自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

青柳碧人著「浜村渚の計算ノート」

2010-09-30 12:06:12 | きままに一冊。
すでに「2さつめ」が出版されいてる、数学クイズをふんだんに盛り込んだ、エンターテイメント性に秀でた推理小説。まだそれほど知名度は高くないですが、いずれ映像化されても不思議ではないです。


数学が教育カリキュラムから外され、芸術に偏重した教材が重視される世界を舞台にし、数学を復興させようと旗を揚げた組織「黒い三角定規」と、数学教育を施されていない警察組織との対決を軸にしています。組織の提示する数学問題にお手上げ状態の警察は、ひとりの数学大好き中学生、浜村渚に協力を要請するところから物語は始まります。



面白い要素がたくさんあり、挙げることに暇を必要としません。数学好きの私として、是非とも全ての人にお勧めしたい二冊。最も唸ってしまったのは、「黒い三角定規」に所属するメンバーの潔さ。数学に従事し、数学を崇拝する彼らにとって、浜村渚が証明したことは、数学的に逆らえない完璧なものなので、自棄になって無論の潔白を訴えたりはしません。数学の導き出す結論はすべからく正しくあるべし、だからです。




まあ世の中から数学を奪ってしまえば、少なからず仕事にありつけなくなる人はいるはず。おまけに化学や物理もなくなってしまえば、当然自分の食い扶持も減ってしまうのです。そういう意味では、もしこの本のような世界が将来訪れてしまったら、自分は迷いなく「黒い三角定規」側に立ってしまうのでしょうか。




ちなみに、「にさつめ」のラストにてケーニヒスベルクの橋渡し問題が紹介されていました。7つの橋を、一回で全て渡る一筆書き問題なのですが、これは一般的に不可能とされています。
確か以前、マンガの「QED」だかでもこれが載っていて、「川の源泉まで上っていけば橋を渡らずに向こう岸へ渡れる」という解があり、なるほどなと感心したのを覚えています。ただのとんちですが、パンチ力はあります。
四隅をかたどられた限定領域では気づかないこともたくさんあります。頭の中で延長領域を生み出せるような人というのは、数学や国語や社会の垣根を越え、どんな世界でも渡っていける才能を持っているのでしょう。この本を読んでいるとそんな気にさせてくれます。

トゥルーマンショー

2010-09-27 11:31:35 | たまには映画。
1998年公開。地上波放送で観たような記憶があったのですが、2006年までテレビ放送は叶わなかったようで、どうやら映画館かレンタルにて観たのかもしれません。あの頃はジム・キャリーが大好きで、その延長として、なんの前知識もない状態での鑑賞だったと思います。中学生だった自分に大きな衝撃を与えてくれた作品です。


久々に再度鑑賞しなおしてみて、緻密な物語と、一見してユーモアな作品に内在する真の怖さに驚嘆し、幼い当時は気づかなかった数々の要素を知って「そりゃあテレビ放送はなかなかできねえなあ」と思わされます。表沙汰にはされていませんが、皮肉がたくさん詰まっているのです。



ジムキャリー主演だからといって「マスク」のような大味でコミカルな作品と踏むと度肝を抜かれます。子供なら「うわあおもしれえ~」くらいで済むけれど、大人であればあるほど、作品に潜むおっかない腫瘍に気づいてしまうはず。決して後味悪いわけではないし、スカッとする娯楽映画なのですが、ひどく心に引っかかる何かがあります。そういう味付けを施した映画はなかなかないと思うのですが、それは自分の知識が乏しいからかもしれません。



映画としての派手さやスケールは皆無なので、そういったものを求める方にはお勧めではないのかも。でも一見の価値はあると思うのですが。どの映画の部類に近いかといわれると、パッとは思い浮かびません。これまた自分の映画のボキャブラリィの低さが泣けてきます。あえて挙げるなら「サトラレ」が近いのかな。

自分の中では「バックトゥザフューチャー」や「ジュマンジ」、「ゲーム」や「グラントリノ」などと並んで、何度も何度も観返したくなってしまう映画の一つ。有名どころを逸れてたまには隠れた一作を観たいなとか、派手なパフォーマンスの映画に最近食傷気味、というときにお勧めです。

