自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

こりゃどうだ!?数検1級

2011-10-31 20:14:01 | どーでもいいことつらつらと。
昨日受けてきた数検1級。どうでしょうかね、総じて微妙なあんばいであります。ところで試験会場、今までは東京ビッグサイトだったのですが、今回は目黒の某私立中高。規模が小さくなったようでしたが、数検1級自体の受験者は変わりないように感じました。1級だけは趣味の世界やからね。


さてちょっと問題を振り返ってみます。

計算技能の1次。事前の予想通り、出ましたよマクローリン展開! 予想がハマってくれると嬉しいけれど、いざ出てくれると計算が面倒なことこの上なし。結局計算ミスってたぽいし・・・・・・部分点に期待です。他は固有名詞を知らないとなんともならない問題が多く、やや知識寄りの、運に偏った問題が多かった模様。人によって点差が大きく開きそうです。自分としては、きちんと対策を講じてきたところはそれなりの成果を出せたので、やりきった感はあります。受かっているかどうかは別としますが、実力そのままが結果として出てくれるでしょう。

数理技能の2次。こっちはなんとなんと、自分の専門分野だった暗号理論が出てくれました。しかも専科にしていた自分としては超楽な問題。専門としていなかった人にとっても、これは点取り問題だったのではないでしょうか。選択問題の一つですけれど、これを選んだ人は多いはず。平均点はつり上がりそうですなあ。
他の問題もわりかし空白を埋めていけたので、途中点が評価されれば合格点には届いているはず。ていうか、実力がしょぼくて運に頼ってばかりの自分としては、今回受からなければもう二度と受からないんじゃないかというくらい、自分向きな2次問題でした。これは受かっていてほしいぞ。

ということで、1次はいつもよりやんわりできたっぽくて、2次は受かっていることを祈って止みません。2次だけでも受かれば、次からは免除が効いて1次の60分を費やすだけで済みますからね。日曜を丸々つぶすよりは効率がよろしい。

力を出し切れたという意味合いで、合否関係なくよくやれたと思います。結果は後からついてくる。もう次のことへと目を向けないといかんですね。簿記検定も勢い任せで一気合格目指します。

秋天皇賞in2011

2011-10-30 23:09:57 | 恐縮ですが競馬
というわけで色々端折って、秋天皇賞を制したのはトーセンジョーダン。1分56秒1のレコードとなりました。

いろいろな要素抜きにして、騎手買いからでも十分楽しめたかと思います。自分は不在だったこともありペルーサ絡みでちょっと遊んだ程度。特に痛手はなしといったところです。

ジャンポケ×ノーザンテーストの血が府中2000を制したことは記憶にとどめておきたいです。また前半のハイペースから最後のドタバタ競走になって最速をはじき出したペルーサのことも忘れてなりません。

今後の馬券的な意味合いとして、かなりの消耗戦だったと思うので、今回脚を使いすぎた子はあまり次走には期待できないかもしれません。ローズキングダムあたりはまったく力を出し切っていないと思われるので、人気が下がるようなら次回は美味しいかも。ハイペースが得意とはいえ、アーネストリーには苦しい競馬でした。


基本的に秋天皇賞は端から当てるきは毛頭ないので、今回もあくまで参考程度といったところ。競走中止のメイショウベルーガは最悪の事態には至らず本当に良かった。長い休養明け一戦目がこんなレースじゃさすがに脚に悪かったことでしょう。エリ女で去年の雪辱を晴らしてほしかったけれど、なにしろお疲れ様でした。


さて本日のPOG回顧。東京3Rでデビューしたシャンボールフィズ、危なげなく一勝目を飾ってくれました。うむ、これは大いに期待できる一頭。このまま勢いに乗って2歳女王までのし上がってほしいなあ。阪神ジュベナイルは好舞台と思うのですが、陣営はどう考えておられるのか。



今週は新潟の外枠に助けられてばかりでした。特に日曜6R、8枠の超人気薄がこぞって3,4,5着したのはまさに新潟芝の象徴。どの馬も買っていたのでここで安心の穴馬券をゲット、土日分をちょっとの赤字で済ますことができました。フー危なかった。

直前オッズやパドックを見届けられずの前日買いなので今週の反省は特に無し。シャンボールフィズの今後の活躍に期待して、今日は気持ちよく眠りたいです。

季節の境い目・天皇賞秋!

