自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

さっき気付いた

2009-01-30 12:23:34 | どーでもいいことつらつらと。
一昨日の記事で、カテゴリー「どーでもいいことつらつらと」が500回に到達したみたいですね。なんだかんだでここも4年半くらい続いてるんですね。なんか他人事みたいですね自分。



今夜はタモリ倶楽部の総集編が放送されるそうで、せっかくテレビが観られるようになったし、これは見逃せないなと。あと来月だかに「ルパンVSコナン」という夢の競演アニメ特番が放送予定のようで、これもちょっと気になってます。



それなりに、今日も楽しんで生きている次第です。

ウィーアー!

2009-01-29 10:10:23 | なんとなくマンガ。
ジャンプのワンピースが物凄く面白くなっていると聞いて、自分は空島編以来全く手付かずだったから、最近読み漁っていました。そして、いつの間にかクルーが二人も増えていてびっくり。さらに、アニメもまだ続いていることを知って二重のびつくり!! すごいな~ワンピース。

しかも声優陣がめちゃくそに豪華なんだ。ルフィ海賊団の声優を他の作品のキャラなどに置き換えると、クリリン、浦安鉄筋家族の仁ママ、アッコにおまかせのナレーター、工藤新一、いつき陽介、ピカチュウ、赤木リツコ、ジュドー・アーシタ、スーパーミルクチャンの大統領ということになる。


す、すげぇぞルフィ海賊団!

どーでもいいことにケチつけてみる

2009-01-27 12:23:45 | どーでもいいことつらつらと。
基本的に、「統計」というものが嫌いです。視聴率とか天気予報なんかも統計なので、僕は好きじゃないし断じて信用しません。ヨシズミなんて絶対信じないんだからっ!


特に最近気に入らない統計は、「朝ごはんをちゃんと食べている子はテストで良い点が取れる」という統計です。これはいわゆるパラドックスってやつで、何も朝飯食って脳が活性化されてテストで高得点をマークできるわけではなく、朝飯ちゃんと食うような几帳面な奴は、勉強も頑張るからテストも良い点取れるってだけなんですよねきっと。
だからこの統計を見た残念な子が、「うわ、俺も明日から朝飯ちゃんと食おう」と決意して、本当に実行できたとしても、すぐに結果として良い点取れると思ったら大間違いです。

統計というのは、人の群集心理の弱みに付け込んだ、広告側の作為的な誘導に過ぎない、と自分は考えています。世の中の多くの人が朝飯を食べるようになったら、必然的に小麦や米といった穀物の消費量が増えるわけです。関係者はウハウハになれるのです。価格高騰の時期にこの手の統計をよく見かけるのは、こういった作為的な催促があるからだと思います。


つまるところ、テストで良い点取りたきゃ生活面や内面から変えていかないとダメということです。その中に朝飯をちゃんと食うっていう項目があるだろうし、他にも、ティッシュとハンカチを持っているだとか、無遅刻だとか、給食を残さず食べるだとか、縦笛を使い終わったら必ずあのティッシュを挟める棒で掃除をするだとか、あらゆる項目も含まれなくてはいけないのです。

だから、「朝ごはんをちゃんと食べている子はテストで良い点が取れる」という統計と同時に、「縦笛を毎回使い終わったらティッシュを挟む棒で中をちゃんと掃除する子はテストで良い点が取れる」という統計も発表されるべきなのです。そしてあの棒を作っている業者さんはウハウハになれるのです。


ちなみにあの掃除棒、クリーニングロッドっていうらしいです。「状態異常を回復」っていう効果のありそうな、RPGででてきそうな杖みたいな名前ですね。

テレビが観られるようになった。

2009-01-26 10:48:26 | どーでもいいことつらつらと。
かつて、テレビの中には「ヒーロー」がいたという。




昨日、我が家でついにテレビが観られるようになった。実に4年ぶりくらいの文明開化だ。
勿論、アナログ放送。テレビが点いた瞬間、画面右上に植えつけられた「アナログ」の文字にオイルショック。

ああもう、自分の知っている番組なんてこれっぽっちもなくなってるんだろうなぁ。「その時歴史が動いた」も「ニュース23」も終わるっていうし、深夜の民放はお笑いばかりなのだろうか。ドラマは、マンガ原作がほとんどだろうなぁ。NHKで「Q.E.D」やるくらいだもんな。