オールカマー&神戸新聞杯in2010

2010-09-26 22:02:59 | 恐縮ですが競馬
今週も色々と慌しく、競馬予想も控えめとなりました。中山限定になりますが気になったものをまずはちらほら挙げていきます。




まずは土曜の8R。前々から注目している一頭、ドラゴンソニックの走りに期待しました。
未勝利戦参加資格もなくなってくる秋競馬、ドラゴンソニックは果敢に500万下に出走。前走は未勝利戦で最速の末脚を見せた二着。さすがにいきなり500万で勝つのは・・・と半信半疑だったのですが、なんと見事先頭ゴールを切りました。ナイスカッチー!

6番人気だったので応援馬券ながら嬉しい配当。今週の礎を築くことができました。

ドラゴンソニックはロージズインメイ×フジキセキの新進血統。以前種牡馬考察でも書きましたが、ヘイローの血にサンデー系の血を交わすという独特の配合が魅力的です。鞍上共々、人気しないときこそ狙ってみたいですね。



もう一つ、日曜の8R。これは今後の予想材料に一役買ってくれそう。

買うべきか悩んだ末、静観の構えをとり、結局予想が当たってましたというパターン。しかも馬連で30倍という、個人的には逃した魚の大きいレースでした。

ダート1800メートルということで、ゴールドアリュールやマンハッタンカフェ産駒が走っていたら迷わず買っていたところですが、彼らの子供たちは出走せず。割れた人気の中一番に支持されたのはアルカセット産駒のオリオンザアルファでした。

アルカセットは、ロージズインメイと共に自分が応援している海外種牡馬の一頭。毎週出走馬をチェックし、日本のどんな距離やコースに合っているかの品定めは欠かさず行っていたのですが、ここ最近の活躍は目を見張るものがあります。

結果、オリオンザアルファは人気に応え1着。そして2着が、これもなんとアルカセット産駒のジャストザシーズン。

これはアルカセットの種牡馬としての価値を計るためにも貴重な一戦だったと思います。タイプとしてはやはりミスプロ系、ダート中距離や芝の中長距離に強いですね。キングカメハメハと似たような守備範囲です。
しかしキングカメハメハと違っているのは、必要以上な人気をしない地味なところ。ジャパンカップを勝っているので、間違いなくキンカメと肩を並べるべき種牡馬なんですがねえ。

馬連はなくともワイドくらいは買っておいて損はなかったですねえ。ちょっと悔しいです。



さてさてメインをちろっと書いておきましょう。

中山メインオールカマーですが、こちらはシンゲンを軸から。パドックの様子は、笑っちゃうくらい「シンゲン」でした。「お帰り!」と叫びたくなるくらい。
好きなんだから仕方ないホワイトマズル×サンデーサイレンス。長期休み明けが気掛かりなので控えめになりましたが、応援しました。

結果ドリームジャーニーの猛追おさえ快勝。ううむこりゃあ天皇賞も楽しみになってきましたぞ。3着に来たのはトウショウシロッコで、去年の2から4着馬全てが来る結果に。馬券は馬連は当たったものの3連複がだめで、結果マイナスのレースとなってしまいました。馬連10倍もつかないのかよ~。




阪神メイン神戸新聞杯。こちらは苦手というか、堅いイメージなので応援程度の買い。
結果もガチガチでした。ダービーの1着2着馬でワンツーフィニッシュ。3着ビッグウィークはなるほどのバゴ産駒。
自分はネオヴァンドームとサンディエゴシチーの穴で勝負。二頭とも前目の競馬で積極的でしたが、最後脆く沈みました。サンディエゴシチーはパドックで抜群の気配でしたが、それが悪い形でレースに出てしまったようです。



というわけで今週の収益は、良くも悪くもない感じで、結果ちょっぴりプラス程度でした。アルカセットっ子の二頭で決まった日曜8レースはもっと果敢にアタックすべきでしたね。これだけが心残りです。