2011-10-29 23:37:29 | 恐縮ですが競馬
いやはや今日のPOGはなかなかのものでした。

京都1R、エーシンブラスターが勝利。出遅れもなんのその、1200の淀みないペースを後方からスイスイ縫って最速の脚を披露しました。早いタイムを刻んで脚に過度な負担を与えないため、ダートを使ったといいますがさてさて今後はどちらへ。未勝利でのデビュー勝ちにつき賞金面が苦しく、この後の路線選びで冬春の活躍が左右されますね。

京都5R新馬戦でデビューしたククイナッツレイは最後伸び脚見せての4着。道中は人馬の折り合いが見ていて危なっかしく感じましたが、次は誰が手綱を握るでしょうか。次はもう少し短めの距離で好位につけてほしいというのが個人的希望ですが・・・・・・まあこりゃあ朝日杯には間に合わんな。


これでPOGはデビューした4頭のうち2頭が勝ちあがり。スピルバーグもエーシンブラスターもまだまだ底が見えていないのでさらなる上積みに期待です。ククイナッツレイも次走で勝ってくれるといいな。


さて明日はいよいよ天皇賞秋。今のところはほとんど静観の構えの予定です。広く買うつもりはなし。
私見として今年のGⅠ中距離勢は実力伯仲と見ます。一般的にもそうであることはオッズを見れば明らか。宝塚記念がそうであったように、少しの機微で着差が決まる傾向なのだと思います。馬個々よりは枠順や乗り手で決めてしまうのも手です。
過去のデータが示すように内枠の馬に注目。去年はオウケンサクラの馬券でハラハラしたことよ。一番内側にいる牝馬に魅力を感じるわけで、やっぱりブエナビスタは切れません。
続いてはペルーサ。これは去年のこともありますが、調教が抜群だったこともあります。父ゼンノロブロイのように4歳秋での本格化を信じてみよう。

となると、去年の天皇賞秋組に魅力を感じます。つまりブエナ‐ペルーサ‐アーネストリーのライン。今回はこれ一本でいってみようかね。

次点としてビッグウィーク。荒らすなら川田君かなと。枠の利ならエイシンフラッシュにも魅力はありますが、彼は鉄砲駆けするイメージがない。



検定を受けに外出するので、天皇賞パドックを見届けることができないのは残念。今のうちに馬券だけは買っておきます。ここは馬券云々よりも熱いレースを展望ということで。それよりも京都のメイン、カシオペアステークスに惹かれるぜ。

マイPOG・今週は三頭デビューかな

2011-10-28 10:15:52 | 恐縮ですが競馬
浮き沈みの激しいここ数日。明るいことがあったかと思えば暗いこともあり。今日は大人しく一日を乗り越えようと思います。



気分は変えて今週のPOGデビュー。ここで指名馬が怒涛のデビューです。今週は以下の三頭。短評(にしようと思ったらかなり長くなった評)も添えて。


エーシンブラスター・・・・・・土曜の京都1レース、ダート1200メートルにてデビュー。前々から競馬番組でも紹介されるほどの評判なのですが、なぜか初戦が未勝利戦・・・・・・。これを焦りととるか期待ととるか、ちょっと見えにくいですが、やはり一度レースを経験している馬たちに混ざってのデビューは一つのハンデに感じます。後々の影響にならない、スマートな競馬をしてほしいところです。何しろ面白いというか、「そそる」妙味な血統をしているので、将来的に見ても大事にしてほしいデビュー馬です。名前的にもエーシンさんの一番馬な感じだけどなーどーだろか。


