱めではありますが、上人湯に比べればぬるいほうで、先ほど浴槽につかることができなかった分をここでゆっくり温まることができました。私が上がるころに地元の方が一人いらっしゃいましたが、ひとりで入るときは節約のために電気をつけないのだそうです。言われて初めて気が付きましたが、組合員の方もお金を払って運営しているお風呂なのだそうで、普段からいろいろ経費を節約しているそうです。次回また利用する際は、私も節約に協力しようと思います。

上人湯@鉄輪

2014年01月03日 | 散歩・旅のこと
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


***

今年初めのエントリーは昨年末から続く別府旅行記です。

最終日のランチ後は、悔いのないようできるだけたくさんの温泉に入るために、鉄輪温泉の共同浴場をはしごすることにしました。メインストリート「いでゆ坂」の上のほうから順番に攻めることにし、まず初めに訪れたのは金龍地獄が源泉の上人湯です。組合員以外の人は、上人湯の向かいにあるまさ食堂で100円を払って入浴札を借り、入浴中は札たてに札を入れておき、入浴後に札を返すというシステムです。右手に男湯、左手に女湯の入り口があります。中に入るとすぐにこぢんまりした脱衣所があり、右手に浴室があります。



ここも脱衣所と浴室が一体となっており、段差もほとんどありません。脱衣所の窓枠に入浴札を入れる札入れがあり、この日はすでに1つ札が立ててあり、若い女性の先客が1人いました。日当たりがとても良い建物で、白っぽい壁や床の浴室はとても明るく、3~4人ほどが入れる浴槽には透き通ったお湯がいっぱいに張られ、少し緑がかったタイルの底がゆらゆら揺れて見えました。浴槽の右手に加水用の蛇口があるようで、そこで先客のお姉さんは水を流しながら、髪を洗っている最中でした。私はというと、その反対側からお湯に入ろうと思い、まずはお決まりのかけ湯をしようと桶ですくったお湯を膝に掛けると、めちゃめちゃ熱く思わず「あっつ!」と声を漏らしてしまうほどで、その声に先客のお姉さんが振り向き「ここら辺のお湯はみんな熱いから、たくさんかけ湯したほうがいい」とアドバイスをしてくれましたが、お姉さんは北九州からの旅行客で、鉄輪の共同浴場をすでに何軒か回ったのだそうです。その後何度もかけ湯しましたが、ちっとも慣れず、片足を浴槽に入れては引っ込め、入れては引っ込め、最終的には湯船に入るのを断念しました。後からやってきた地元客は、数回かけ湯しただけで、するりと湯船に入り肩までつかっておられました。恐るべし上人湯、恐るべし地元客、なのでした。