というわけで教訓。
「引き続き中山は地味血統も見ておく」
中山は、銀座六本木街道の血統より新木場亀戸くらいの血統が軽く穴を開けてくれる、自分としては絶好の舞台です。これからも地味な血統ほど強い印を打つようにします。とにかく今日の、ダート1800やや重で突っこんできたアルカセット産駒二頭を忘れてはなりません。

ここでちょっとウィポス7の三冠をまとめておく

2010-09-23 17:56:34 | やっぱりゲーム。
今日は祝日ですが大雨なので一日引き篭もりです。専らポケモンな日々ですが、合間につまみ程度ウィポス7を相変わらず続けています。1プレイで一ヶ月も進みません。

最近は三冠馬の輩出に余念がありません。これは配合理論に「三冠配合」というのがあって、血統に依存せず、現役時の成績如何でパラメータに変動が起きるものがあるからです。個人的には「三冠×フォースニックス」が最強の配合と考えていて、これだけでも名馬はバンバン誕生すると確信しています。


というわけで今日は、ウィポス7の2006版に登録されている三冠の種類や獲りやすさやなどをまとめていきます。完全に自分用です。ちなみに、ダートの三冠は牡牝それぞれ一種ずつしかないので、三冠を狙うなら断然芝がいいことになります。それらも加味して血脈を受け継がねばなりません。さらに当然の話ですが、現実の世界で三冠配合を成立させても強い馬が誕生するとは限りません。てか三冠馬なんて滅多いないですし。




・国内

牡馬三歳クラシック(皐月・ダービー・菊花)獲りやすさ○
距離さえ克服できればなんとかなる三冠。後は同世代に凄まじいのがいないことを祈るだけ。1600が向かない、長距離砲の牝馬でも勝てる。皐月がスピード、ダービーは勝負根性もしくは突出した末脚、菊花は距離適正さえあればなんとかなる印象。早熟なほど獲りやすいけれど、あまりに早すぎると菊花の秋ごろには下降している可能性もなくはない。遅め」の子で獲ることはままあるが、「晩成」で獲れた記憶はない。皐月に間に合わんよ。

牝馬三歳クラシック(桜花・オークス・秋華)獲りやすさ◎
獲りやすさは三本の指に入る。距離が1600~2400と狭いのが売り。意外だけれど「遅め」の馬でもなんとかなるイメージがある。一番の山場はオークスで、逃げや追い込みの極端な脚質だと勝ちきれない傾向か。スピード能力は牡馬戦よりも要求され、4はあったほうが良さそう。仔馬が誕生した瞬間にいけるかどうか判断できる感じはする。

秋古馬三冠(秋天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念)獲りやすさ○
ローテーションが命なのかな。精神力が問われるかもしれない。クラシックに間に合わなかった遅咲きの三歳馬なんかも狙えそうだが、狙った機会があまりないのでなんともいえない。有馬記念の距離2500がネックで、適正が2400まででギリギリ手が届かない子とかだとちょっと狙いづらい印象。また年を追うごとにジャパンカップ上位は海外馬の巣窟となるので、世界的なレベルを要求されるのもきつい。あとなぜか秋天皇賞は先行馬が勝ちやすい。ジャパンカップや有馬も前目の競馬が有利そうなので、勝負根性とパワーの高い馬が一番狙いやすそう。馬に要求される能力のハードルは高いが、遅咲きなら毎年狙えるので獲りやすさは標準的。



・米国

牡馬三歳(ケンタッキーダービー・プリークネスS・ベルモントS)獲りやすさ△
レース間隔の狭さは、それなりの健康と事前の計画さえあれば余裕で乗り越えられる壁。早熟度合いはあまり関係ないかも。ダート牡馬の挑戦できる唯一の三冠レースなので果敢にアタックしてみるが、毎度無残に散っている。自馬で達成できた子は数えるほどしかいない。種付けの段階からある程度の見越しは必須で、距離適正に優れパワーと勝負根性はマックスになるよう尽力しなければならない。差し馬は不安。また、ダート三冠を達成した牡馬は繁殖後ことごとく失敗しているジンクスが、自分の中にある。これは今言ったように血統に十分配慮しないと狙えない三冠であって、自然と流行血統になりやすく、良い繁殖馬をあてられないというのがあるかもしれない。そういう意味でも、あまりお勧めできない三冠なのかな?

