自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

最近気になってるっぽいこと

2006-01-31 23:21:12 | どーでもいいことつらつらと。
マザー3の発売が決まったんですよ。


そりゃあ、期待しますよ。
でも、ゲームボーイアドバンスて・・・・。今はニンテンドーDSの時代なのに。
この錯誤感がたまりません。絶対欲しい。でもアドバンス持ってない。そもそもDSも持ってない。


話は急に変わりまして。

「メンデルの法則」における「優性の法則」の原因の一つが発見されたそうです。
実に興味深いです。
詳しくはこの記事でも見てくらはい。


自分は前々から、このメンデルさんが名づけたであろう「優性」と「劣性」というのがどうも気に食わなかったのです。
何さ優劣って?みたいな。
メンデルさんやその他メンデルファンの皆様には申し訳ないですが。生物に関する知識が浅い自分。そんな風に思っていたのです。

人間の血液型は、OよりもAやBの方が優性といいます。つーことは何?Oは劣っているのですか?屁理屈と言われたらそれまでですけどさぁ。

俺はやっぱ気に食わない。違う呼び方を提唱したいと思います。


例えば歴史には、その表舞台に立った立役者と裏で彼らを支えた脇役達がいます。当然彼ら全員なくして今は存在しません。
同じように、演劇にしたってそう。舞台上で演技をしている役者さんだけではなく、その裏で働いている小道具さんや衣装さんがいなければ成り立ちません。

血液型だってきっとそうです。OはAの前では決して表に出ませんが、でもちゃんと遺伝子として子に伝わる可能性を秘めています。ただ、表には現れないだけ。これのどこが劣っていると言えるのでしょうか。
どちらも同じだけ重要なのです。


だから、優性遺伝子劣性遺伝子ではなく、せめて表遺伝子裏遺伝子とでも呼んであげたいものです。立役遺伝子脇役遺伝子なんかもいいかな。


言葉のあや、と言ってしまえばそれまでですが。


優or劣と単純に比べるのではなく、個々に評価することが重要だと思います。


繰り返します。優劣じゃありません。大事なのは各々が持つ〝味〟です!


さて、話は戻って「マザー3」。
前作の「マザー2」、そして前々作の「マザー」。どちらも良すぎです。
いやでも今作に期待します。期待しすぎると痛い目見ることになりそうですが。
でもまずは、「『2』の方がよかった」とか「『1』が一番いい」とか比べるのではなく、「マザー3」だけを見て評価したいと思います。

不自然な記憶と孤独の方程式

2006-01-29 14:41:11 | どーでもいいことつらつらと。
目を覚ますとそこは真っ白い部屋だった。

10畳はゆうにある、何もない広い部屋。壁も床も天井も、真っ白。頭も真っ白になってしまった私は、ただ呆然と立ち尽くした。

なぜ私はこんなところにいるのか。目が覚める前の記憶が全くない。ただ、私はサラリーマンであること、妻を持ち3歳の息子がいること、趣味は釣りであること。それらは当然のように覚えている。自分がなぜここにいるのかは分からない。今何時だろう。反射的に腕を見るが、お気に入りの腕時計はそこにはなかった。

正面、といっても私がたまたま向いていた方だが、そこに細い長方形の縁を確認した私は、そこに近づいてみた。そしてそこが切り抜かれていることがわかった。床から約1メートルくらいのところに、縦5センチ横30センチくらいの切り抜き。まるでポストのようだ。向こう側を覗いてみても、やはり白い空間しかない。こんな白一色の部屋でよくこの境界線を見つけられたと、ここにきて初めて私は私を実感することが出来た。

私はその穴の縁に手をあて、口を添えて大きく「おーい」と叫んでみた。声は響くこともなく虚しく目の前で収束していった。この壁は一体どんな材質でできているのだろう。

色々試したが、結局らちがあかなかった。私は部屋の中央でひざを抱えてそこに顔を埋めていた。白だけの世界が嫌になり、暗闇が欲しかったのだ。

目を閉じ、頭をめぐらす。しかし何も判らない。この白だけの世界で、私は気が狂いそうになった。



3時間くらい経っただろうか。どこからともなく足音が聞こえた。私は恐怖からか、体育座りの姿勢のまま動けなかった。足音は私の部屋の前で止まった。そして先ほどの長方形の穴から、鉛筆と2枚の紙が放り込まれた。