戦後、町のちょっと裕福な家に観音開きの白黒テレビがやって来た時、それを見た人々はどんな思いだったのだろう。
テレビを点けると、そこにはヒーローがいた。
力道山が、アメリカの凶悪レスラーを次々となぎ倒していたという。戦争は負けたけれど、テレビの中では、日本は勝っていた。


今、僕らの観るテレビにヒーローっているのだろうか。僕は全く観ていなかったから、そのことは良く知らない。

「テレビ離れ」や「車離れ」が嘆かれているが、それは実は、ほんの50年ほど前以来今日までたまたま、「テレビ支え」「車支え」が持続していただけで、僕らはまた新しい支えを、各々の価値観で見出しているだけかもしれない。要は相対的な見方を変えるだけ。土日半額の看板を平日倍額と読み換えるようなもん。



2011年、予定通り本当に実施されるのか甚だ疑問の普及率だが、デジタル放送に完全移行される。そうなったらまた、僕はテレビが観られなくなるんだろうな。ていうか今もちゃんと観るのか定かじゃない。




ていうか誰か、面白い番組あったら教えてよ。

ファイアーエムブレムトラキア776

2009-01-23 02:54:37 | やっぱりゲーム。
何とかクリアまで漕ぎつけました。いやもうほんと、理不尽とリセットの連続ですわ。ワープの杖やレスキューの杖無しではクリア不可なんじゃないか、と思わせる章もいくつかあり、シリーズ最高の難易度と謳われるのも頷けます。本当に、つらすぎる。

今作をプレイする上で最も重要とされることは二つ。
まず、全部で12枚存在する聖戦士の書を、如何に活用するかで難易度が大きく振れ動きます。これを所持したキャラは大ダメージを受ける確率が減る上に、レベルアップ時の能力上昇が30%ほど上乗せされます。これがあるとないとでは大違いで、レベル1から丁寧に書を持たせて育てたキャラは、転職時にほぼ能力MAXになっています。
二つ目に、今作から新導入された担ぐや捕えるをどれだけ有効活用できるか、です。相手よりも自分の方が体格が大きければ捕えることができ、持っている武器やアイテムを強奪できるという、解放軍としては奇抜で素敵なこのシステム。これがゲームの核を成していて、貧乏リーフ軍はこうやって武器を集めないと先へ行くことすらできません。

システムやゲームバランスを総合的に見て、自分が今までやったシュミレーションRPGの中でもダントツに難しかったです。体格差を利用した担ぐや捕えるは、あまり魅力的なシステムではありませんでした。僕個人としては、ファイアーエムブレムは「4」がクセがあって最も好きです。ただあれは途中からバランスが破綻してしまうんですよね、計画的に進めてないと。


さて、以下には恒例の、ゲーム中で気になったキャラについて色々書いていきます。強かった奴面白かった奴等、適当につらつら並べているメモのようなものなので、糞暇だったら読んでみてください。


リーフ・・・・・・今回の主人公。当たり障りのない主人公です。プリンスに転職しても育ちが早く、あっという間にレベルMAX、書を持たせていればほぼ全ての能力がMAXに到達します。この子一人でもトラキアを統一できたんじゃないかとすら思えますね。疲労溜まらないし。

フィン・・・・・・リーフの側近で伝説の人らしいんだけど、イマイチ能力に目立った部分がない。彼は「4」にも登場していてこっちでは結構強く、しかも巧みに扱えばちゃっかり子供も作ったりしちゃうのだ。今作最大の痛点は、ラスト3ステージくらいが城内のため馬が入れず、彼らナイトは苦手な剣を振り回すしか能がなかったということです。彼をはじめほとんどのナイトが、ラスト全く役立たずでした。

サラ・・・・・・基本的に今作は、杖使いがどれだけ育っているかで難易度が決まってきます。中でも彼女は二回行動発動率が高く能力上昇も著しいので、最終的にとんでもない強さになってしまった。結局リーフはこの子と結ばれるものだと思ってたのだが、予想は外れました。