ククイナッツレイ・・・・・・土曜京都5Rでデビュー。この子の場合気になるのは当日の人気ですな。そこまでオッズが高騰しないようなら、新馬戦では珍しく単勝からいってみたいところ。POG番組で馬体をみたときはまだまだ幼い感じでした。それがどこまで成長しているかも見ものです。血統背景的にはボレアスやメデタシあたりと似たようなものを汲んでおり、成功例は多いのでそれなりの活躍は期待できるはず。母の母オイスターチケットの持つ日本らしい血がどこまで吠えるか。「炎の十番勝負」でも指名しているので、なんとか朝日杯に出るまでのチャンピオンロードをのし上がってほしいところ。


シャンボールフィズ・・・・・・日曜東京3R、フルゲートのマイル戦でデビュー。陣営や周りの評判を見る限り、なにか一癖ありそうな気配があります。なにせ小島厩舎ですし。しかも鞍上はルメールを確保、恐ろしい勝ち方をしてくれるか、全くの期待はずれか、両極端なものではなかろうか。この新馬戦で全てが決まりそう。兄姉は全て重賞級、背負わされているものが他の馬たちと違います。このプレッシャーを馬自身がどう感じているか。それを乗り越えるだけの力があれば相当な逸材です。なんてスポ根ストーリーは要らないわな。母マンハッタンフィズが持つゴツゴツした不器用さを、父キングカメハメハのしなやかさがどれだけ解消してくれるか。こちらも「炎の十番勝負」で指名しているだけに順調な道を歩んでほしいところですが・・・・・・はたして。



ちょっといろいろ書きすぎた。いや、正直ここまでどの指名馬もデビューが遅くなるとは思ってもみませんでした。一頭二頭は晩夏あたりで楽しめるかと思っていたのに。まあしかしこの10月11月でデビューラッシュにはなってくれそうなので。毎週こんな具合で紹介できたらいいなと思っています。

とにもかくにも、全馬無事にゴールを抜ける。祈るはそれだけ。

付け焼刃常微分方程式

2011-10-27 11:56:27 | どーでもいいことつらつらと。
今週末、待ちに待った天皇賞秋。じゃなかった、いよいよ数学検定1級ですよ。

前にも愚痴ったかもしれませんが、この数学検定1級、日曜の受検が年2回しかないのです。そのどちらも、競馬の話になりますがGⅠ開催日。春は桜花賞、秋は天皇賞ってね。だからそろそろ受かってくれないと、来年の桜花賞もおあずけってのは悲しい。



ということで三回目の挑戦、三度目の正直。直前になっていろいろ慌てふためいているところですが、何よりやっぱり苦手とする分野の克服に苦しみます。確率分布あたりはやんわりと解かってきたのですが、「演習をたくさんこなさないとものにできない」ジャンル、常微分方程式ってやつが曲者です。大学でやってないんだよなーこれ。
今週は本番までこれに時間を割いて見る感じです。勝手な予想ですが、ここ最近の流れで問題を予想してみると、がっつり計算問題、ただひらすらにだるい行列式、無限に飛ばしちゃう数列系、貫禄の重積分あたりは今回も出そうですね。あとはマクローリン展開が怪しい。テクニックを駆使するのではなく、計算力の力押しでなんとかなる問題が多いと個人的にはありがたい。


ほんとねー数検受からん限りは次へいけないんすよー。もうこの年になると、一年もブランクあけちゃだいぶ鈍りますからね、この手のジャンルは。逆にこれさえ受かれば余裕を持って今後の活路が見出せるってもんです。はあ、なんとしても受かりたいよ。

2011年菊花賞を血統的な観点で見直し

2011-10-25 11:28:17 | 恐縮ですが競馬
三冠達成の興奮冷めやらぬ昨日は終日オフでありました。馬券そのものはマイナスと相成りましたが、それを賄って余りあるくらいの思い出をつくることができました。今年の菊花賞出走メンバーと各陣営に改めての感謝であります。元気が出るってもんです。競馬やっててほんとよかった。