すると突然、ポスト穴よりさらに50センチほど上にデジタル数字が現れ、「3600、3599、3598、・・・・」と一秒刻みのカウントを始めた。
私はポストのそばまで寄って紙を見た。B5程度の大きめの紙。一枚は問題用紙、もう一枚は解答用紙だった。前者には小学校レベルから高校レベルまでの数学の問題が載せられていた。私はしばらく考え込んだ。

要するに、私にこの問題を、3600秒、つまり1時間以内に解いてみろというのか。カウントはすでに3500を切っていた。私は鉛筆を握り締め、テーブルも何もないので、四つんばいの姿勢で問題に取り組んだ。

序盤は何の戸惑いもなく解くことが出来た。しかし中学、高校となってくると熟考する問題が増えた。数学は得意な方だったが、社会に出て10年、こうも脳は衰えるものかと私は驚いた。
計算するスペースが狭く、消しゴムもない。しかもこんな姿勢で。そんな窮屈な試験を私は今までやったことがなかった。

白い床がチカチカ気になり、集中できない。段々わけが分からなくなり、問題の文字が私の目の前で踊りだす。そいつらは私の頭の中に侵入し、脳みそをかきむしりだした。

気がつけばカウントが10になっていた。私は放心状態だった。
0になると、突然ポスト穴から黒手袋が現れた。どうやら1時間部屋の前で待っていたようだ。初めて白以外の色を見た気がした。
私は鉛筆と紙を手渡した。すぐに手は引っ込み、沈黙が流れた。
約5分くらいだろうか。ポストの上にまたデジタル数字が現れた。「53/100」と書かれていた。どうやら試験の結果が出たらしい。足音は遠ざかっていった。



さらに3時間ほど経ち、足音が聞こえてきた。
ポストから、袋に包まれたパンと、ペットボトルの水が投げ込まれた。どちらにもラベルなどなく、毒でも入っていても不思議ではなかったが、腹の空いていた私は何の躊躇もなく開けて食した。

しばらくすると眠くなり、私は冷たくて固い床に寝転んだ。白色が眩しかったが腕で遮って眠った。


朝、かどうかは分からないが目が覚めた。それからまた3時間ほどぼーっとしていた。何を考えるでもなくポストの縁を目でなぞってみたり、時々妻や子供、そして仕事のことを考えてみたりした。

そしてどこからともなく足音。鉛筆と紙が放り込まれ、カウントが始まった。私は問題を解く気は全くなかった。これを解いて何になるものか疑問に思ったからだ。

私は部屋の前にいるであろう黒手袋にたずねた。

「ここは一体どこなんだ?私はなぜここにいるんだ?私はどうして問題を解かねばいけないんだ?」

奴は答えない。ただ与えられたことだけをやっていればいいとばかりに、重い空気がズンとのしかかる。

やがて試験時間は終了し、採点が始まる。0点だった。


食事を済ませ、本当の意味で床に就く。が、今日は眠れなかった。色々な気持ちが溢れては消え、そして新しい考えが泡のように浮かんできた。
私は普段の生活の頃を思った。朝7時に起き、子供と一緒に妻が作った朝食を食べ、二人に見送られ家を出て、月曜と木曜はゴミを出し、電車に揺られて会社へ向かう。会社ではいつも上司にいびられながらも何とかこなし、そこそこの業績を上げている。夜は金曜日は鈴木たちと飲むが、それ以外の日は家へ直行し家族サービスに明け暮れた。日曜は釣りへ行った。


そんな日々が千里の昔のように懐かしい。涙が出てきた。なぜこんなことになってしまったのか。なぜ私はここでテストを受けているのか。疑問は消えない。
算数・数学のテスト。小学校中学校高校と教わられてきた教科。何のためだかわからない、ただただ親や教師の言われるままにやってきた。大人になった今、それがためになっているかどうかも実は定かでない。
他にも定かではないことが山ほどある。何のために仕事をするのか。お金のため、食べていくため、家族を支えるため。それは正しい。
しかし私は今、この白い部屋で働いてもいないのに、ちゃんと食事を与えられて生きている。決して満足なそれとはいえないが、死ぬことはないだろう。前の暮らしにしろ今の暮らしにしろ生きている。同じ生きているなのにどこが違うと言うのか。