牝馬三歳(マザーグースS・CCAオークス・アラバマS)獲りやすさ○
三週置きとレース間隔が心地良い。獲りやすさもまあまあ。早熟であればあるほどいいらしく、二歳チャンピオンを達成していれば高確率で狙えそう。距離も1800~2000でいいのでよほどでない限り心配はない。スピード自慢であれば問題なし。早熟のダート牝馬が生まれたらさっさと米国に送り出そう。数うちゃ当たるで狙うしかない。



・欧州

三歳牡馬マイル(英・仏・愛2000ギニーのどれか二つとセントジェイムズパレスS)獲りやすさ◎
狙いやすさはダントツ。クラシック向きな子でも、下限がマイルに届いていればこちらを狙ったほうが三冠達成の確率は高い。三冠配合はどの種類を獲ったかではなく、とにかく三冠馬になってさえいればいいので。6月中には決まるので早熟馬にはもってこい。特にコツなどはなく、スピードも3あればいけちゃう。大物の予感なマイル早熟馬は迷わず欧州へ。

三歳牝馬マイル(英・仏・愛1000ギニーのどれか二つとコロネーションS)獲りやすさ◎
牡馬マイルと並んで獲るのは簡単。何しろ直線レースなので実力さえあればいけるのである。騎手が固定されていないと、海外留学中の日本騎手が優先的に跨り痛い目を見ることはたまにある。まあでも馬が強ければなんとかなるわな。

英国牡馬三歳(2000ギニー・ダービー・セントレジャー)獲りやすさ○
三冠を狙うとなるとどうしてもマイル三冠に流れてしまうので、あまり挑戦する機会がない。アイルランド三歳クラシックよりは楽な印象がある。とにかく強くなくちゃあ勝てない。英国のコースはトリッキーだよなあ。

英国牝馬三歳(1000ギニー・オークス・セントレジャー)獲りやすさ○
最終戦のセントレジャーが牡牝年齢問わずなので混戦ムード。中でも最も軽ハンデを背負う三歳牝馬は勝ちやすい傾向にあるかも。実際の世界は知らない。達成した記憶はないが一度くらいはあるんじゃなかろうか。まあ断然マイル路線に進んじゃうんだよね。

仏国牡馬三歳(2000ギニー・ダービー・ロイヤルオーク賞)獲りやすさ○
最後を飾るロイヤルオーク賞は距離3100。海外に持って行ってみたら思った以上に長距離向きだった、マイルはダメそうだ、ってときに狙うべきなのか。ただ早熟の長距離馬って滅多に生まれないと思うのだが・・・。狙った機会が少ないのではっきりいえないが、英国よりも難しいのかもしれない。

仏国牝馬三歳(1000ギニー・オークス・ヴェルメイユ賞)獲りやすさ○
1600、2100、2400と距離の幅は狭い。うーむしかしこれならマイル三冠を狙うが早いよね。

愛国三歳(2000ギニー・ダービー・セントレジャー)獲りやすさ△
なぜか牝馬三冠が設定されていない。そしてアイルランドダービーは、数あるダービーの中で最も獲りにくいと思う。まだ一度も達成したことのない三冠。絶対的な強さが必要とされる模様。

サマートリプルクラウン(英ダービー・英オークス・コロネーションC・プリンスオブウェールズのどれか一つと、エクリプスS・キングジョージ・インターナショナルSのどれか二つ)獲りやすさ△
2008年度版以降は存在しないらしい。毎年挑戦してみるがなかなか難しい三冠。運が大きく絡んでいるのかも。中団前目の正攻法で大きな功績を収めているなら挑戦の価値があるが、一発狙いのタイプで三戦とも捲るというのは無理がありそう。ローテーションの組み方も悩む。これを獲れる子は本当の意味で最強馬だといえる。マイル三冠や国内三冠が楽勝に感じてくるよ。

精神的にちょいときつかったここ数日とやはりあの話

2010-09-21 15:37:50 | やっぱりゲーム。
いやほんと色々あったんですよ。大したことじゃないけれど、内輪なことなのでここで多くは語らないですが、精神的にガクッと来ましたね。立ち直りは早いほうなのでもうへっちゃらです。「へっちゃら」って言葉使ってる時点でまだちとヤバイかな。