さてさて、ぼちぼち冷静な回顧をして今後に活かすことも忘れてはなりません。長距離戦は何しろ予想のしがいがあるってもんで、血統やら枠順やらペースやら騎手の面子やら、さまざまな要素を絡めつつ買い目を絞っていくという点、距離だけでなく楽しみも倍以上と感じます。長くなりますがまとめていきましょう。

・ペース
振り返る点としてまずはペース。そこまで過去の菊花賞のペースを網羅しているわけではありませんが、自分の見方としては普通よりやや早めかと。タイムも出ていました。逃げる「ハズ」だったサンビームもスピードがおっついていなかった(?)ようでしたし、一見して逃げ不在の先頭がひとかたまりとなった展開だったように思います。オルフェーヴルは中団後方にはじまり二周目には先行勢をつかまえにかかっていました。対するウインバリアシオンは最後方待機。二番人気でここまでグッと堪える競馬とは・・・・・・アンカツさん偉大すぎる。前にいた馬が総崩れしたわけでもないし、後ろにいた馬が脚を活かせずに終わったわけでもないレースでした。

っというわけで、事前にここで予想したとおり、かどうかは置いておいて、「長距離の活きる競馬」と「終い勝負」のちょうど中間なレースとなりました。もはやこの際1着馬は次元の違うところにいたとして、し烈だった2着以下の結果には見ていてハラハラとさせられました。3着と4着が入れ替わっていたら配当が大きく変わっていましたもの。って自分はそのどちらも買ってはいないんだけどさ。



・種牡馬別着順
ではでは種牡馬別におさらいです。着順ごとのお父さんを挙げていきます。

1位ステイゴールド
2位ハーツクライ
3位ディープインパクト
4位マンハッタンカフェ
5位フジキセキ
6位フジキセキ
7位ステイゴールド
8位マンハッタンカフェ
9位ネオユニヴァース
10位ディープインパクト
11位マンハッタンカフェ
12位ハーツクライ
13位キングカメハメハ
14位グラスワンダー
15位ハーツクライ
16位ジャングルポケット
17位キングカメハメハ
18位ネオユニヴァース

もちろん競走馬個々の能力差がありますから、この結果だけで種牡馬の長距離適正を見るのは危険なわけで、そういった点も加味しつつ慎重に吟味します。


・マンカフェっ子はやはり好走
マンハッタンカフェ産駒が軒並み人気以上の走りをしたことには驚きません。むしろ平常運転、それでこそのマンカフェっ子です。穴を開けるならマンカフェ産と見込みましたが、やはり突っこんでくるんですね。でもまだまだ発展途上という感じでした。これはマンハッタンカフェ自身がそうであったように、総じて遅咲き傾向なのでしょう。ヒルノダムールも4歳春天皇賞で素材が開花といったところですし、菊花賞当日の東京ではアロマカフェが復調の兆しを見せていましたし。いつスイッチが入るのか分からないのがマンカフェ産であります。来年の菊花賞あたり大きな穴を開けそうです。


・ネオユニヴァースっ子は長距離厳しいか
ネオユニヴァース自身が長い距離で苦労したように、産駒も中距離までといった雰囲気でしょうか。去年ヴィクトワールが大胆不敵な凱旋門へ出走を決めたのも納得のところ。まだしばらく、ネオユニヴァース産駒の長距離参戦は馬券を見送るようにします。


・フジキセキ産駒どちらも健闘
2000メートル以上に出走したら迷わず切っているのがフジキセキ産駒。適正がないわけではないでしょうが、「切った方が配当妙味あり」と経験的に感じています。しかし今回、3000の淀の舞台で見事掲示板入り。切れる脚での食い込みかと思えばそうでもなく、サダムパテックはわりと前の方で競馬しているんですよ。さすが皐月賞1番人気の馬だけのことはあります。6着だったゴットマスタングはオルフェ・ウインに続く三番目の速い脚を使っていました。これはさすがに末脚活かした競馬なので、馬自身は中距離を使っていったほうが無難と感じます。
今回のフジキセキ産駒の結果は「たまたま」と見るべきかもしれません。元々強かった馬が5着に粘ったのと、展開がはまった6着だったのと、こういう見方にしてフジキセキ産駒は引き続き短中距離馬と見なします。じゃなかったらフジキセキ産駒守備範囲広すぎでしょが!