同じ日々の繰り返しが始まった。繰り返しの日々、と言う点ではもう慣れっこだった。誰だってそうだろう。

食事は毎日同じパンと水だったが、テストの結果だけは変わった。60点、54点、72点、75点。
私はどこか割り切ったように試験を真面目に受けた。少しずつ高校の数学の内容も思い出してきた。
100点を取った時、何かが変わる。そんな気がしてきた。


思えば、試験で満点を取ったことなどなかった。いつも平均点かそれよりやや上を行くくらいだった。試験だけではない。私は何かで満点を獲ったことはあるだろうか。


ある夜、といっても本当に夜かどうかは分からないが、私が眠っていた時間。

誰かのすすり泣く声が聞こえた。私は耳を壁に当ててみた。確かに誰かが泣いている。それは段々狂ったようになり、笑っている風にも聞こえた。私は大きく「大丈夫ですか!?」と叫んでみた。しかし何も変化はない。どうやら私の声は届かないらしい。
私と同じ境遇にあるものが、他にもいる・・・・!。これは私にとってある種の励みにもなった。仲間のいることが、こんなにも嬉しいことだとは夢にも思わなかった。

しかし彼の狂った声は聞いていてこちらまで気がおかしくなりそうだった。現状に耐えられなくなり、孤独の寂しさ、同じことの繰り返しに嫌気がさした、いっそ死んでしまいたい、そんな声。ひょっとしたら誰もが皆、心の中でこんな風に嘆いているのかもしれないと私は悲しくなった。


この日を境に、かどうかは定かでないが、私は試験で満点を取るため日夜記憶の引き出しを整理しては改築し、ほとんど全ての数学の内容を把握できるようになった。後はミスさえなければ、満点も夢ではなかった。


ここに来てから100日は経っただろうか。いや500日だろうか。たった10日かもしれない。

いつものように黒手袋に問題用紙と解答用紙を返却した。
採点を待つ。いつもより長い気がした。永遠に終わらないかとも思えた。
しかしちゃんとデジタル数字は表示された。100点。

何かが始まるかも分からない。何かが終わるとも限らない。しかしこの達成感は、今までに感じたことがなかった。自然と涙が溢れ、私は心の中で家族に「やったよ」と叫んだ。

デジタル数字が点滅し、「オメデトウ」の文字に変わった。
急にポストを囲う約2メートル四方のところに黒い縁が浮かび上がり、扉となって開けることができた。開くとそこは、一面光に包まれていた。もう白はこりごりだと、私は笑顔で光の中に飛び込んだ。



目を覚ますとそこは真っ白い病室だった。

ベッドに横になり、私は天井を細目で見た。

「あなた!?あなた!?」

妻の声がする。

「奇跡だ・・・!まさに奇跡だ・・・・!」

医者の声がする。


私は戻ってこれた。





私は事故に遭ったのだ。帰宅途中、バイクとぶつかった。その日は残業で、とても疲れていて周りに注意を払えなかった。外傷はほとんどなかったが、頭を強く打ったせいで二度と目を覚ますことはないといわれていた。


驚いたことに、向こうの世界では数十数百日と過ごした気がするのに、こちらでは1週間ほどしか経ってなかった。しかも目が覚めてから3日もすれば元の状態に回復し、大事をとったが2週間後には社会に復帰できた。医者は会う度に奇跡だ奇跡だと言う。

事故後初めて、会社に出向く日がやって来た。
7時に起き、3人で朝食を食べ、見送られて家を発つ。今日はゴミはない。電車はぎゅうぎゅう詰めで、どこか懐かしさを感じた。毎日続くと嫌なものだが。
駅に着き、大きなスクランブル交差点を渡っている途中だった。

私は変な気分に襲われた。
周りを見ると、皆、ただ目的地を目指して歩いている。周りに同じ人間がいることなど気付かない。そこには自分だけがいる。孤独がある。同じ繰り返しがある。何のために歩くのか。仕事のため、お金のため、自分のため、誰かのため。目的地に着けばノルマを与えられ、制限時間が設けられる。
私はあの部屋にいたときの感覚を覚えた。

