自由広場

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ソート結果とお知らせ

2008-05-29 21:42:03 | どーでもいいことつらつらと。
gooトレンドランキングに触発されて、「男性声優ソート」なるもので、自分的好きな男性声優ランキングの結果が報告されました。

ベスト10はこんな感じでした(6月14日、後付更新ですが好きな理由等を添えます)。


1 藤原啓治 (この人の声にあこがれる。でも絶対真似できないな)
2 山寺宏一 (まぁ・・・・ねぇ?「ただの賞金稼ぎさ」とか言ってみたい)
3 堀川りょう (コウ・ウラキ、べジータなど、好きなキャラの声を多く演じているから)
4 山口勝平 (昔はよく、この人の声に似てるって言われてました。声変わりしてからは・・・)
5 阪口大助 (ウッソテキガクルゾ)
6 関智一 (顔が似てるって、今もよく言われます。キャラだけは被りたくないぜ)
7 緑川光 (年とっても全然変わらんよねー声)
8 山崎たくみ (色々思い入れはありますが、ここには書ききれません)
9 小西克幸 (同上)
10 大塚明夫 (この人の声一つで、場の臨場感が2倍にも3倍にもなりますよね)



古い声優さんが少なくて残念でした。大林隆介さんがいたらダントツの一位なんですけどね。あと矢尾一樹さんとか。


無難な結果となってしまいました。関さんと大塚さんがもう少し上にいくと思ってたんですけど。

ちなみに、最下位は子安武人さんと小山力也さんでした。間違えて連続でクリック押して「知らない」と答えてしまったからです。



さて、明日から遅いゴールデンウィークのようなものをいただき、九州方面へ行って参ります。旅先で更新できるか分からないので、とりあえず報告まで。

トウショウナイト

2008-05-28 17:14:31 | 僕の好きなお馬さん
彼が調教中に故障を発生して、安楽死に処されたことを知ったのは、天皇賞の前日でした。ネットが繋がっていない期間だったし、テレビもラジオも新聞も開かない自分なので、実家を訪れた際弟に教えられるまで全く予想だにしていませんでした。




ネットが繋がったら、まずこのお馬さんについて書こうと思っていたけど、なんかこういう形で紹介するってのも味が悪いですね。何なら天皇賞を大穴勝ちして僕も彼もウハウハな状況が良かったです。本当に残念。






中長距離のレースに出てるとついつい勝ってしまうのがトウショウナイト絡みの馬券でした。理由はただ一つ。鞍上が僕の大好きな武士沢ジョッキーだからです。乗るのが武士で、乗られるのがナイト。まるで戦国時代の武将のような風貌を想像します。如何にも、穴勝ちしそうな臭いプンプンで、僕はついつい手を出してしまうのです。そしていつも裏切られます。


トウショウナイトに対する僕の勝手なイメージとしては、いわゆるお利口さんタイプで、大きな崩れはないが大駆けもないという、穴党的には旨味の欠けた存在でした。ただ、正直者ゆえにパドックでちゃんと気配を見せてくれるので、買いかどうかの見極め一つで馬券を美味しく回収できた、と今になって思ったり思わなかったりします。まぁ僕は武士大好きっ子なので何が何でも買っちゃいますが。


デビュー2戦目で白星をあげ、以降連対したレースは全て2000メートル以上。生粋のクラシック専門、こういう子は息が長く、徐々に力を付けていく。4歳の初めに漸くオープンに上がり、5歳の終わりごろに念願の重賞制覇。7歳の今年も、彼らしい順調で淀みのないレースをしていた。その矢先でした。


報われないよなぁ。頑張って頑張って、やっと見えてきた頂点を目の前にして呆気なく逝ってしまう。一生ってのはそんなもんかなぁと、切なくなってしまいます。

しかし、歴代の名馬と肩を並べながら、ちゃんと自分の走りを見せていたその勇姿は、記録として褪せようとも、ファンの記憶にしっかり焼きついていることと思います。





いつか、いつかきっとでかい穴を空けてくれる!
追え!追え!武士沢!
走れ!走れ!トウショウナイト!