・キングカメハメハはどうだろか
ベルシャザールが道中咽喉鳴りを発症していたりと、今回のレースだけでキンカメ産の長距離適正を見ることは難しいです。ただ今年の春天皇賞など振り返りつつだと、やっぱキンカメは2500までかねぇ。中山の2500を走れる馬は3000越えもいけそうなもんですけれど、どうもキングカメハメハは距離延長で苦戦するタイプです。来年も産駒が出走したら強気にはなれません。

・ハーツクライはクラシックディスタンスを今後も賑わしそう
これはもうタイトルまんま。GⅠでの連対率、というか2着率高かったすねー。適距離は2400前後と見ますが、3000でも十分やっていけそうです。

・ディープインパクトっ子はほんと万能
今回参戦はフレールジャックとトーセンラー。前者は完全にマイル前後向き、後者は中距離を得意としそうな印象です。はっきりとはいえませんが。距離も芝砂も問わず、一年目の産駒でこれだけ頑張る子を輩出するんだからディープはやっぱ伝説ですね。でもやっぱ3000向きって感じじゃないわなあ。総じてマイルから2000くらい、今後意外な大物を出すなら長距離よりも短距離という気がします。





っと、長々と書いてみましたが、結論としまして。来年の長距離でも買えない産駒はキングカメハメハ、フジキセキ、ネオユニヴァース。次点でディープインパクトですが、これは人気次第であります。逆に人気に関わらず挑戦したいのはやはりマンハッタンカフェ。ハーツクライは人気以上には来ない真面目なタイプが多そうなので、これはオッズ次第でしょう。
ステイゴールドもたぶん長い距離はいまいちじゃなかろうか。オルフェにしろフェイトにしろ、母の父メジロマックイーンの血が活きているんだと感じます。ジャングルポケットは今後も注目株。
もう今から次の菊花賞が楽しみです。新種牡馬勢ですが、ダイワメジャーはマイル路線、アドマイヤムーンは2000くらいまでというのが私見。来年どう意見を転がしているかはわかりませんが、菊花賞に並ぶ勢力は今年とそう変わらないんじゃないかと思います。

今後の参考になるよいレースでした。さてさて今年の3歳世代は古馬と戦ってどんな結果を出すか。年末の新たな楽しみができました。

菊花賞in2011

2011-10-23 21:28:10 | 恐縮ですが競馬
振り返る点の多い菊花賞開催ウィークでした。とりあえず・・・・・・オルフェーヴル三冠おめでとうございます。


菊花賞の馬券ですが、パドックで抜群に良く見えてしまったのがベルシャザール。オルフェーヴルの三冠制覇は堅いという前々からの予想でしたが、ちょっと浮気心が芽生えて単勝など。三連単もベルシャ頭のものも買っちゃったりしてね。

とはいえオルフェーヴル頭の馬券を中心、珍しいくらいの硬派で攻めました。競馬人生上、こうやって堅く決めたときほど荒れるんですけど、僕の波乱発生因子を持ってしてもオルフェーヴルの三冠は揺るぎませんでした。よかったよかった。

ですが、3着トーセンラーは最終的に切っていたので三連単は外れ。オルフェーヴル‐ウインバリアシオンの馬単のみでの的中となりました。結局回収率は60%前後と泣ける感じ。んまあ一つのお祭りと思えば、この損は十分ペイしてくれますってことよ。

ほんと、ほんとに、ほんとほんっと面白いレースだった。内容充実気分満足。詳しくは後日まとめようと思います。たいへん勉強になる一戦でありました。


っと、メインの回顧はこんなもんにして、思いつくまま今週の気になったレースについて書いておきます。

まずは土曜日、新潟の5R三歳以上500万下は、施行初の距離ダート2500が開催されました。個人的には「そそられる」コース条件です。地味すぎて誰も気づかなかったかもしれません。