果たして仲間などいるのだろうか。



私は交差点の端っこに黒く縁取られたポストを見つけた。そこから黒手袋が手を出し、解答用紙の提出を待っていた。

ゴラステもすなるメイプル攻略というものを、お馬鹿の私もしてみんとて。

2006-01-26 10:25:41 | どーでもいいことつらつらと。
新しいカテゴリ、「弓使い無駄攻略」を追加します。


弓使いについてのどうでもいいことを書こうと思います。

弓使いをはじめて2年が経とうとしています。
弓使い一筋、弓バカ一代、そんな俺からの視点です。

ちょっと危ないことも書いているかもしれません。

あと、これまでにもメイプルの攻略は何度か書いていますが、それらを新カテゴリに移す予定はありません。


さらに、このカテゴリは新着記事としては載せませんので、トップに出ることはありません。しくじらない限り。理由は先ほども述べたとおり、危なっかしいことも書きそうだから。

なので見たいという方は左の欄のカテゴリの「弓使い無駄攻略」をクリックしてください。


なにとぞ、よろしくお願いします。

大河ドラマ「功名が辻」、について。

2006-01-25 03:51:16 | どーでもいいことつらつらと。
重ねて言いますが、俺はFFⅨ好きですよ。これに関してこれ以上は何も言いません、言えません。


さて「功名が辻」。
この作品のテーマというか狙いは、ずばり現在のサラリーマンと重ね合わせることにより、「現在に生きるジャパニーズサムライ、がんばれ!」的なエールを送ることにあると思います。

別にどこかの情報を調べたとかではなく、俺が勝手にそう思い込んでいるだけですけど。

山内一豊は、ほんと大した器量を持っていたわけではないですが、秀吉の下につき、地道に働き、周りよりは少し遅れて出世しますが、秀吉の死後武将達が徳川に付くか石田に付くかで迷っている際、自ら進んで徳川に全てをささげると言った為に―ただこの一言を言ったがだけで―大出世を果たします。土佐24万石。

つまり、誰にでもそういうチャンスはあるんだよ、ってことです。
一つ間違えればどん底まで転がり落ちるし、はたまた後世に名を残すような大人物にもなりうるのです。

普通の家庭に生まれ、義務教育を全うし、普通に大学を出て、普通にサラリーマンとなり、地道に努力を重ね出世街道から外れず生きる。
そんな風に生きていく途中で、もしかしたら人生を大きく左右するどでらいイベントに遭遇するかもしれません。いや、きっと誰にも一度はあるはず。俺にも、来い。来てください。


こうやって現代になぞらえることで、「功名が辻」の話は進んでいきます。


これから見ものなシーンがたくさんあります。

関が原然り、秀次の悲惨な死もどう描くかも見もの。秀吉死後の武将達の心の揺らぎも注目したいです。

しかし前回の、竹中半兵衛の稲葉山城占領のくだりはしょぼかったですな。原作の雰囲気を全然かもし出していません。超大事なシーンだと思うのになぁ。


というわけで、映像的な期待はあまりできないわけですが。役者はなかなかの粒ぞろいですから、きっとカバーしてくれるでしょう、きっと。



さて、ここで一つ言いたいこと。
山内一豊は確かに土佐を有する大名となりましたが、徳川幕府の衰退と共に山内氏も消えたことは見逃すことができません。
しかも山内氏は、土佐の下っ端に根こそぎのっとられます。

土佐の郷士の、関が原敗退から300年間溜めてきた鬱憤が、幕末の風雲時代を創り上げます。


これは、さて現代になぞらえるとどうなるものか。



日本は今、ひょっとしたら新たな転換期を迎えるのかもしれません。
荒れています。経済が。皮肉な想定外が起きています。
それを引き金に、政界も揺れている。


何か、影の方でうずくまってニヤついてるその正体が、解ってきそうです。


これからもっともっと全てのことが洗いざらいになってしまえばいいと思います。

じぇんじぇん関係ない人間から見れば、今回の騒動などただの祭りです。ワッショイワッショイ。


はやし立てている周りの人たちは、ついこの前まで彼を神輿の上に担いでいたはずなのに、あの変わり様。

さて話がこじれてきましたが。



若い志士達はきっと、新しい風を吹かしてくれる予感がします。

大河ドラマ「功名が辻」

2006-01-23 22:55:01 | だってテレビっ子。
新・大河ドラマ「功名が辻」、“案の定”視聴率が低迷気味だそうです。誰かの言葉を借りて言うなら、想定の範囲内です。

世間では理由として、「序盤なのでメインキャストがまだ出揃っていない」「山内一豊は大河ドラマの看板を背負うには名前が小さすぎる」などと言われていますが、俺はそれだけではないと思っています。