地味ながらも、鞍上武士沢と渋くしぶとく生きたトウショウナイト。彼の生き様を僕は決して忘れません。

クロノトリガー②

2008-05-27 08:39:47 | やっぱりゲーム。
クロノトリガーを改めてプレイしていてまず驚いたのは、序盤に登場する裁判のシーンでした。


主人公クロノがマール王女誘拐容疑のため無理矢理連行され裁判にかけられるのですが、この裁判が裁判員制度で構成されています。検事役の大臣と弁護士が、主人公クロノの人間性立証のため、彼を知る人物達から彼に関する様々な情報を聞き出します。これはプレイヤーの行動に依存していて、例えば他人の弁当を勝手に食べてしまっていると裁判員の評価が有罪へと傾いたり、子供の捜している子猫を見つけてあげていれば無罪へと転がります。裁判員は7人いて、彼らの、なんと記名投票(というかわざわざ被告の前にしゃしゃり出て判決を言い渡す)によって裁判は行われます。結局物語上無罪だろうが有罪だろうが、大臣の陰謀により牢屋へぶち込まれます。



いや、これってすごい時代を先取りしてますよね。正直クロノトリガー発売当時だったら、この裁判員制って成人している方にもあまり浸透していなかったのではないかと思うのです。少なくとも、ガキだった僕は多分、裁判ってこんな感じなんだろーなー程度で済ましていたはずです。近年日本における裁判員制度導入に伴い、これに関連した様々な作品を見かけるようになりましたが、日本で初めて題材として扱って「ヒット」させたのは、きっとこのクロノトリガーです。絶対そうだ、うんうん。


ちなみに、このクロノの法廷に現れた裁判員達は大臣の息がかかっているというサブストーリーが用意されていて、裁判員制度の致命的な弱点を浮き彫りにするというアイロニーな要素も含まれています。大臣は、事件を迅速に解決しようと焦るばかりに(実際はもう少し話が込んでいてファンタジーで薄めていますが)、裏工作を利用して裁判を我がままに治めようとしています。

実際世界の裁判員制度、真に公平の下で判決が下されるのか、見切り発車ではないのか、改めて見つめなおしたくなりますね。本当に考えさせられる一エピソードでした。

オリンピックといえば。

2008-05-26 14:27:03 | どーでもいいことつらつらと。
最近生徒から受けた質問で、最も回答に難渋したのが、「液晶テレビとプラズマテレビの違い」でした。


実はプラズマテレビは、僕の通っていた大学の先輩だかが開発に携わったとかで、5年ほど前の当時は結構学内で騒がれたりもしました。しかし市場では液晶テレビに追われ、そのまま陽の目を見ることなくプラズマテレビはひっそりとその役目を終えたんだと、僕はてっきり勘違いをしておりました。


プラズマテレビの敗因は、小型化が難しかったことにあったようです。しかし近年いくつかの社で小型化に成功、液晶テレビと双璧を成すライバルとして、また市場に多く出るようになったそうです。一昨年のワールドカップ辺りから台頭したとか。



テレビが売れる時期は決まっています。オリンピック開催年、もしくは最近だとワールドカップが近くなると伸び率が上がります。デジタル放送も相まって、今ではブラウン管テレビを店頭で見ることは稀です。


これはバレンタインデーにチョコが売れるのと同じで、一つの恒例行事みたいなもの。伝統としては、東京オリンピックとカラーテレビの販売が重なった1964年から始まったものだと思います。こういった大きな買い物は、何か切欠がないと手を出せないのが、消費者の正直な心。市場を盛り上げるためにも、恒例行事は大切にしなくてはならないのが、企業の正直な心。どの社も争うように、時には援け合うように、こぞってオリンピックに絡めた広告を街角からCMまで至るとことで目にします。



さて、先ほどの生徒の話に戻ります。ブラウン管テレビが使い物にならなくなって買い替えを余儀なくされたその生徒は、僕に違いを尋ねてきたわけです。俺が知ってるわけねぇだろ、とは先生という位置上断言することはできません。構造としては、液晶については多少知識みたいなものはあったものの、プラズマってのは「それなんてオカルト?」的なノリだったわけです。


しかしユーザーってのは、それぞれの仕組み構造原理その他に何の興味も持ち合わせていません。大事なのは、経済的な部分だとか、利便性、汎用性、もしくは自分の使い道に合ったものを求めるのが普通です。んじゃあ実際、液晶とプラズマってどこがどう違うのさ、と。