今まで中距離のダートでもう少しの実績だった素質馬たちが集まり、少頭数ながら好メンバーで注目の一戦でした。見事新潟ダート2500を初制覇したのは地方出身のクジュウクシマ。貫禄のアフリート産駒。
2着に来たジャストザシーズンはアルカセット、そして3着ロケットライヴはキングマンボと、ミスプロ系が上位を独占しました。納得の着順です。

注目して欲しいのが4着まで伸びてきたドラゴンソニック。ずーっと前に海外種牡馬考察で少し紹介済みの、ロージズインメイ×フジキセキです。9番人気ながらよく頑張りました。今回は上位三頭がずば抜けていましたが、このコース設定なら今後も勝ちあがりは夢ではないと感じます。

これからこのダート2500がどの程度の頻度で開催されるのか未確認ですが、これまで中距離で泣いていたダート馬の新たな活路として、参加頭数が少なくても行っていってほしいものです。強そうな血統としては間違いなくミスプロ系なわけですが、特にキングカメハメハはブイブイ言わしそう。サンデー系だとゴールドアリュールも黙っていなさそうですが、なんとなくネオユニヴァースのほうが適正高そうな気がします。シンボリクリスエスは先物買い禁物なので、傾向を見てから取捨を考えます。ちなみにキンカメ・ゴールドアリュール・シンクリともに今回産駒の参加はありませんでした。

いずれはぜひとも新潟ダート2500重賞なんてのもできてほしいが・・・・・・挙手する馬が少ないだろうなあ。



菊花賞デー、本日の勝負レースとしていたのは東京9R。完全な穴狙いで、ブービー人気のジェイケイランと、内枠がとても気になるファーストグロースから勝負してみました。その辺から人気どころへと軽く流す感じで。

結果、ジェイケイランが3着と健闘。1着と2着にも買っていた馬が来ていたのですが、三連複は惜しくも当たらず・・・・・・うーんもう一押しが足りませんでした。結局当たったのはジェイケイランの複勝のみ。そこそこの配当でした。




今日は他にも「やや重マーベラスサンデー」や「2200ステイゴールド」など教訓が活きていましたが、馬券にはなってくれませんでした。あと、新潟は恒例の外差しが面白いくらいに決まる日でしたね。新潟メインなどは外枠の単勝買いで楽しめました。




「短距離は参加頭数を見よ」
そうだよな、とは思いつつもいつも考慮に入れ忘れてしまうのが頭数絡みの波乱模様。勝手なイメージとして長距離は少頭数が荒れるというものを持っていますが、その真逆、短距離の多頭数レースも研究のしがいを感じる一日でした。京都の10Rには驚かされましたね。京都内回りの1200なんて、堅く決まる方がおかしいよなそりゃ・・・・・・なんてね。馬連10万馬券、穴をあけたのはワイルドラッシュとステイゴールド。「レースを荒らすなら俺たちだ!」と言わんばかりの血統が来ました。短距離のレースはまず参加頭数から見ることにします。

今日はジャンポケ

2011-10-22 22:43:28 | 恐縮ですが競馬
不良馬場の東京。仕事へ出た直後に「あっオペラハウス産駒走ってるかどうか見るの忘れた!」と気が気じゃなかったのですが、今日はジャンポケ産駒の頑張った一日だったようです。さすが不良男児。


明日はいよいよの菊花賞。馬場はどうでしょうか。重馬場だとメジロマックイーンの勝った1990年以来のようです。



お、おぉぉ。これはサインか。メジロマックイーンの入ってる産駒といえば・・・・・・オルフェーヴルやん!