何を隠そう、前回の大河ドラマ「義経」の影響であると思います。
「義経」は滝沢秀明君や松平健さんといった豪華キャスト、そして何といっても歴史上の人物でも容姿端麗と名高い牛若丸が主役という、そういった“華やかさ”で勝負しそこそこの成績を収めました。

単刀直入に言うと、色物に走ったわけです。
いやがおうでも女性ファンはくっつきます。内容や演技や映像が多少劣ってても、牛若扮するタッキーが、弁慶扮するマツケンが、テレビの中で活躍していればファンは満足なのです。

これは大河ドラマファンには痛々しいことでした。大河ドラマの本質が薄れてやしまいか、そんな不安がよぎります。


そして今作の「功名が辻」。
内容としては、原作が司馬遼太郎さんなわけですから、つまらないわけがない。
実際見てみると、今までになくノリが軽く、新しい大河ドラマの息吹を感じます。


しかし、「義経」で勝ち取った女性ファンは、恐らく見やしませんでしょう。

タッキーの牛若をきっかけに、歴史そして大河ドラマに若い人たちを引き込ませようとの狙いだったのでしょうが、次の作品が山内一豊だとねぇ・・・。名前負けすることは否めません。

エセ歴史ファンとして、戦国時代の才ある人物達を描いた「功名が辻」は、堪らない作品となっています。信長、秀吉、家康、光秀、三成。歴史を揺るがした中心人物が勢ぞろいとなっています。彼らを主役とせず、あえてその周りを奔走していた人物を描くことで、中心人物の生き方もまた違った視点で描けてしまうのです。ニクいやり方です。


しかしテレビは視聴率です。NHKであっても。
やり方がまずかったように思います。さっきも言ったように、前作「義経」の色物さが大河ファンを遠のかせ、女性ファンを掴みました。そこに来て地味な亜山内一豊、しかも役者は上川隆也さんですもん、勘違いもいいところです。いや、俺は好きですよ上川さん。


似たようなことを「ファイナルファンタジー」がしました。
RPGの金字塔として今もなお強い人気を誇る「FF」。過去を振り返ると大きなターニングポイントがあったことを忘れてはいけません。
「FFⅧ」(Ⅶからとも言えなくもないですが)でギャルゲー化し、ゲームバランスもストーリーもクソもなく、キャラだけで勝負するようになりました。案の定そっち系のファンは食いつきます。
しかし次回作の「FFⅨ」は、原点回帰としてかつてのFFを彷彿とさせるものになっていました。
これまたとんだ勘違いでした。すでに“真”のFFファンはいなくなってしまったのですから。
「FFⅨ」は売れませんでした。今ではよっぽど「Ⅸの方が面白かった」って声を聞くんですけどね。



視聴者、消費者の立場になって考えるか。それとも、あくまで自分らしさで勝負するか。難しいところですが、一つ言えることは「どっちかに絞れ」ってことです。

そして、色物だけに走ったものではなく、最後まで本質を貫いたものこそが、後々まで語り継がれる名作となる、そう思い込んでいる私です。


って。こんな話をするはずではありませんでした。
「功名が辻」の内容について書くつもりだったのに・・・。
ってことでこれは次回に書くことにします。


また愚痴をつらつら書いてしまいました。お恥ずかしい。読んでくれた方、深く感謝です。

THE 一名様

2006-01-17 20:59:55 | どーでもいいことつらつらと。
TBSラジオ昼下がりの看板番組「ストリーム」にて、今日面白い調査をしていました。


「あなたは一人でファミレスに入れますか?」


俺は最初この議題を聞いて、「は?そんなの入れるに決まってるじゃん。なんでそんなのわざわざ調査するんだ?」と首を傾げました。



しかしラジオを聴いていくと、なんと、結構一人では入れない人が多いと判明しました。俺は軽い、いや、大きなショックを受けました。白昼夢でも見ているかのようです。青天の霹靂です。

ファミレス。略さず言えばファミリーレストラン。言葉の通り言えば家族による家族のためのレストラン。だから一人で行くなんてありえない。一人で行ったら、「寂しい」。

そんな意見が多かったのです。愕然としました。

俺は結構一人でファミレスに入ります。てか一人でいくこと自体が楽しかったりします。その目的は試験の勉強だったり、読書だったり、ウェイトレス鑑賞だったり。一つだけ言えることは、絶対に美味しい食事を期待しに行ったことはありません。