ラーラ・・・・・・貴重な踊り子兼盗人。踊りは行動済みキャラを復活させるという素敵な能力。盗むは体格が大きいキャラほど恩恵が高いので、基本体格の小さい女性陣ではあまり有効ではなかったです。

マチュア・・・・・・唯一の女マーシナリーだったということで一応紹介。自分の場合はあまり強くならなかったなぁ。

マリータ・・・・・・とにかくスキルをたくさん持っている奴が強い。彼女の持つスキルはまさに隙無し、囲まれようが何されようがザックザックと敵を刻んでいました。

マーティ・・・・・・初期値が低く、上がりやすい能力もHPと体格くらいなもので、酷く使いづらい印象のマーティ。ところがどっこい、丁寧に育ててみたら最終的にめちゃくちゃ強い斧使いに。ついでに弓も射るんだから使い勝手がいい。後はどれだけ弓レベルを上げられるかに懸かっているが、結局鉄弓しか使いこなせませんでした。

シャナム・・・・・・唯一「ねぎり」のスキルを持ったキャラ。彼で買い物をすると商品が5割引されます。ラスト3つくらい前のステージで、ドラクエでいう「ちからのたね」的な物を幾種か売ってくれる店が登場するのだが、彼でここを訪れれば、財布の許す限り能力UPをいとも簡単に済ますことが出来ます。彼はシリーズ中最も能力値が低いが、僕はここでHPを最大の80まで上げることに成功しました。全く無意味だったけど。

ゼーベイア・・・・・・仲間になる条件が恐ろしく難しかったおっさん。その甲斐あってか能力が高い。最初から弓も剣も斧も使いこなせるし、スキルも充実していて、相性の悪い魔法使い以外だったらほぼ安心して戦うことができます。ただ後半仲間になるため思い入れがないこと、髭の生え方が不自然だという点で僕は好きになれませんでした。

ガルザス・・・・・・ラスト直前に仲間になるのだが、「今までのキャラ育成は何だったの?」とコントローラーを投げつけたくなるくらい、能力値が際立って高い。能力的に勝っていたのは、彼の娘であるマリータくらいなもん。闘技場で精を出していた日々が無駄になった瞬間でした。

職業としては、ナイト系はラスト馬に乗れないので、闘技場でのお金稼ぎ程度にしか使えません。何といっても杖使いが貴重で、彼らなくしてクリアは達成されません。他に大事にしたい職は、魔法使い、ソードマスターくらいなもんです。後は各々所持しているスキル次第で是非が決まります。個人的に一番好きだったキャラは、安全地帯時代の玉置浩二に似ていたセイラムです。

僕のサガ

2009-01-22 12:16:00 | やっぱりゲーム。
スクウェア作品の中でも、「トムソーヤの冒険」と並んでアクの強い「SaGa」シリーズが、今年で生誕20周年を迎えるらしい。それを記念して、かつてゲームボーイで登場した「SaGa2」がDSから発売されるんだとか。「またリメイクかよ!」って気分でしてそのことはどうでもいいんですが、いやはやもう20年経ちますか。僕が最後にやったシリーズ「サガフロンティア」も、もう10年以上前に発売されています。ほんと年とったよなぁ。


今日は少しだけサガシリーズのお話をします。

サガといえばゲームボーイだろ、と思うおじさん方は多くいると思います。僕もその一人です。FFⅡにシステムが受け継がれる第一作目「魔界塔士SaGa」、成長システムをさらに洗練させた、僕の中ではサガシリーズ中最高の名作「SaGa2」、サガの中では恐らく、唯一成長システムではなくレベル制を採用した「SaGa3」。どれもやり応えのある作品で、まだ小学生だった僕はクリアするのに物凄く苦労した思い出があります。

携帯ゲーム機に限っていたサガが初めて据え置き機に登場したのが、ロマンシングサガシリーズ。通称ロマサガ。
これがね~すごいハマったんだよね。特にロマサガ2は学校でめっさ流行って、友達の家に集まって皆で頑張って攻略してたんだよな~。まだネットで攻略情報見られる時代じゃなかったしね。ていうか友達の家に集まってRPGやるとか、どんな神経してたんだ昔のガキってのは。
とにかくロマサガ2はたくさん思い出が詰まった作品。王位継承システムは後々の多くのゲームに影響を与えたと思います。ヴァルキリープロファイルや俺の屍を越えていけ、とかにね。まぁロマサガ自体も何かの影響を受けていたのだとは思いますが。