というわけで雨降って地固まる。オルフェーヴルの頭は揺るがず。気持ちフェイトフルウォーも添えて。


他にも明日は面白いレースが多いかな。なにしろ重馬場の日こそ私の予想は吠えますから(自社調べ)。仕事の汗を流したらじっくり予想です。

菊花賞枠順発表にともなって、長距離について私的まとめ②

2011-10-21 17:08:39 | 恐縮ですが競馬
ってことで今年の菊花賞メンバーを見渡してみます。今年は種牡馬的に見ても好メンバーがそろってくれました。ダンスインザダークの名前がないのはちょっと残念ですが、将来的に見てこの距離で活躍してくれそうな種牡馬の子が居並んでいます。


念のため種牡馬ごとの出走頭数をまとめ。()内にてどの枠に入ったかもメモ書きします。これは完全に自分用です。


マンハッタンカフェ・・・3頭(5,6,8)
ハーツクライ・・・3頭(1,7,8)
キングカメハメハ・・・2頭(2,4)
ネオユニヴァース・・・2頭(2,7)
ステイゴールド・・・2頭(3,7)
フジキセキ・・・2頭(4,6)
ディープインパクト・・・2頭(1,8)
グラスワンダー・・・1頭(3)
ジャングルポケット・・・1頭(5)


いいなあこのメンバー。今後の参考になってくれそう。三冠最後はハーツクライ産駒がマンハッタンカフェ産駒に並んで最も多いというのも感慨深い。やっぱり長い距離はディープよりハーツクライに分がありそうですかね。陣営がこぞって長い距離を出したがるのもうなずける。


馬の好き好きは置いておいて、馬券的妙味だけに限っていえば、今年の場合は思い切った買い方が重要だと思うのです。例えばディープ産駒は全切り、ハーツクライ産駒の2着を取る、とか。今のところ自分はそんな風にしようと思います。

正直、どう洗ってみてもオルフェーヴルの三冠達成に張るのが一番ローリスクなんですよね。穴を見込んでオルフェの頭を切ってみても、じゃあかわりにどの馬が来るんですかと問われれば、悩みまくること山の如し。どの馬にもチャンスがあるように思えてきます。そんな無根拠な裏読みで広く買ってしまうよりも、順当にオルフェーヴルからのほうが回収は良さそうに思えます。

これまたど素人な読みかもしれませんが、オルフェーヴルの単勝は1倍台には行くと思いますが、1.5を切ることはないでしょう。単勝からでも美味しいんじゃね、とか思ってしまいますが。つくづくダービーの3倍は美味だったよなあ。あのときの儲けは夏競馬ですぐ消えちゃったけど。

というわけでオルフェ頭、馬単(馬連もたいして変わらんだろうからそれでもいいけど)にてハーツクライ産駒、あとは距離適正でジャンポケ産駒。あくまで馬個々ではなく、適正という意味での買い方だとこれがいいかなという結論でありました。ぶっちゃけ馬個々まで見ると優劣つけがたいんですよね・・・・・・。

マンハッタンカフェ産駒は、春天では活躍しても菊花賞はどうももう一息な印象ですね。今年も夏を過ぎてやっとクラシック参戦馬が増えてきたところを見ても、遅咲きが多いんですかね。

もうほとんど買い目は決まった感じです。一応三連単も遊んでみて、「オルフェ‐ハーツクライ産駒3頭‐キンカメ産駒2頭」なんかにも手を出してみましょうか。これだとダービー上位組が買い目に入るし見返りは期待できそう。キンカメ産駒は侮れぬ。2着と3着にジャンポケ産駒ダノンミルを入れると11通りかな。これでもいいや。


ディープ産駒ですが、過剰人気がおさまって一時期美味しい頃もあったと思うのですが、ここに来てまた人気が盛り返してきた印象です。必要以上にオッズが付いてしまうと、強いとは思っていても期待値的に手を出せなくなってしまいます。トーセンラーにしてもフレールジャックにしても、ディープ産駒とか関係なくめっちゃタイプなんですが、人気を見ちゃうと手が出せない。当てることより回収率が大事ですから・・・・・・泣く泣く切る。


煮詰めれば煮詰めるほど味が出る。それが菊花賞。何が起きても不思議じゃないし、毎年そうなんですが、当たろうと外れようと終わってみれば心が満たされるんですよ。とはいえまともに当たったのなんて去年のビッグウィークのときくらいなんですけどね。