というわけで、生徒と各社のパンフレットをめくってみたわけです(決してサボりではなく、これも授業の一環です。多分)。結論として、「大型を買うならプラズマ、小型を買うなら液晶」でファイナルアンサーとなりました。

どこからが大型かというと、32インチ以上じゃないかと推定します。

小型化に苦戦したプラズマは、やはり小型には向いていません。消費電力の大きさがネックです。同じ電力で大型も十分機能するところからも窺えます。対して液晶は、画面が大きければ大きいほど消費電力は増えます。


さて、もう一つ違いを挙げるなら、映像美による違いを見ておく必要があるかもしれません。まぁこれは実際に店頭で見れば一目瞭然ですが、映画やゲームなど、臨場感を味わって楽しむことが目的ならプラズマ、普通にテレビ番組を楽しむだけなら液晶、こう見て間違いないようです。

さらにもう一個、テレビ自体の値段は今はさほど変わらないようですが、消費電力の差異から、プラズマはかなり電気代がかかるみたいです。400ワットとか、電子レンジ並みの消費電力だったのでマジでビビリました。これは結構一般層にはでかいと思う。ウチの実家だったら余裕でブレーカー落ちるな。


ま、そんなあたりを境に購入を決めるのが宜しいのでは、と生徒と話しました。

正直なところ、ややこしいですよね。ブルーレイとHD-DVDもそうだったように、今後を見据えて購入を決めないと、一番の痛手を負うのは消費者です。僕としては、デジタル放送が完全施行される時まで、ブラウン管や安物液晶で耐えるのが吉と思います。その頃には今の3分の一以下の値段で買えると考えているからです。




何かと話題のオリンピック。テレビ、DVD、関連グッズなど、様々な市場が激化する見通しです。僕にとってオリンピックは、こち亀で日暮さんが登場することくらいにしか興味が沸きません。

テレビを買うなら今!という方々に、今回の記事が少しでも参考になっていただければ幸いです。結構微妙な内容に仕上がっちゃいましたけど。





(際どい話ですが。今後プラズマと液晶どちらが生き残るかについては、ソニーの動きを見ればはっきりと分かります。日本人はケチなくせにお洒落好きってのをソニーはよく分かっています。僕個人としてはソニーブランドは好まないですが)

428(仮題)

2008-05-24 12:27:53 | やっぱりゲーム。
復帰第一号として、この最新ニュースから。





ついに「街」の続編が出ます。



来ました。待ってました。10年も待ち焦がれていました。



その新作の名は「428」。まだ仮題だそうですが・・・・「しぶや」でしょうか、意表をついて「四谷」でしょうか、それとも4月28日を舞台に物語が繰り広げられるのか、それとももっと深い意味が・・・?「893」を連想しますね。


公式にて動画も見られますが、まだ謎な部分が多いです。見た感じ登場人物も少ないところからも、目下誠意製作中でありほんとに年内に出るか微妙です。今回も舞台は渋谷なようで、もしかしたら現地に行けば撮影を拝めるかもしれません。

ちょっと前、いやだいぶ昔に、「街2」の出演者や、スタッフに配布するお弁当のスポンサーをファミ通とかで応募していたのを思い出します。予想以上の出費に加え販売本数も振るわなかった前作の失敗をどう生かしてくれるのかも見所です。



前作「街」については、もうここでは何も言いません。僕の挙げたい、名作ゲーム5本の指に当然入る一作。その続編ですから、期待せずにはいられない。しかし「かまいたちの夜」がそうであったように、期待しすぎは禁物ですよね。



「428」はどうやら「街」との関連性はなさそう。独立したストーリーが展開されそうです。役者陣も、どこかで見たことあるなーって感じの脇役さんが勢ぞろい。前作は後に人気を博す北陽や窪塚洋介を出演させていますから、今回だって後々有名になる役者さんが出るかもしれません。ここも要チェックやー!