ちなみにロマサガ3は後期スーファミソフトで、その頃僕はあまりゲームをしていなかったので新作としてはプレイせず、大学生くらいになって初めて手に取りました。いや~これもこれで面白かった。これが後に出るサガフロンティアの布石になっていたんですね。

ということでサガフロンティア。サガシリーズで最後にやった新作です。まだまだプレステが発展途上だった頃で、まだドラクエ7も出ていなかったから、RPGはスクウェアの独壇場だった記憶があります。
サガフロンティアはサガシリーズの集大成といった印象があって、成長システムはもちろん、技のひらめきや仲間をたくさん加えられたり、合体技の派手さなどはサガらしさを大いに表現してくれたと思います。ただ、まぁ、当時のプレステ作品ではよく言われていたことだけれど、とにかくロードが長かったり、技のエフェクトにだらだらと待たされたりするのが苦痛でした。しかしそれを差し引いても良さは光っていたと思います。僕はFF7よりもこっちの方が好きでした。

以降のサガシリーズには手をつけたことがありません。正直なところスクウェアに見切りをつけていた自分がいたものですから。しかしいまだにSaGa2や3辺りは、久々にやりたいなーと思うことがしばしばです。ベッドの下でジャンプして「いってぇー!」とか言ってみたいものですね。分かる人は分かるはずだ。ああいう温かさが2Dゲームの醍醐味だったよなぁ。リアルを追求した今じゃ到底不自然でできないわ。


誰もが認める名作、というものはありませんが、ファンの期待を裏切らない(サガフロンティアより後は知らんよ)安定した楽しさを提供してくれたサガ。FFやドラクエといった王道よりも、ちょっとクセのある作品ばかりを影でこそこそ応援するのは、ひねくれた僕の悲しい性です。

駅前は 空のタクシー 渋滞中

2009-01-21 10:49:47 | どーでもいいことつらつらと。
不況だ何だと騒がれていて、最近のニュースでたまに見かけるのが、「○○会社、社員に自社製品を購入するよう指示」みたいなやつ。経済のことはよく知らんが、これって本末転倒というか、あまりにもお粗末で無意味なことではないのでしょうか?

僕が小学生の時の話。あまりにも貧乏で、小遣いもロクになかったから、家の手伝いをしてお金を稼ごうと思い立ちました。買い物を手伝ったりして、毎回100円くらいの駄賃をいただき、「ああこれで少しは家族のためになっている」などと一人ほっと息をついたわけですが、後になって、よくよく考えてみりゃ全く家計の足しになってなかったことに気付いたのです。だって結局は「我が家」というカンパニーの中をお金が移動しただけで、総資産的にはプラスにもマイナスにも動いていないのですから。ていうかむしろ自分の金の使い道なんてうまい棒の納豆味くらいだから、家族的にはマイナスの面が強かったかもしれない。


冒頭に挙げたソースはこれと同じなんじゃないの? と思うわけですが、いやはや皆様はどう思われるでしょか。
確かに社員だろうが誰だろうが、自社の製品を買えば何かしらの売り上げランキングなどで上位をマークしたりするのでしょうが、「いやこれって結局社員が買ったおかげだしねぇ」とうしろゆびを指されちゃえば、自分で埋めた地雷を踏みにいったようなものになってしまいます。


景気というのは風評や噂に左右されることが多いといいます。いつもよりも赤字の企業が多かったら、全体的に不況という印象が強まり、個人の財布の紐も緩くなり、徒歩を優先する人が増えタクシー利用客は減るという結果になるらしい。風が吹かない限り桶屋は儲からない、という逆説的なものでしょうか。全然違いますね。


でも実際にはそこまで不況の影響を受けている個人って少ないと思います。知り合いの、僕なんかよりも数倍経済にお詳しい方の話によれば、「最上層と最下層だけに影響が出ているに過ぎない」そうです。間に挟まれた中間層は翻弄されているだけなのかもしれないですね。


よくわかりませんが、不景気不景気と嘆くよりも、「うわ値上がりしまくりの最近なのに、ガリガリ君やうまい棒値段変わってねぇよ!」と大したことじゃないことに大騒ぎして、印象だけでもプラスに働く単細胞が絶対勝ち組だと思うわけなのです。