まぁ冗談はいいとして、俺は勉強や読書をする快適な環境を求めファミレスにあえて一人で入ります。味がいまいちな割に高いのは、居場所代がほとんどを占めていると了解しています。

平日の昼時を過ぎてからが狙い目で、人が少なく静かな一時を過ごせます。しかも何も言ってないのに、暇そうなウェイトレスのお姉さんが作り笑顔で「コーヒーのおかわりはいかがですか?」って尋ねてきます。最高です。
客が少なく席も空いてるから、長時間居続けても煙たがれません。(最近は「勉強お断り」の張り紙のあるファミレスも多いそうです。でもそれは都会だけの話ですよねきっと)

ウェイトレスさんは心の中で「やだ、あそこのヤングイケメン一人でファミレスに来て優雅に本を読んでいるわ。超渋い!素敵!もう一杯コーヒーついできちゃお~」とつぶやいている。そう思い込んでいました。
勘違い甚だしい。穴があったら入りたいです。ファミレス入ってる場合じゃないです。


実際は「やだ、あそこのブ男一人でファミレス来て暇そうに本読んでる。超ダサい!てかバカ?雑巾で漉したコーヒーついでしまえ」と思っていたのかもしれません。いや、そうに違いない!ショックです。


さてラジオのことに話を戻すと、一人でファミレスに入れる人とそうでない人について、心理学的な立場で見解していました。

どうやら、ファミレスに一人では入れない人は、例えばクリスマスといった行事などに、誰かと一緒に居ないと寂しくて仕方なくなるタイプなのだそうです。

要はイベント好き、裏を返せば寂しがりや。

逆に一人で入れる人はこういった行事に関して大した興味を示さず、例えイブの夜に一人でも案外平気。そんな性格の持ち主だそうです。
なるほど確かに俺はそのタイプかもしれません。
クリスマスは一日中一人だったし、新年が明ける瞬間も本を読んでいて、気づいたら戌年でした。



日本人は一概に一人が嫌いといいます。誰かといないと不安でしょうがない。

何かを始めるのも、一人では怖い。それについては俺もそうで、周りに流されるままに来た結果が今の自分であります。


そんな人間がたくさん集まって、今の日本は成り立っているのかなぁ?



調査結果として、ファミレスは一人で入っても問題ないということになりました。「自分は一人では入らないけど、そういう人がいても全く気にしない」、「一人で入ることもあるが、やはり寂しい」、「一人でご来店なさるお客さんがいらしても別段気にならない」、そんな意見がありました。



一人で入ることに何の抵抗感もない俺って一体・・・・・。



「あなたは一人でファミレスに入れますか?」




ちなみに、今回の題名は我ながら「上手い!」と思うのですが、いかがなものでしょうか。

本日のドロップ

2006-01-17 18:29:06 | メイプルな話







ビシャスよりドロップ。1回で装備&書が6個も・・・。

やっぱり90武器は全部出るんですかねぇ?ってことは伝説の弓も・・・。




書きたいネタがあるんでメイプル関連はこんなもんで。


いずれ真面目に弓使いについての攻略書くかなー。誰も望んでないかな・・・。

PS2『バイオハザード4』

2006-01-17 02:12:35 | やっぱりゲーム。
どうにもこうにも頭にきています。書こうかどうか迷っていたんですけどね。

どうしちゃったのさバイオ、昔の栄光はどうした?


『バイオ3』の時から嫌な予感はしていたのですが、『バイオ4』は完全に他のゲームに汚染されてしまいました。『バイオハザード』自体がバイオハザード状態です。


『バイオ4』はもはやバイオではありません。コナミの『メタルギアソリッド』と『サイレントヒル』を足した感じになり、バイオの色は全く残っていないのです。



俺は、ホラーアドベンチャーを確率したゲームは、他でもなくバイオだと思っています。
だからバイオはバイオらしさをずっと残してほしかったです。でも今は他ゲーの影響をもろに受け俺の目からはパクリゲーにしか見えません。ごめんなさい。


残念です。バイオファンとして。


これで心置きなく完全な『メタルギア』ファンになれそうです。



つーわけで今日は書くことが無かったので最近のゲームについての文句でした。