「風来のシレン3」(延期しやがった)やwii版「忌火起草」(結局wiiで出すんかい!まぁPS2に下げて出すどこぞよりマシか)など、今年のチュンソフトは目が離せません。「質の雀」の異名(今勝手に命名)を遺憾なく発揮して欲しいです。最近の空振りっぷりは見なかったことにするよ。

クロノトリガー①

2008-05-06 19:54:45 | やっぱりゲーム。
クロノトリガー。今更名作だの何だのって言うつもりは毛頭ありません。ただ引っ越してからやることがないので、これを再々々々々・・・・何度目だろう、とにかく久々にプレイしているのです。




いやー。



すごいよね。それしか言葉が出ません。


脇役を含めた全てのキャラを立たせるセリフの一つ一つや、ゲーム音楽の壁を気持ち良いくらい爽快にぶち破ってくれた曲の数々、敵の配置やパーティ編成で大きく左右する戦闘バランス、そして何より、ゲームの軸を成す時間旅行を舞台とした壮大なファンタジー。完璧です。


僕の、クロノトリガーに対する思い入れは結構強い。いや、僕なんか足元に及ばないほどやり尽くしている方々がいらっしゃるのは百も承知です。

ただ、当時まだ小学生だった僕なりに、クロノトリガーを楽しんだのです。熱しにくく冷めやすいタイプのくせに、当時クロノトリガー人気に続くように開催された、「鳥山明の世界」という鳥山明大先生の展示会にわざわざ出向いて(確か夏休みだったな。めちゃくちゃ人多くて萎えたのを覚えています)、クロノトリガーのポスターをコンプリートしました。僕が部屋の壁に貼ったポスターは、このクロノのポスター数枚と、ドラゴンヘッドの病んだとしか思えないグロポスターだけです。


ゲームやってるとバカになるだとか人格形成に支障をきたすとか色々言われるけど、まぁ世の中クロノみたいなゲームばかりだったらそんな非難出るわけもないわな。クロノトリガーは評価されて然るべき作品、芸術に近しい物と思っているバカな20代の僕です。

クロノトリガー時代のゲームで育った世代は幸せだと、その世代の中にいる僕らは思ったりします。同時に、今のゲームで育っている子供たちを可哀想に思ったり、さらには見下し目線に立ったりもします。ゆとりだ何だといっては、僕らの時代のゲーム(ゲームだけの話じゃないけどさ)ときっぱり境界線を引こうとします。僕自身が最近のゲームについてどう思うか・・・・正直プレイしてないのでどうもこうも言えません。


逆に、クロノトリガー時代のゲームで育った世代は不幸とも言われます。いきなり完璧なもの、最高なものを与えられたからです。本当にゲームフリーク過ぎて、ゲーム視点からしか語れなくて申し訳ないが、つまり最高を知っている人間にとっては、以降の世に出る作品群を相対的にしか見られなくなる。しょっちゅうノスタルジーに浸りたがる。絶対的にゲームを見ることが出来る、ちゃんと真正面から評価している今の世代の子の方が十分良い目を持っている、そんな気がしないでもないです。


クロノトリガー中心に変なこと色々しゃべってますが、20代に突入してから初のクロノトリガーかな。まったりと楽しみながら進めていきます。この年になって初めて気付くこともたくさんあります。まず思ったのは、容量を抑えるためか無駄な物が極力排除されていること。物語の本筋となる部分のイベントと会話は最小限の演出にとどめています。そのせいで若干汲み取りにくい部分もあったりしますが、世界観に浸水しきっていれば全く問題ありません。容量を抑える分、浸るための大事な要素はきちんと描いているからです。引き合いに出して申し訳ないが、先日紹介した「エナジーブレイカー」も容量削減に尽力していたが、無駄な演出が多かったです。

製作者サイドの、「面白い物を作ろう!」という意気込みが端々からうかがえます。有名無実とはよく言ったもので、最近の巨人みたいに、はたまた皮肉ではありますがスクウェアエニックスのように、夢のような豪華キャストが揃ったとしても必ずしも最高のものが与えられるわけではありません。しかしクロノトリガーは、当時の最高峰スタッフの揃った中最高のものを生み出してくれました。ほんと・・・こんなゲームに子供の頃出会うから今の僕はひねちゃったんだ。


とにかく、今やってみての改めての感想やら何かを書いていこうと思います。まぁまだ家にネットが通っていないので極めて不規則な更新になりそうですが。とりあえず、生きていますよ的な報告代わりにしようと思います。