確定申告

2009-01-20 11:21:31 | どーでもいいことつらつらと。
面倒なことに、フリーな生き方をしている人は確定申告をしなければならないらしい。社会のことはよくわからん。

毎月いただける給料、恐ろしいくらい税金が引かれていてげんなりしていたのですが、申告さえすればほぼ全額が戻ってくる様子。これは嬉しいボーナスですね。


これを機会に色々と勉強しなくちゃいけないなーと思っております。先日開催されたセンター試験を自分で解いてみる作業もしなければなんだけど、とりあえず今日は頭痛がするので仕事まで休養です。

欲しがりません、克つまでは

2009-01-16 11:00:02 | どーでもいいことつらつらと。
さていよいよ明日はセンター試験ですね。毎年なぜか雪に見舞われるセンターですが、今のところ予報では晴れとなっています。


テストのあの独特の雰囲気はたまりませんね。センターなんかは特に、受験者皆が目に炎を揺らめかせているようで、こちらも見ていて応援したくなります。


僕もテストの雰囲気を味わいたくて、今度数検1級を受けてみようと思います。範囲は大学数学レベル。お試しというわけではありませんが、この前、東大の編入試験の過去問を解いてみたところ、いや難しいったらありゃしない。これはちょいとやっかいなことになりそうです。


ちなみに合格率は5%以下。全く受かる気がしねぇ。

ま、お互い頑張っていきませう。

ドリームパスポート

2009-01-14 11:03:46 | 僕の好きなお馬さん
基本的に、フジキセキの子供が好きだ。SS系の血を余すところなく汲んだ様な馬体ときらびやかな光沢、他馬を寄せ付けない勢いある勝負根性、先頭でゴールを突き抜けたときの快感といったらない。

フジキセキ産駒で好きな子はたくさんいますが、まずはドリームパスポート、愛称ドリパスについて書きます。


ドリパスが産まれたのはあの無敗の三冠馬ディープインパクトの翌年。というわけでドリパスの世代は最初、ディープ人気のおかげで陰っている部分も強かったです。だがしかし、蓋を開けてみると、ドリパスとメイショウサムソンの2頭を筆頭にした群雄割拠の世代で、見ている側は非常に熱狂したものです。

G1の勝ちはなかったものの、サムソンに何度も先着し、ジャパンカップではディープの2着という偉業。しかし4歳戦からは怪我に泣いて思ったような成績を上げられず。それでも人気していたというのは、やっぱファン多かったんだよなーこの子。

かくいう僕もファンの一人で、3歳時はほとんどドリパスから流して買っていました。忘れられないのは菊花賞で、僕はドリパスと、武豊が大逃げ宣言のアドマイヤメインから3連複で手広く買ったのですが、結果その二頭が2着3着したのはいいものの、最後の直線で恐ろしい脚で伸びてきた武幸四郎とソングオブウィンドがレコード勝ち。今時流行らない大逃げ大捲りのレースで、武兄弟にしてやられたなと競馬場で跪いたのを覚えています。


いや、強いと思うんですよ正直。ファンは否が応でも魅せられたのですから。




そんなドリパスも去年で引退してしまいました。引退後は勿論種牡馬・・・・・・と思っていたら、なんと乗馬ということになってしまいました。なんでさ!?
血統背景が宜しくないことは重々承知しているが、ファンの夢を走らせるってのも競馬の醍醐味ってもんじゃないのかしらん。1年くらい種付けさせてくれても・・・・・・やっぱ受け皿がないのかねぇ。

父フジキセキ、母の父トニービン。十分楽しめる血統だと思うんだけどなぁ。


いつかドリパスの仔が走る日が来るのを楽しみにしていたのに。ディープ、サムソン、ムーン、ウォッカ、スカーレット。強豪の時代を駆け抜け続けた無冠の人気者、ドリームパスポート。今はただお疲れ様。長生きしちゃってくださいな。



ドリパスの母グレースランドが一昨年出した仔はドリパスの全弟。この仔が出走したらとことん追いかけてやろうと思います。夢への通行書は次なる世代へと受け継がれます。