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第4巻!『ドラえもんにおけるタイムマシン理論についての考察やらなんやら』

2004-09-24 18:29:25 | なんとなくマンガ。
ドラえもんの3回に1回はタイムマシンが登場していると言っても過言ではありません。

今回はこのドラえもんワールドにおけるタイムマシン理論について考えたいと思います。

タイムマシン・・・・
現在の科学の力では実現不可能です。
てか絶対無理なんですかね?
俺が思うに未来へはいけると思います。

まぁおれの意見はどうでもよく。


ドラえもんに出てくるタイムマシンはのび太の勉強机の引き出しの中にあり、そこは異次元となっています。ここに2畳から3畳くらいの大きさのタイムマシンがあって、何かにつけてのび太はこのマシンを利用します。

では具体的なタイムマシン理論inドラえもん。

たとえば、過去の時代へタイムスリップしたとします。
この瞬間をとします。

そして過去で3年の月日が流れたとします。

しかし、またタイムマシンで現代に戻り、つまりAの直後に戻れば元の時代では時間は全く流れておらず、タイムスリップした張本人は3歳年を経ていることになります。

これがドラえもんにおけるタイムマシンの一般的な概論。


実際こんなストーリーがマンガ内でありました。

ネタばらしですかそうですか。
でも、ストーリー展開分かっててもドラえもんは楽しいですから。きっと。


ママと喧嘩するのび太から物語は始まります。
喧嘩の末のび太は家出します。
家出グッズ(ドラえもんの秘密道具)を持って家を飛び出すのび太。もう2度と帰らないことを決心します。

んで、なんだかんだあって無人島で住むことにします。

秘密道具に助けられたりしながらなんとか無人島で暮らすのび太。
しかし家が恋しくなります。

が、ここがどこかもわかりません。
てか島から出る方法がありません。

そして20年の月日が長流れます・・・・・。

のび太は大人になり髭は伸び放題、服はボロボロ。
島で一人夕日を見つめるのび太・・・・・。

達観した何かを持ってそうです。

なにせ孤独に20年生きたわけですから。
人生観とかすごいこと語りだしそうです。これがドラえもんが望んでたのび太の姿かもしれません。

このままバッドエンドだったらあの夢落ちを凌駕しますね。

んで、結局家出時に持っていった秘密道具でのび太はドラえもんに助けられます。

しかしすでに彼は無人島で20年を生きています。

社会復帰は絶望的です。
途方に暮れるのび太。そしてここでドラえもんの一言。


「タイムマシンがあるじゃないか」

家出した直後に戻るのび太。
しかし彼はすでに大人になっています。
ここで登場するのがタイム風呂敷。これでのび太は若返ります。

タイムマシンとタイム風呂敷の見事なタッグ。

これで人生何度でもやり直しがききます。


こんなお話です。

この話で言いたいことはやはり家出はするななんでしょうね。
取り返しのつかないことになってしまうぞと。
でもドラえもんの世界ならなんとかなるぞと。
現実のはかなさを詠っています。

タイムマシンで過去へ行った直後の現代に戻ってくるという裏技は頻繁に使われます。

また、ドラえもんはのび太をしずかちゃんと結婚させるためにやってきたと言っています。
このままだとジャイ子と結婚してしまうから。

つまりタイムマシンで未来を変えることができるわけですね。

逆に過去に行って未来を変えてしまいかねない。

だからタイムマシンは非常に危険で、だからタイムパトロール(時空警察)ってのがいるらしいんですが

さっきの話でのび太とドラえもんがやったことは罪にならないんですか?

同じ時代で無人島にいるのび太と20年後からやってきたのび太の二人が存在することになりますよ。
てか無人島ののび太を助けにいってやれよ。
でもそうすると20年後ののび太には無人島で20年過ごした記憶がなくなり・・・・うーんよくわかんねぇ。

まぁとにかく。ドラえもんにおけるタイムマシン理論まとめ。

1.過去に行くことで未来を変えかねない。

2.つまり、時間の流れは一直線であり、分岐は存在しない。

3.タイムパトロールは職務を果たしていない。

だってドラえもんたちって結構歴史をゆがめてるもん。


さて、今日はこのくらいにしますが、このドラえもんの世界でのタイムマシン理論だと大きな矛盾が発生します。
重要になってくるのはまとめの2。
それをまた次回、話したいと思います。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。相変わらずの長い文ですいません。
またよろしく願います。では。

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