その色々の一つとして挙げるべきは、なんといってもポケモンですよ。この日・月曜の二連休、やり込みましたよ。


ひとまずのエンディングまでは到達。あとはマッタリと残りのポケモン集めたり、幾種ものシステムが用意された通信機能にも手をつけてみます。率直な感想としては、どこかエヴァの新映画を観たときのそれと同じようなものがありました。初代ポケモンをプレイしたのは小学生、そしてハタチを越えた今、新しい進化したポケモンに触れる。この感慨というかノスタルジーというかヒエラルキーというかエクソダスというか、なんかよく分からんけど言葉にできないものが押し寄せては引き返していきます。波のように足でパチャパチャ楽しむ感じ。




それにしてもだ。今やケーブルなしの赤外線通信ができてしまう時代、ギュウギュウ詰めの東京に住んでいるせいもあるでしょうし、家がボロくて壁が薄いというのもあるでしょうが、室内にいても隣家と通信できてしまうのは、ちょっとプライバシー上不謹慎な気もしなくはないです。「あ~今自ポケモン死んだな」とか「お、レアポケモンゲットしとる」といった、更新情報がだだ漏れで閲覧可能なのですよ。世のどこかでは、ポケモンのおかげで近所づきあいが深まったなんてエピソードもあったりなかったりでしょうか。


まだまだこれから、エンディング後に世界は広がります。しばらくはこれで食いつないでいく予定です。

セントライト記念&ローズステークスin2010

2010-09-19 15:55:34 | 恐縮ですが競馬
色々と立て込んでいるため感想程度に。


ローズステークスは静観。アニメイトバイオが勝っちゃいましたね~。ゼンノロブロイっ子は前哨戦に強いな~。


セントライト記念はゲシュタルトから馬連で流したのですが、全然ダメでした。「なんで?」っていうくらい伸びなかった。
ヤマニンエルブの大逃げは本番も楽しめそうです。差したクォークスターはやはり強い子なのね。頭では買ってませんでした。



というわけで今日はあまり手を出さずやんわりとマイナス。好きな開催週なのですが、ちょっと色々ありましたね。ポケモンとか。

シネマ~感じさせてぇぇえ!

2010-09-17 12:18:19 | どーでもいいことつらつらと。
最近頻繁に聴くアーティストは村下孝蔵氏。あまり存じ上げぬお方だったのですが、実際に曲を聴いてびっくり、知っているものだらけでした。


特に思い入れの強い一曲は「陽だまり」。アニメ「めぞん一刻」の終盤で使われていたオープニングです。

これがめっちゃくちゃええ曲でんがな。村下さんが歌っているとは最近初めて知りました。作品の内容とマッチしていて、さらには歌詞が初代オープニングの「悲しみよこんにちは」とリンクしていたりして、めぞん一刻を観続けた人には涙なしで聴くことのできない一曲となっています。




それにしてもめぞん一刻の主題歌は名曲が多い。「シネマ」なんかはカラオケに行くとよく歌います。だ~れも知らないので周りはポカン顔ですが、そんなのこちらの知ったこっちゃない。アニソンでは哀戦士以上に熱唱します。


ちなみに、ニコ動でめぞん一刻の主題歌集が上げられているのですが、これはファンならば一見の価値があると思います。当時タイムリーで観ていた人は30代後半であることは間違いありません。自分は高校時代にのめり込み、再放送をビデオに全て収めて実家に保管しています。改めて見直すとまた違った感動が押し寄せるのでしょう。もうそれも十年前なのか・・・うう、いろんな意味で泣けてくる。

三歳クラシック最後の冠に向けて

2010-09-16 14:37:10 | 恐縮ですが競馬
今週からいよいよ三歳クラシック最終戦への舞台作りが始まります。東はセントライト記念、西はローズステークス。去年はどちらのレースも的中させ、ついでに月曜の重賞エルムステークスも当てた思い出があり、今週の予想は一段と力が入りそうです。