確か「炎の十番勝負」ではフェイトフルウォー指名だった記憶がありますが、これは単なる意地っ張り。記念にオルフェ‐フェイトのゴールド馬券は手にしますが、これ来ちゃったらヨシトミ先生の評価を変えますわ。んまあなんにしろ、面白いレースなのは間違いない。やや資金難の今週末ですが、菊花賞までは温存しておくことにします。

菊花賞枠順発表にともなって、長距離について私的まとめ①

2011-10-21 12:24:57 | 恐縮ですが競馬
さあさあついに菊花賞ですよ。もしかしたらディープ以来、七頭目の三冠馬誕生の瞬間かもしれませんよ。もちろん日曜は終日お休みにさせていただきます。テレビにかじりつくぜ。


んさて、菊花賞は馬券的にもぜひともチャレンジしたい予想師冥利に尽きるレースだと思います。血統やらコース適正やら成長力やらその他云々と、さまざまな要素がからみあって、毎年劇的な終局を迎えるのが定番。今年もどんなドラマが展開されるか今から楽しみであります。


このレース、大きく分けて二つのタイプに分けられます。すなわち「血統が活きるレース」と「そうでないレース」。これはタイムラップが影響しているのだと私的には考えます。長くなりますが、今日は仕事があまりないし、よい機会なので偏見たっぷりの考察をつらつら連ねてみます。


自分は多くのレースではあまりタイムを気にしません。ペースが速かろうが遅かろうが、強い馬が勝つことに変わりはないので、相対的な強弱さえ読めれば過去のレースタイムはさほど気にしなくてもいいと見ています。穴馬の場合は話は別だけれど。

ただ、2500を越える長距離の場合は少し違います。タイムラップが距離適正にいちゃもんをつけてくれるのです。どういうことかといえば、私見として、前半から中盤まで早いラップを刻んだ場合は長距離適正があまり影響して来ず、平均ペース前後の場合は長距離因子が大いに貢献する、ということです。

よい物差しになるのが、メイショウサムソンの三冠達成がかかっていた2006年の菊花賞。武豊騎手率いるアドマイヤメインが大きな逃げをかまして、直線怒涛の追い込み勝負となりました。これはメイショウサムソンにとっては痛恨の展開で、切れるタイプのドリームパスポートやソングオブウインドがアドマイヤメインをおさえ上位に来ました。

逃げがハマったという意味では去年のコスモラピュタもそうかもしれませんが、このときはたいしてペースが早くなっていません。しかもラピュタは直線入ってまもなく失速したので、瞬発力よりも粘りが効くレースとなりました。

長距離適正の活きたレースといえば、なにはなくとも一昨年の菊花賞でしょう。これも武豊騎手のリーチザクラウンが逃げていますが、ペースはそこそこ。ゆえにキンカメ産駒のフィフスペトルが伸びていますが、これは絶対能力的に上位だったことがうかがえますし、上位二頭がダンスインザダークであったことは決して忘れてなりません。未来永劫、忘れてなりません。大事なので2回言いました。

以上より、なにしろ逃げ馬がいてしかもペースが早く、直線にかかっても前を譲らない根性の馬がいないと、なかなか瞬発力勝負にはならないと考えられます。だいぶ条件が限られると思うのですが、どうでしょう。で、今年のメンバーを見ると、たぶんサンビームが爽快に逃げてくれると思うのですが、たぶん道中ペースを緩めると考えられます。馬のためにもそれがいいですし。こうなるとあまり切れ味勝負にはならず、スタミナが要求され、長距離適正がものをいうと考察されます。

っというわけで、ケース的には去年と一昨年のあいのこといった風な展開を予感します。こうなると「長距離適正のある実力馬、長い距離が食える馬、人気問わずで切れる馬」という順番に入着かなと。さてこの考察を今年のメンバーと照らし合わせるとどうなるでしょうか。

長くなったので二回に分けます。ほんと恥かくだけとは分かってるんだけど、ついつい書きたくなっちゃうのよねん。