セントライト去年の覇者ナカヤマフェスタは、その後宝塚を制し、さらに海外重賞で2着と好走、本番の凱旋門への期待が高まっています。2200メートルが好物なのはステイゴールド産らしいですね。


というわけで今年もステイゴールド産を・・・と踏んでいたのですが、産駒の参戦ならず。
人気はアロマカフェとゲシュタルトのマンカフェっ子二頭が分け合うでしょうか。他にも夏で調子を上げてきた実績馬がいそうなので、更なる勉強の余地はあります。今のところ混戦かなとは思います。


一方の牝馬戦、ローズステークスは・・・。いやあよっぽどじゃない限りアパパネは消せない。こちらは静観の構えを早くも決め込みたいですかね。去年はレッドディザイアがブロードストリートに先着を許しましたが、今年は去年のようなダークホースが、今のところは見当たりません。何か引っかかるお馬さんがいたら手を出してみよう。



月曜はお出かけの予定なので予想はなし。エルムステークスはクリールパッションの応援だけでもしようと思います。父ワイルドラッシュは今、波に乗っています。

三日連続開催ということで、懐と十分に相談しながらの競馬予想になりそうですね。相性の良い週だけに、慎重かつ満足のいく回収ができればと思います。中山も阪神も大好きなんだぜ!

完全リフレッシュ

2010-09-15 22:23:12 | どーでもいいことつらつらと。
今日はがっつり眠って心機一転。


過ごしやすい一日で体調も上向きになれたようです。



昨日から鼻うがいを始めたのですが、これが抜群に効果がいい。人間の体温に近いぬるま湯に、身体の水分に近い1%の濃さになるよう食塩を調節して(といっても深く考えると難しいので、ポカリスウェットくらいのしょっぱさと思って入れてます)、片方ずつ鼻から口へ通す。直後は残った水が鼻から出たりで億劫ですが、その後めっきり鼻のつまりが解消され一日穏やかに過ごせます。やや鼻炎な自分にうってつけの家庭療法。



今週末にはポケモンも出るし、否が応でも眠気と戦う日々が待っていそうです。しっかり体調を整えてから戦に赴きます。

ニエル賞&フォア賞in2010

2010-09-13 11:18:51 | 恐縮ですが競馬
グリーンチャンネルに入った目的の一つとして、海外競馬を生中継で観られることが挙げられます。昨晩は凱旋門賞のステップレースであるニエル賞とフォア賞に、日本のGⅠ馬が挑戦しました。


ニエル賞に出走したのは皐月賞馬ヴィクトワールピサ。道中やや走りにくそうな仕草を見せながらも、直線では最速ではないかというくらいの行きっぷり、しかしラスト200メートルくらいで早くもバテてしまい4着でした。これが本番に活きるかどうか。


フォア賞には宝塚記念優勝のナカヤマフェスタ。こちらはエルコンドルパサーの手綱も握っていた蛯名騎手の手腕が光り、直線ラストまで鮮やかに伸びて、半馬身差の2着でした。これは大健闘なのではないでしょうか。海外競馬に強かった父ステイゴールドの血が冴えますね。



さて、観ていて個人的に思ったこと。海外の馬場はやっぱり、日本のお馬さんには向いてないかなあという不安です。特にサンデー系は、なんと表現したらいいか言葉が見つかりませんが、西洋芝に合ってない印象です。道中「あれあれあれ? これいつもとちがくない?」という感じに走って見えるのです。唯一ステイゴールド産が踏ん張っているという印象。

そして観ていてつくづく「キンカメっ子走らせてみてほしいなあ」と思ってしまいます。少頭数でスローペースになるのはミスプロ系の十八番でしょうし、昨日のやや渋った感じの馬場なんて、特にキンカメ産駒が吠えそう。ローズキングダムあたりいいんじゃないですか。同じミスプロとしてエーシンフラッシュでもいいですが、まあ彼は外国産なので間違いなく馬場を嫌わないはず。


と、素人意見ですが思った次第。ナカヤマフェスタの好走は日本馬への励みになったと感じます。今後もたくさんのお馬が世界へと挑戦してほしいですね。本番も楽しみです。